★竹林整備・竹の利用法

チッパー
           市から借りた自走式竹粉砕機(チッパー)

里山の会では荒れた竹林の整備を(能力の範囲内で)月に1,2回行ってきました。
先週は画像の竹チッパーを借りて、根元から伐採した長さ20m近い竹を粉砕してチップにしました。

かなり高性能な機械で、数本の竹を一度に処理できます。
竹を突っ込むと棘付き歯車が回転して竹をグングン引き込んでプレスし、奥にある2枚の刃が高速回転してチップに切断する仕掛けのようです。

したがって竹をセットするまでが人力で、後は自動ですから楽です。 
キャタピラが付いて前後左右に移動できるので、伐採した竹をチッパーまで運び込むのではなく、伐採して積み上げた場所まで移動して粉砕することができる点も優れものです。

葉がついていてもいなくとも、根元からでも先端からでもチッパーにセットすれば、ガガガガーっと粉砕してブロアからすごい勢いでチップが飛び出してきます。

今回は画像なように手作り木枠にビニール袋をセットしてチップを回収しましたが、ブロアの位置から考えると、軽トラを横付けして荷台にチップが積みあがるようにするのが良いかなと思いました。

竹チップの利用法は、竹林にそのまま撒いてしまうのが一番楽な方法ですが、
家庭菜園のマルチ材として使っている人もいます。
雑草防止になり、地面が固くなるのを防ぎ、地面に接した部分から徐々にたい肥として機能する点が優れています。

そのままビニール袋に入れて空気を抜いて閉じ、嫌気発酵させれば乳酸菌発酵が進み、1か月もすればワインのような香りがする肥料になると『現代農業』に書いてありました。

竹粉たい肥、竹チップたい肥は鶏糞あるいは牛糞と混ぜ合わせて発酵たい肥にするのが普通で、数か月かかりますが、その間60℃ぐらいの発酵熱が出るそうです。

今回、わたしがとった方法は、ヌカ、砂糖、てんぷら廃油を加えて混ぜ合わせ、ビニール袋に入れて保存しました。
これは何有荘で生ごみたい肥を作る方法と同じ方法です。さて、どうなることか。1か月後が楽しみです。
    チップ肥料

竹チップより細かい竹紛(竹パウダー)を作る市販の機械は100万円レベルで、到底個人では買えません。市でも購入していません。
それで里山会員が『現代農業』を参考に手作りした機械があります。
確かに立派なパウダーが回収できましたが、かなり手間暇がかかります。

何といっても一番手間暇がかからない竹の処理方法は焼却処分です。
その時、白い灰になるまで燃やし尽くさないで水をかければ、竹炭・竹の消し炭が回収できます。

竹炭は木炭や活性炭よりも目が細かいので、畑や水田に撒けばバクテリアの良い住みかとなる優秀な農業資材です。
もちろん、脱臭効果も抜群ですから冷蔵庫や靴箱に入れておくのも良いでしょう。
竹作業日の翌日にでも、焼却跡地から竹炭を回収するのは早い者順です。
        消し炭

竹を炭にするということは炭酸ガスの固定化ですから、地球環境にも良いという話を聞きました。
どうやら荒れた竹林を整備することは一石何鳥にもなる有意義なことらしい。
楽しみながら、ボチボチ仕事することにしましょう。


 
 
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