★秋になればエゴの木の実が鈴なりに

エゴの実
     かわいい実が文字通り鈴のようにぶら下がる

エゴの花は5月の連休の頃が盛りでしょうか。
長い花軸の先に真っ白な花が咲き、どれも下向きですから見る人を楽しませてくれました。

夏になるとサクランボのような大きさ・形の緑の実がたくさんできます。
夏休みになれば、昔のワルガキたちはこの実を石ですりつぶし、小川に大量にばらまき、
フナやドジョウ、場合によってはナマズなどの大物も獲って喜んだものでした。

つまり実には魚の神経を麻痺させる毒があります。
そんな実だから、口に含めば苦い、えぐい。
だからエグイ木で、エゴノキという名前になったのだとか。

エゴの実の毒性の正体は「サポニン」。
これには界面活性作用があり、つぶした実を入れた液体はよく泡立ちます。
シャボン玉のシャボンとは石鹸のこと。
サポニンとは語源が同じですから、泡立つのは当たり前。

乾燥大豆を煮るとよく泡立ちますね。大豆にもサポニンが含まれているからです。
だからサポリンを含む生大豆・乾燥大豆はそのままでは食べられません。
サポニンを煮出して抜く、つまりアクを除くことによって、食べられる大豆に変化します。

ムクロジの木の実もサポニンを多く含んでいます。
そのムクロジの実を洗剤として売っている若い人に房総スターマーケットで出会ったことがあります。
自然の恵みを現代の生活に活かそうとする姿勢に好感が持てました。
ムクロジもエゴの木の実も昔は石鹸代わりに使われていたことは、ほぼ忘れ去らていますが がんばっていました。

エゴの実は秋になると緑の実は白みが増し、画像のようになります
ゴーヤが稔ると苦みが減るように、エゴの実も熟すとエグ味が減ります。
すると、この実を愛するヒガラなどの小鳥が集まって来るそうですが、その場面はまだ見たことはありません。
今秋はその様子を注深く観察してみることにしましょう


 
 
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