★ウイキョウの黄色い花

ウイキョウ
   まるで黄色い線香花火。背景はラベンダーの紫
         ウイキョウというよりも最近はフェンネルの名で知られてきたハーブです。


ウイキョウは茴香と書きます。草カンムリに回、見たことのない漢字ですね。
西域(西アジア)の住民をウイグル族といい、その宗教(イスラム)を回教といいますから、古い時代に西域から中国に伝えられた香草――ウイキョウとはそういう名前でした。

ギリシャ神話では、火の起源にウイキョウが登場します。
動物と同じような暮らしをしていた人類を憐れんだ巨神族のプロメテウスがゼウスの目を盗んで人類に火を与えたとされています。
プロメテウスはその時、ウイキョウの茎に太陽の火を移し取って、地上に持って来ました。

以来、火を手に入れた人類は文明を築いて進歩し、プロメテウスはゼウスから永遠の罰を受け続けているといいます。

ウイキョウとはどんな植物なのか、子どものころからずっと気になっていました。
いすみ市に居を構えてから農産物直販所でフェンネルの苗を見つけたときはびっくりして迷わず購入しました。

ではウイキョウの茎に火を移して運ぶことは可能なのでしょうか?
おそらく古代ギリシャでは、乾燥したウイキョウの茎葉を火おこしの際に利用していたのでしょう。
乾燥すればキビガラみたいになって火が移りやすい。

日本ではガマの穂綿、チガヤの穂、ヨモギの毛、乾燥したワラなどが火おこしに利用されました。

フレッシュで柔らかな茎葉は煮魚、焼き魚の際に利用するハーブです。
種にも芳香があり、マリネ、ピクルスなどの香りづけにも利用されますが、使う習慣がないと利用しづらいものです。
まずはカレーの香りづけ利用が簡単でしゃれています。


  
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