★怪獣の一種?――マイマイカブリ

マイマイカブリ

    庭で発見。体長6cmぐらいなのに10cmはありそうに見える

マイマイとはカタツムリのこと。
カタツムリに首を突っ込んで食べる姿が、マイマイを頭に被っているように見えることから命名されました。
雑食昆虫で、動きのにぶいカタツムリやナメクジを好んで襲って食べます。

屈曲する殻の奥の方まで食べられるように自らの姿、つまり頭と胸の部分を細長く進化させ、まるで怪獣のような姿です。
キリンが高い樹木の葉を食べたいがために首が伸びてしまったようなものですかね。

これを庭で見つけた時はうれしかった。
それは夜行性だから昼間はめったに見られないという理由というよりも、とうとうマイマイカブリが何有荘に住みついてくれたかという安堵感です。
何有荘の庭は農薬や化学肥料を使いません。ナメクジやダンゴ虫の被害を受け続けてきました。
その救世主がマイマイカブリです。姿形はデビルでも。

庭・菜園・畑という人工的な環境の中でもできるだけ自然状態に近いように、雑草共生などと称して心がけてきました。
そのためかどうか確証はありませんが、今年のソラマメはアブラムシがほとんどいません。
台所用洗剤の薄め液を一度散布し、摘芯しただけなのに被害はありません。
アブラムシを引き付けるはずのカモミールにも被害は無視できる程度です。
天敵のテントウムシも来ていましたからね。

マイマイカブリは雑食で、若葉を好むナメクジやダンゴ虫、ヨトウムシさえ攻撃して食べてしまいます。
つまり過剰に増えた連中を自然状態のレベルまでに引き下げてくれる食物連鎖の輪のひとつがマイマイカブリ。
だから、何有荘に住みついてくれることを以前から熱望していました。

いすみ市で出会ったのは3例目です。
絶滅危惧種指定ではありませんが、都会地ではまず見かけない昆虫でしょう。
昆虫は羽が4枚です。しかしマイマイカブリは地上歩行が常となり、空を飛べません。
それどころか、もう上の固い羽はくっついて開きません。下の羽はまるで羽の形をしていません。
カブトムシだって下の羽だけで空を飛べるのにね。
しかもこいつは日本固有種で、海外の昆虫マニアにとっては垂涎の的だというのだから驚きです。
そのマイマイカブリが何有荘にいるのはちょっと自慢できることです。


 
 
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コメント

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No title

パチュリさん、こんにちは。
マイマイカブリを知っていたのですか?すごいですね。
ふつうは、ギャーとか言っちゃって見るのも嫌だ、あっちに行け、というところですが、どこに行っちゃったですますところが おっとりしていていいですね。
オケラだってミミズだって、マイマイカブリだって、みんなみんな友達なんだ、です。

マイマイカブリ

こんばんは^^

先日、靴を履きながら車に乗った息子が「靴に何かいる!」と、靴をのぞき込んだらマイマイカブリがいたそうです。笑

車の中でトントンしてしまい、探したのですが、見つかりません。
数日後、運転中の主人の足の上をマイマイカブリが歩いたそうなのですが、その後やはり見つからず…

マイマイカブリは、有難い昆虫なんですね!!
車で何か食べてたり^^;