★ツワブキでキャラブキを作る

ツワブキ
     ツワブキの若い茎葉は柔らかい毛でおおわれている

キャラブキというと野フキ(蕗)で作ることが普通です。
ところが九州の人たちはキャラブキはツワブキで作るのだそうです。
  
        つわぶき2
      ツヤがあり、輝く葉だからツヤブキだという説もあります

こちらでも太東漁港や大原漁港付近には野生のツワブキ(石蕗)がけっこう自生しているので採集には事欠きません。
今が季節ですから、ツワブキでキャラブキを作ってみました。

ツワブキだって若い茎葉の方が柔らかくておいしいに決まっています。
画像のようにうぶ毛か綿毛のような柔らかい毛でおおわれた茎葉が今年の茎葉です。
この点を押さえれば、後はフキから作るキャラブキと作りかたは基本的に同じ。

 1.根元で切り取り、葉も落とし、よく洗います。
 2.数分間、軽く熱湯でゆでて皮をむきやすくします。
 3.真ん中でポキンと折れば、上下とも皮はするりとむけます。
 4.残った皮は爪を立てて端を摘まめばこれもするりとむけます。
 5.適当な長さに切り分け、塩一つまみの冷水に一晩さらしこんでアク抜き。
 6.若草色だった茎は一晩で濃い茶色になっていました。
 7.一度煮こぼしてから、生協で購入したダシマカセからの出汁と砂糖で下味をつけ
 8.醤油・酒・みりんで煮詰めれば出来上がり。

キャラブキ3

画像のように真っ黒けでツヤツヤ。
見た目よりもずっと柔らかい。
伽羅(キャラ)色とは仏教用語で黒。だから「黒く仕上げた蕗」の意味でキャラブキ。
伽羅木とは超一流の香木。玄妙な香りが致します。
そんな意味も含めてのキャラブキという命名なのでしょう。
確かに、伽羅香木のような高級な雰囲気が漂っています。

フキのように中空ではなく、茎はぎっしり中身が詰まっています。
また、フキよりもずっと茎の太さが太いので、食べ甲斐があります。
当然のことながら食感はずいぶん違いまし、調味料が同じでも素材の味が異なります。

調理の面倒臭さはフキと同じですから、一度、ツワブキでキャラブキを作ってみることをお勧めいたします。茎が太い分だけ、作業は楽なはずです。
ツワブキの若い茎葉は6月ごろまで採集・利用できることでしょう。



 
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コメント

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No title

その気持ち、よくわかります。
散歩しながら、野草を見て、あれも食べられる、これも食べられるとつい、カウントしてしまいます。
早く摘まなくては機を逸するなどとあせったりもします。

ツワブキのキャラブキはじつにうまい。
太いから中身が詰まっていて豪華です。

今狙っているのはイタドリ。そのうちアップします。



No title

このblogを読ませて頂いてから、つわぶきを見ると、今まではお茶花として見ていましたのに、きゃらぶきとして見てしまうようになりました。近辺にはつわぶきの自生地がありませんので、これだけはなかなか作ることができないので、余計にそんな目でみてしまいます。何で、今頃こんなコメントを書いているかと申しますと、昨日娘の嫁ぎ先にお邪魔しましたら、つわぶきがたくさん植えられていまして、「あ、きゃらぶきやー」と叫んでしまった自分が可笑しかったからです。v-290