★冬至が近いのでユズ湯の季節です。

ユズ

    
柚子を入れたお風呂、ユズ湯の効能は確かにあります。
しかし効能があるからユズのお風呂に入るのではなく、冬至という日がポイントなっているのは、ユズが黄色く丸く、太陽を思わせるからでしょう。
冬は日差しが弱く、太陽高度は低く、日暮れは早く、朝日は遅い―――太陽が元気をなくしてしまっている。
太陽に元気回復してもらわねば身が持たないし、来年の作物もアヤシイ。このまま太陽が死んでしまわないように冬至の日には太陽の元気回復祈願を行ったものです。
お風呂にユズをたくさん入れて、太陽エネルギーをわが身に取り込む儀式がユズ湯の起源でしょう。

いすみ市みたいにだれも取らない柚子がたくさん実っているならともかく、都会では柚子はお金と交換ですから、たくさん入れるなどという贅沢なことはできませんね。
たった一つの柚子でも切って袋に入れて使えば、柚子の香りはするし、温まり肌がスベスベになるユズ湯になります。

ところで、冬至前なのにもう日没時刻は伸びているのをご存知ですが。
日暮れが一番早いのは冬至ではなく、千葉県の場合、12月2日~9日までの16:26で、
冬至の16:30よりも4分早く日没になっていました。
つまり冬至の日から日没が遅くなるわけではなく、本日(12/17)は16:28で、もうすでに2分ほど夕方の太陽は力を増し、元気を回復しつつあると言って良いでしょう。

朝日はどうでしょうか。
実は日が昇るのが一番遅い日は冬至ではありません。
冬至を過ぎてもまだ日昇時刻は遅くなり続けます。
冬至(12月22日)の日昇時刻は6:45ですが、12月31日~1月19日にかけてが一番遅くて6:49。
冬至を過ぎてもまだ日が昇る力は弱く、元気が回復していません。

では冬至が一番昼が短く、夜が長い日というのはどうなっているのでしょうか。
それは本当で確かに正しいのです。
太陽の南中時の高度が1年で1番低く、日時計の影が一番長くなる日が冬至で、
日の出までの時間と日没からの時間を足すと14時間9分。
本日(12/17)は14時間4分ですから、冬至の日が5分ほど夜が長い。
冬至を過ぎれば昼の時間は日ごとに長くなるのは確かにその通りですからご心配なく。

ただし、繰り返しになりますが、夕方の日差しはすでに伸び始めており、朝日の方はまだ遅くなり続け、早く昇るようになるのは1月下旬からになります。
なぜそうなるのか、それは地球が23.5°傾いているからであり、朝晩でほんのわずか公転軌道上を地球が前進するからなのですが、それを理解できるように説明するのは困難。
地球が傾いているからだ、で無理やり納得してもらいましょう。


 
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