★フキノトウ、オス花とメス花

オス花メス花
        星形の花がオス花、掃除機のブラシみたいのがメス花。

フキノトウのオスメスなんかふつうは気にしません。
花開く前の、まだ苞(ホウ)に覆われている未熟な花が食べごろですから。

オスメスの違いが分かって来るのは苞が開き、中の花が見え始めてから。
オスメスの違いが注目を浴びないのは、オスメスで味の違いがほぼないからでしょう。
人によればメス花の方がおいしいと言います。
でも、わたしはその違いが良くわかりません。

あちこちに顔を出しているフキノトウは地下茎で結ばれており、全体で一つの植物体と言っても良いかもしれません。
オス花が咲いていれば、その周辺はすべてオス花です。
逆にメス花ならばみなメス花。
オスの株とメスの株は別の個体です。つまり雌雄異株(シユウイカブ)。

雄株は花粉を出し、雌株は花粉で受精します。
花粉は黄色ですから、黄色のフキノトウは雄株。
白い花のフキノトウは雌株とみて、まず間違いありません。
画像のように雄花と雌花はかなり違います。

しかしですよ、子細に花を見ていると、きれいさっぱりオスメスに分類できるわけでもないのです。
時々、オス花にメス花が少々混じっていたり、その逆だったり。

フキはじつはキク科に属しますから、その季節になるとぐんぐん背丈を伸ばしてタンポポのような綿毛を付けます。
当然のことながら綿毛をつけて種を飛ばすのはメス花だけです。
ビックリするくらい背が高くなります。

一方、オス花の方はさほど背を伸ばさず、小さいままやがて黒く腐ってしまいます。
堂々たるメスの姿と比べると みじめで情けない。
オス花って、なんか気の毒な感じがします。
同情いたします。


 
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