★正月準備、松飾り

松1

  今年は青竹左右1本に飾ってみました

『古事記』によれば太古の昔は岩も草木も言葉を話したといいます。
鶴や亀、ネコやキツネだって、年老いた動物は特別な能力を持つとつい最近まで信じられてきました。
年月を経た巨木は現代でもご神木として尊敬の対象になり、巨木に触れるとなぜか安心感に包まれます。

そういう日本的な伝統の中で、常緑である松は特別な地位を占めてきました。
常緑であることから永遠、常盤の象徴であり、松は祀る・待つに通じます

幽玄の芸能である能の舞台背景は必ず老松が描かれています。
若い松は若松様と呼ばれ、生命力の象徴とされました。
花札1月は若松の図柄で、おめでたいことのシンボルであります。
陸前高田の 奇跡の一本松 は、松だからこそ余計人々の特別な共感を呼んだのでしょう。

門松は年神様を招くための装飾で、どうぞここからいらしてください、お待ちしておりました―――という意味が込められています。
基本は松ですから、簡略した門松は若松の枝1本でもよろしい。
そこに藁で作った輪を飾り,紙垂(シデ)を付ければ、敷地内は清浄・神聖な空間となり、神様を迎えるのにふさわしい。

竹笹も常緑で、神聖な植物とされました。
七夕様や地鎮祭には不可欠ですし、年末の大掃除は寺社では竹笹を使います。
門松に竹笹をも使うことは江戸時代から一般的になりました。

今回、里山から孟宗竹を切り出し、180cmを2本そろえて一対としました。
その中ほどに小さな穴をあけ、購入した若松と輪飾りをつけました。
少し豪華にと近所の熊笹とナンテンも添えてみました。

ナンテンも 難を転じる として正月用のおめでたい植物です。
赤と緑のクリスマスカラーはお正月にも似合います。

松飾りの上記画像は28日。本日は29日で、29日に飾るのは嫌がられました。
29が 二重苦 と読めるからで、29日の松は 二重苦を待つ みたいだから。

それで頑張って28日にセットしましたが、29はもともと駄じゃれの語呂合わせ。
単なる縁起担ぎですから、昨今は気にしない人が増えました。
気にしないで良いと思います。

さて正月には親族がおおぜい集まります。
これからの二日間、お節の準備で大忙しとなります。
とりあえず、わたしが担当の栗きんとんはできあがって冷蔵庫に収まりました。
買い物にも行かなくちゃいけないし、道路もスーパーも大混雑です。


 
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