★いすみのサトウキビ

糖蜜
        「いすみさとうきび 糖蜜」 とシールにあります。

いすみ市でサトウキビを育てているグループがあります。
「おもてなしの会」という名前で、港の朝市の出店する常連です。

その有力メンバー・ヨード温泉のガジュマルさんの家によったら、圧搾機でサトウキビを絞って汁を抽出している真っ最中でした。

サトウキビはすごく茎が固いので、シロウトが茎から甘い汁を抽出するのは簡単なことではありません。
20cmぐらいに切断した茎をかじって、ペロペロするぐらいが関の山でしょう。

おもてなしの会ではサトウキビを休耕地などに植えて普及しようと活動しています。
収穫の時は小学生たちと一緒で楽しいイベントのようです。

切り茎を寝かせて軽く土に埋めれば発根して成長するとかで、その普及のお手伝いをしたことがあり、ガジュマルさんとも親しくなりました。

圧搾機は縦横高さとも40cmぐらいでしょうか、手動で、筋がついた二つのローラーの間に挟んで回すと、茎はバラバラぺしゃんこになり、汁がしたたり落ちます。
これを大きな鍋で受けているところでした。

搾りかすの残骸にもまだ糖分がしっかり残っていますが、さらに抽出することはせず、優秀なたい肥として利用するようです。

お鍋に受けた汁を煮詰めるとねっとりした糖蜜になります。
これを ninox の高級パッケージに入れてシールを貼り、スプーンをつけて朝市で販売しています。

おもてなしの会の面々は多才な人が多く、
朝市ではサトウキビの他に、サメの唐揚げや、イワシの押し寿司など、地元ならでは食品も扱っています。
地元を活性化させるために頑張っているグループで、そういう活動自体を楽しんでいるようにお見受けします。

さて、画像の糖蜜を味見してみました。
粘度は蜂蜜程度でしょうか。蜂蜜同様にしっかりと糸を引きます。
味はというと、文字通り味わい深い。
信玄餅の糖蜜、葛餅の糖蜜、あん蜜の糖蜜、そのどれとも微妙に異なります。

精製した白砂糖とは違って、あらゆるものが溶け込んでいますから見た目も真っ黒け。
そのミネラルやら何やらが複雑な味を醸し出しているのでしょう。
ワイルドで健康的な甘さ――そんな感じです。

沖縄に行かなくとも、いすみ市でサトウキビの糖蜜が手に入るだなんて、得した気分です。
産直店にはおいてないので、大原漁港、港の朝市でご購入ください。


 
 
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