★大正堰のカンムリカイツブリ

カンムリカイツブリ
       冬羽だから全身白っぽく見える。

よく見ると頭頂部だけが黒い。カンムリと名前が付く由来です。
わたしが図鑑で知っていたカンムリカイツブリは 全身の色合いも冠ももっとハデ。
だから大正堰で泳いでいる水鳥の名がわかりませんでした。

ここ数日、知らない白い水鳥が2羽来て 時々水に潜ってエサをあさっています。
コンパクトデジカメを目いっぱい望遠にして撮影したのが上の画像です。
これを手元の図鑑で調べ、カンムリカイツブリの冬型と見当をつけ、
カンムリカイツブリで画像検索をかけて確定しました。
ネット時代は便利になりました。

カイツブリのカイは櫂。つまりオールのこと。掻い潜るのカイと考えても良いでしょう。
ツブリは頭という説もありますが、モグリ・潜ることの意味が良いようです。
つまり、オールのような特殊な脚を持ち、もぐるのが得意な鳥の意味。

そのカイツブリは色が黒く、カモより小型で、毎日のように大正堰に来ますが、
カンムリ――が来たのは初めてです。
カイツブリより大きく、大型のカモよりは小さく、細長い白い首が目立ちます。

200~300羽いるカモ類は水上でグルグル動き回り、首を突っ込んでエサを探します。
カンムリ--はカイツブリ同様、チャポンと潜水してエサを探しますから、次にどこに浮かんでくるかわかりません。
30秒前後もぐって、とんでもない所で浮上します。

千葉県では一般保護生物(D)。環境省の準絶滅危惧相当。
同じ千葉県でも東京に近い千葉市近辺は高層建築が立ち並んでいます。
いすみ市はというと 空き地だらけでのどかな農業地帯。
その農業用ため池にカンムリカイツブリが冬の渡り鳥として到来しました。
空き地やため池があるからこそ、自然が回復しつつあると言えるでしょう。

今朝の新聞に、クロマグロが絶滅危惧種に指定されたとありました。
マグロは人間が、とりわけ日本人が食べ過ぎて絶滅の危機。
カンムリカイツブリは生息場所を埋め立てられて絶滅の危機。

豊かなことは良いことだという経済成長至上主義を突っ走ってきましたが、今は立ち止まり、考え直す時期になっていると思います。
いすみ市に若い人が自分らしい暮らし方を求めて集まってくるのも、新しい時代になってきているのを感じます。

 
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