★寒さ厳しくロウバイの花

蝋梅
    立春の前、一番寒い「小寒・大寒」の季節に造花のような花を咲かせる

秩父の宝登山でロウバイの花が咲いたと報道されていたので、いすみ市だって咲いているだろうと探したらご近所様の庭で咲いていました。
新年早々に咲く樹木の花は、おそらくロウバイが一番早いでしょう。
しかし、これを早春の花と言って良いものかどうか。

というのも、今日1月14日は旧暦ではまだ11月(霜月)24日。
旧暦では冬のまっただ中。これから12月(師走)になり立春を迎えて春となる―――
つまり、ロウバイは年末の花、1年の最後に咲く花。冬の花です。

新年の起点はどこか―――冬至か立春か、はたまた春分の日か?
日本では永らく中国の暦を手本にしており、中国式に立春の頃に新年が始まると考えてきたのに、明治になって欧米式の暦、冬至を過ぎれば新年と切り替わりました。
ロウバイが冬の花か、春の花かの混乱もそこに起因します。

ロウバイは蝋梅、つまり蝋(ロウ)細工のような姿の梅の花という意味なのでしょう。
見た目、人工的な加工品のような花の姿をしています。
Wikiでは、12月の別名として師走、蝋月などがあり、臘月に咲くから蝋梅だという説が取り上げられています。
わたしはそれは逆で、蝋梅が咲く季節だから臘月と名付けられたと考えています。

花には大変良い香りがあり、冬の青空に咲く黄色の花は太陽に輝いて誇らしげです。
花のツボミは漢方薬に利用されますが、種子は強い毒性があることで知られています。
けっこう身近に毒物ってあるものですね。
今が盛りの水仙も、これから花咲く福寿草も毒があります。
食べなきゃいいわけですが、誰かが食べたから毒があると知られているのでしょう。

蝋梅も水仙も見て楽しみ、香りを愛でる花です。
蝋梅や水仙がある暮らしって心が和みます。
なにも自宅になくたっていいのです。散歩していれば垣根越しに花が見え、香りが流れてくればそれで 「今日は良い日だ」 と思えるじゃないですか。


 
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