★いすみ市はハチクの季節です

ハチク
       孟宗竹よりずっと細い

タケノコを思う存分賞味した後だと、有り難味は薄くなりますが、
ハチクのタケノコは薄味で上品、クセがなくアク抜きも不要。
孟宗竹のタケノコとはひと味異なったタケノコ料理を楽しめます。
食べ方はモウソウチクと変わりませんが、厚揚げと一緒に含め煮、絹サヤとの卵とじなどがお勧めです。

孟宗竹のタケノコと比べると直径は1/2程度。細いなぁと感じます。
孟宗竹のタケノコは地面に顔を出すか出さないかで堀りおこしますが、ハチクは画像のように50~60cmに伸びたものを採集するから簡単です。
クワがなければ蹴飛ばせば良い。

ハチクを漢字で書くと淡竹。これじゃハチクと読めません。
難読漢字というのは中国語そのままだからです。
淡竹を中国語で ハチクゥ と読み、韓国語でも ハチク ですから、ハチク は外来語です。
地元いすみ市では、ハッチク と呼ぶのが普通のようです。

タケノコと言えば、現代では孟宗竹のタケノコをイメージしますが、孟宗竹は17~18世紀に中国・沖縄経由で輸入されました。
だから『竹取物語』でかぐや姫が潜んでいた竹は孟宗竹である訳がありません。
平安時代初期は、真竹か淡竹だったはずで、真竹の直径はさらに狭く、真竹の細さは物干し竿を思い出していただければ想像がつくでしょう。
その節間の中にかぐや姫が入っていたわけで、よっぽど小さかったのですね。

一寸法師の一寸が 3.03cm です。
『竹取物語』の原文では 3寸ほど と書かれていますから 約 9cm ですね。

姫が誕生した場面を絵本などに孟宗竹林で描いたら、それは間違いです。
スタジオ ジブリはその辺の考証はしっかりできておりました。
さすがです。


 
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