★ヘビイチゴローション

ヘビイチゴヘビイチゴローション

赤い実が美しく、おいしそうなヘビイチゴだけれど、毒があるから触るなだのと嫌われています。
確かに食べてもおいしくないけれど、毒などありません。

でも、この実が「虫刺されの特効薬」になるのです。
蚊やアブ、蜂、アリなどこの季節は嫌な虫が多い。
その季節にはヘビイチゴが実って虫刺されの特効薬になるのですから、自然はうまくめぐり合わせるようにできているもんだと感心します。

ヘビイチゴローションの作り方は簡単です。
  1.密閉できるビンに摘んだヘビイチゴ洗わずに入れる。
   洗った場合はよく水分とって乾かしてから
  2.35°の焼酎をヘビイチゴが隠れるほど入れてフタをして約1か月。
   イチゴが脱色し、茶色っぽい液体になればOKです。
  3.常温で1年間保存できます。
    ビンの中のイチゴは捨ててもそのままでもOKです。

使い方も簡単で、塗って塗ってまた塗って。
かゆみがスーッと抜け、しつこい腫れや肌荒れにも効果があります。
もともとは 独楽子 さんから教えていただき、それから毎年作って重宝しています。


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         播州小旅行(5)堲岡(はにおか)の里
日枝神社
            兵庫県神崎郡神河町比延(ヒエ)に鎮座している日吉(ヒエ)神社

日吉神社の本社は滋賀県琵琶湖のほとり。別名、日枝神社、山王神社、山王権現。
天智天皇の近江京の鎮守とされ、比叡山延暦寺と一体となって栄え、お使い番が猿なので秀吉に愛され、江戸城だってその鎮守は山王神社でした。

画像のように入母屋造りの屋根にシャチホコがあり、まるで立派な天守閣のような姿です。
シャチがあるかどうかは別として、入母屋という神社らしからぬ屋根が日枝神社の一般的な形式のようです。

この神社の裏手の山の中腹に巨岩があり、しめ縄が張られています。
播磨地方は巨石信仰が多く、おそらくその起源は縄文時代にさかのぼるのでしょうが、巨石信仰が薄れてくると、なぜその大岩が信仰されて来たのか不明となり、次のような神話が生まれました。

(播磨国風土記)
―――むかし、「大汝命(オオナムチノミコト=大国主命)と小比古尼命(スクナヒコナノミコト=恵比寿様)の二柱の神様が、大量の粘土を背負って運ぶのと、便意を我慢して歩くのとどちらがつらいかの我慢比べをしました。
オオナムチが負けて大便をもらすと、すぐさまスクナヒコナが粘土を放り出し、二人で大笑いしました。
粘土は固まって岡になったので、この地を堲岡(ハニオカ)といいます。
その時に、飛び散った便や粘土の一部が大岩になって残っています。―――

ハニとは、埴輪のハニで、粘土のことです。
関東では赤羽が関東ローム層のネチャクチャの粘土質だったので赤羽(アカハニ→アカバネ)。
粘土質の田んぼなので羽田(ハニダ→ナネダ)と名付けられています。

ここには朝廷公認の『古事記』『日本書紀』とは異なった神話の世界があります。
庶民の間で伝えられた神話では、多くの場合、日本の国土を造ったのはオオナムチとスクナヒコナのデコボココンビでした。

千葉の田舎から播磨のこんなおもしろい地域・ハニオカを探し出すのはまず不可能。
地元のHさんご夫妻のお世話で、貴重な場所にご案内いただきました。


 
 
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