★やっと見つけたガガイモの花

ガガイモ
     太東崎灯台への道にて。ヘクソカズラと似た環境で育つツル性植物。

ガガイモってどんな植物だかご存知ですか?
小学生の時に出雲神話の話を読んでから、どんなものかと興味を抱き、それから半世紀ぶりに出会えました。
出会ったのはいつもの太東埼灯台への道。
毎年、見ていたはずなのに気づかないものですねぇ。

出雲神話のスーパースター、オオナムチ(大穴牟遅=大国主)にはスクナヒコナ((少彦名)という相棒がいました。
ガガイモの種の殻を船として海から現れ、オオナムチと共に国土を整え、やがて粟(アワ)の葉に乗り、その葉にはじかれて常世国(トコヨノクニ)に去って行ったという神様です。

つまり大変小さな神様ですが、各地で難病退治・医薬の神様あるいはお酒の神様、温泉の神様として知られています。

オオナムチはこの小さな神様と初めて出合った時、スクナヒコナが名前を名乗らなかったので、だれかこの神様の名前を知らぬかと周囲にたずねました。
するとヒキガエルが田んぼのカカシなら知っているでしょうと答え、カカシはカミムスビの子でスクナヒコナだと教えます。

その後、この二柱の神様は意気投合して義兄弟になり、国土の形成と国家の経営に尽力し、オオナムチはその功により、大国主という称号を与えられます。
天皇家のご先祖たちが倭国を統一する前の神話です。

スクナヒコナは途中で常世に去ってしまったので、今ではさほどメジャーな神様ではありませんが、全国的に信仰されていた形跡が各地の風土記や民話に残されています。

そのスクナヒコナが乗ってきたというガガイモの船とはどんなものなのか。
一寸法師が乗っていたお椀の船より小さな船だったことは想像できます。

それを見てみたいと思って半世紀。
ようやく花を見つけました。
この雑草地帯が草刈り機で刈られなければ この秋には実が稔り、殻が割れて ガガイモの船を見ることができるでしょう。
それが楽しみです。


 
 
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