★米麹で本醸造味醂を作ろう

味醂材料
<材料>は左から ①もち米3合 ②米麹5~600g  ③35度焼酎900cc(梅酒用)

<本醸造味醂の作り方>
【前日準備】
 ①もち米を優しく洗い、2~3倍の水に一晩漬ける。(7~8時間)

【当日の仕事】
 ②もち米をザルにあげ、表面が乾くまで2時間程度空気にさらす。
 ③ゼロ活力鍋で5分蒸す。普通の蒸し器ならば40分。
   蒸し器がなければ炊飯器のおこわ機能で炊く。
   おこわ機能がなければ、白米の目盛りで2合半ちょいの水で炊く。
   でも、昔ながらの蒸す方法が一番作業がしやすく、出来も良い。
 ④蒸米の粗熱がやや取れたら、梅酒用4 ℓ ビンに軽くほぐしながら入れる。
 ⑤焼酎900ccをビンに入れる。
 ⑥ビンの中の温度が40度程度を確認して、米麹をほぐして入れてよくかき混ぜる。
  米麹はもちろん市販の「みやこ〇〇」など乾燥麹でもOK。
 ⑦焼酎が不足している気がするが気にしない。密閉して仕込み完了。
  そのうち水分がにじみ出て、ちょうどよくなります。
 ⑧ホコリ除けにビニール袋でもかぶせておく。3~6カ月で出来上がり
  仕上げまでそのまま放置しておけば良いが、時々ビンを揺すってやればなお良い。

出来上がりは市販品よりずっと色が濃い。
昔は正月に、屠蘇散に味醂を注いで飲み回し、一家の繁栄を祈ったものでした。
味醂を漉した残りカスが、とても素敵な自家製味醂粕です。
味醂には食塩2%を加えないと酒税法違反になるのだとか。

手指や道具類、ビンはフタも含めて煮沸消毒かアルコール消毒を丁寧にしておきましょう。
焼酎で消毒しても良い。焼酎消毒の方が簡単ですね。

焼酎のアルコール成分は消毒作用があります。
だからビンの中の米麹はまもなく死滅する運命で、後は麹に含まれる酵素がもち米を糖化分解して味醂になります。

しかし、味醂は単に砂糖+アルコールの甘味アルコール液ではありません。
日本が発明した奇跡の調味料で、素材にからみつくという性質があるので、素材をふっくら仕上げ、照りを出し、汁の粘度を上げます。
アミノ酸もたっぷりで、日本の煮物やそばつゆには不可欠な調味料です。

現代では材料が簡単に入手でき、しかも製造工程は混ぜるだけ。すごく簡単ですから、手作り味醂は自給自足の第1歩。
味醂の手作りにチャレンジし、気分的に豊かな生活をしてみませんか。



 
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

No title

あめりさん、こんにちは。
返事が遅くなりました。ここ数日、のどが痛く、夜もよく寝られず、昼間はウトウト。
手作り仕事が広まればいいな、と思ってアップしているので、うちもやっているよ、という便りを聞くとうれしくなります。
そんなに難しくないし、余分な化学調味料や添加物はなし。
安全だし、おいしいし。
どうぞ今後ともよろしくお願いします。

私も急がなくっちゃ!

カユウソウさんの手作り仕事のお話を読ませていただく度に、やらなくちゃと思いながら後回しになっている事をバタバタ準備しております。手作りみりんは本当においしいです。もう味醂も仕込まなければおせちに間に合わないですね。我が家も柿酢、味噌、味醂はがんばって手作りしています。味醂を絞ったみりん粕に魚の切り身漬けると絶品です。今梅をやっと漬けました。 最近いすみ市の事がテレビでよく出てきます。カユウソウさんのところだわ。と知っているところのような気にかってになっております。すみません。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

> 紙風船さん、こんにちは。
> 文章の雰囲気、--文体が気に入ったとのこと、ありがとうございます。
> 文書を書くのは、いや、話すことだって難しいと思うことがあります。
> そんなつもりじゃなかったのに、すっかり誤解されてしまって、
> 訂正すると、いまさら言い訳していると誤解がさらに積み重なったりして…
>
> それはこちら側にも同じことが言えます。
> Aさんの言った言葉を、こちら勝手に解釈して反応したら、Aさんは変な顔をしていました。
> それがずっと気にかかっていたのですが、何年かして、ようやくAさんの言葉の本当の意味がわかったことがあります。
> でも、もうAさんは遠いところへ行ってしまい、誤解を解く手立てはありません。
>
> 泥沼にはまり込んでいることも、客観的に文章にしてみると、整理がつくことがあります。
> 作家という人たちは、きっとその怒りや悲しみや、驚きを架空の話だとして小説などにしているのでしょう。
>
> それが読者の共感を呼ぶのは、心の動きが順序良く、生き生きと描かれているからでしょう。
> 独りよがりの文章が連なっていたり、チョー、ウレシイみたいな表現ならば読者はあきれて、離れていきます。
>
> コメントを書き、[ □管理者だけに表示を許可する] の□にチェックを入れれば、紙風船さんの文章は一般公開されません。
> 悩み事相談などしたことはありませんし、そのようなことができるわけもありませんが、ともかく一応は文章にしてみることをお勧めします。
> そして、正しい解答など期待しないことです。
>
> 心の中に灯をともすのは自分自身なのです。