★マツカサウオはまるで置物のように飾ることができる

マツカサウオ
     頑丈な一対の腹びれが支えとなり、垂直に置けば倒れない

大原の漁師工房 拓さんちで、毎朝、イセエビ定置網の藻屑取りを手伝っています。
作業が終われば簡単な朝食となり、網にかかった魚介類がお土産になります。

この日は初めて見るピラニアみたいな魚をゲットしました。
淡黄色の小型の魚でウロコがやけに目立ちます。
ウロコの網目模様が松ぼっくり(松かさ)に似ているため、マツカサウオ。

このうろこが並外れて頑丈で、背びれ、腹びれは強力な数本の槍になって武装しています。
刺身にするとおいしいらしいよ、と拓さんは言いますが、可食部分はどうみてもわずかしかありません。
通常は面倒なので捨てられるようです。

ゲットしたの良いけれど、出刃包丁だって歯が立ちません。
刺身にするのはあきらめて、トタン板を切る大型の金切はさみでぶつ切りにしました。

内臓ごと水から煮出して味噌を溶き、ワケギを散らせば完成。
おそらく肝臓からだと思いますが結構な脂分がでました。
油揚げが入っているのかと思うほどで、ややしつこく感じました。
白身の魚で味も食感もマイルドでおいしい。
ワタリガニの身のような感じもします。

マツカサ味噌汁マツカサ焼き物
            味噌汁                     焼き魚
もう1尾は丸ごと焼き魚にしました。
焼くとウロコはややもろくなり、身離れも良く、食べやすい。
柔らかい白身はふっくらとして、鯛の身のような甘さと上品さがありました。

味の方は確かに一級品ですが、なにせ小さくて食べる部分が少ない。
おまけに包丁で調理するのは、わたしの腕では困難。
今度ゲットしたら、乾燥させて 魔よけの置物にする方が良いかもしれません。


 
 
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