★いすみの里山はワンダーランド

カゴノキ
     特徴的な木肌から カゴノキ と命名されている

いすみ薪ネットの伊藤さんから 新緑のいすみの山の樹木観察会の案内が届き、喜んで参加しました。
薪ネットでは火持ちが良くて高温になる薪を求めて、山を歩き回り、山の樹木に特に詳しい人たちです。

車で30分ほどのその地区では、杉や檜が植林されていましたが、もう何十年も手入れされた様子はありません。
戦後、はげ山に植林が奨励されたのに、木材の輸入自由化が決定され、海外の格安木材に押されて放置されました。
TPPが発効すると未来はどうなるか、山林の事例が証明しているような地域です。

山野は放置されると自然が急速に回復してくるようです。
ジャングルのような道なき道を、薪ネットのメンバーが道を開いてくれました。
それでも結構なヤブ道で 難儀しました。

そして画像のような自生のカゴノキ を何カ所かで見かけました。
カゴノキ とはカゴでも編む木かと思いきや、カゴは漢字で鹿児 と書き、鹿の子(カノコ)模様の木肌の木 という意味だそうです。

このようなドット模様の木肌は都会人には 街路樹のプラタナス(鈴懸)がなじみです。
しかしプラタナスは外来種。
復活した10m~20mの雑木の中で、すっくっと伸びるカゴノキを見ると 昔から日本にはこんな木があったんだなぁ、と何か感激します。

足元の草花を見ると、すでに花の時期は終わっていましたが、タマノカンアオイ、アツモリソウ、フデリンドウ、野生ランの仲間ではコクラン、キンラン、ギンランなどが発見できました。
いすみの山ってすごいですね。まるでワンダーランド。
絶滅危惧種が人知れずあっちの山にも、こっちの山にも生き延びています。

画像はこことは別の某地区で咲いていたキンランとギンラン。
 kinnrann2.jpgginnrann2.jpg
 


 
 
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