★ツバメ、一族そろって休憩中

つばめ
     大正堰はツバメの狩場。ただ今ちょっと休憩中

巣立った若鳥と親鳥が一族そろってなんでしょうね。2~30羽も集まってきて大正堰の上を飛び回っています。
佐々木小次郎のツバメ返しをほうふつとさせる猛スピードで走り、旋回します。
あんなにスピードを出さなくとも良いだろうにと思いますが、そういう鳥なんだからしょうがない。
一説によると、通常飛行速度は40km/h前後。最高速度は200km/hにもなるのだとか。

それぞれの巣は別々にあっても、どうやら集合場所が決まっているらしい。
飯縄寺近くの交差点にたむろしている場合と、大正堰近くにたむろしている時とがあります。
電線にみんなで止まっている時は、グジュグジュグジュと大声でおしゃべりしていることがあります。
きっと小鳥もあんな鳴き声であってもコミュニケーションが取れているのでしょう。
何を話しているのだか…。

*燕(つばくらめ、つばめ)の子安貝
ツバメは古代中国の時代から安産の象徴とされてきました。年に一度訪れて、人家の軒先でかいがいしく子育てするからでしょうか。
一方、子安貝とはタカラガイのこと。
その形状は表から見ると光り輝く丸い玉子型。裏から見ると縦にギザギザの割れ目が入り、女性性器に似ているので妊娠・安産のお守り。

漢字の由来語源を調べると財貨を示す漢字には貝の文字が含まれ、古代中国ではタカラガイが通貨の役目を果たしていたのだそうです。
南方系の貝ですから、北方に位置する古代中国では貴重品だったことで、通貨・財宝として扱われたのでしょう。

南方系のツバメが卵を産む時、まれに卵に混じってタカラガイを産むと信じられました。
竹取物語でかぐや姫が言い寄る中納言石上麻呂足(いそのかみまろたり)に出した難題が「つばくらめの持たる子安の貝」 でした。

麻呂足は巣の中の子安貝を掴んだと思った瞬間に吊り下げられた籠から転落して重傷を負います。
しかもそれは子安貝ではなく、ツバメの糞でした。麻呂足は意気消沈してまもなく亡くなります。

竹取物語ではそうなっていますが、巣の中に糞があったとは信じられない話です。
親鳥はヒナの糞をくわえて巣の外に捨てて 巣の清潔さを保ちます。巣が清潔でなければヒナは育ちません。
竹取物語は好きな物語ですが、糞を掴んだという点がリアルでなく、ストーリー展開上、その点が惜しまれます。


 
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