★お年玉は打出の小づち

打ち出の小づち
    本当はカラスウリの小さな実です

秋の山野で光り輝く朱色の実はカラスウリ。
とてもよく目立ちます。

その熟した実や枯れて薄茶色になった実を割ると中から小さな実がたくさん出てきます。
ヌルヌルしていますから、それを洗い流して乾燥させたものが画像です。

ちょっと見にはカマキリの頭でしょうか。
チョコレートで作った 結び文 のようにも見えます。
初めて見れば、これが植物の種だとさえ気づかないでしょう。
これを 打出の小づち と見た昔の人は想像力が豊かだと感心します。

打出の小づちとは、これを振ると欲しいものが次々に出てくるという魔法のアイテム。
七福神の大黒天様が右手に持っていますね。
これを財布に忍ばせておけばお金に不自由しないと信じられてきました。

正月には親族が集まり楽しい時間を過ごしました。
お土産に持たせたのがこの打出の小づち。
うれしかったか、迷惑だったか、ま、正月の余興です。

***** 余分な話

カラスが食べるから カラスウリ という名ではありません。
カラスだって食べないで いつまでもぶら下がっています。

人間様の食糧にはならない――という意味合いでカラスの名を冠します。
それが小さい種類になるとスズメの名が冠せられます。

  スズメウリ-――カラスウリ
  スズメノテッポウ―――カラスノテッポウ
  スズメノエンドウ―――カラスノエンドウ
  スズメノカタビラ―――カラスノカタビラ

似たような植物を大小で区別する際に用いられるようです。
セットにして覚えると 雑草だって覚えやすい。
 
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