★紅白の万両

赤マンリョウ白マンリョウ

正月近くなると万両の実がなります。
何有荘の庭には赤と白の万両があり、紅白の万両でオメデタイ。

宵越しの金など持たないと粋がった江戸庶民が、正月を迎えるに当たり
  ウチは心配いらねぇ、なにせ万両持ってんだからタイソーなもんだ
と、せめて心だけでも裕福にと思ったのは共感できます。
何有荘は紅白合わせて三株。三万両ですからウハウハ。

正月の生け花には万両よりも実際には千両の方がよく使われます。
桑田の某所は一両ことアリドオシ(=蟻通し)の大群落になっており、
この三つの植物を揃えたゴロ合わせが、“千両、万両 あり通し”
千両万両が無くなることはない、いつでもあるよ、という縁起の良い言葉になります。
今年の正月はこの三つを揃えてみることにしましょう。

現在の暦であるグレゴリオ暦は実に中途半端な暦で、わたしは好かない。
人類は春夏秋冬の変化が繰り返されることを知った時から、太陽の動きを観測し続け、
太陽が南中した時の日時計の影が一番長くなる日を“冬至”と名付けました。

東京で言えば高度が30.9°と最低になるのが12月20日~23日の4日間。
細かい計算の結果、12月22日が冬至となり、この日から新しい1年が始まると考えられました。
古代人にとって正月元旦とは冬至の日でした。
冬至が過ぎれば新年となる、わかりやすくて良いですね。

クリスマスも本来はゲルマン人の冬至の祭りで、古い神が死んで新しい神が生まれる日でした。神の復活再生といっても良いでしょう。

ところが月日を数えるのは太陽よりも月の方が身近でわかりやすい。
新月から新月までが1か月というのはほぼ世界共通です。
新しい月は新月の日から始まる。
月も死と再生復活を繰り返しています。

しかし月と太陽は連動していないので、冬至と新月は一致しません。
太陽を中心にした元旦と月の満ち欠けを基準にした元旦は普通はずれてしまう。
これが一致する年が19年に1度あり、それが2014年、今年の12月22日です。
“朔旦冬至 サクタントウジ“といいます。

朔も旦も旧暦の一日(ツイタチ)の意味。その日が冬至ということは大変おめでたいと考えられました。
延暦三年(784)、甲子(キノエネ)の年は「朔旦冬至」だったといいます。
この年の11月に桓武天皇は、平城京から長岡京へ遷都しました。
甲子の年が巡って来るのは60年に一度ですから、「甲子朔旦冬至」は超おめでたい縁起の良い年だということで引っ越ししたのでしょうか。

安倍首相の大義なき解散は実は朔旦冬至で大勝をねらって…ということではないでしょうね。
サクタンの日にカンタンする議席数で笑うか、ラクタンしているかどうかは国民が決めることです。


 
 
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