★ 秋の野草――ミゾソバ

ミゾソバ
   1円玉程度の大きさだが、よく見るとかわいい (何有荘の近くで)

田んぼや用水脇などの水路=溝(ミゾ)に生えるタデ科の雑草。
小さな花が群がって咲き、その雰囲気が蕎麦(ソバ)に似ているので溝蕎麦(ミゾソバ)。
用水路がU字溝などコンクリ護岸されるにつれ、生息地は激減しています。

金平糖のような形はまだツボミで、開花した姿を現地で探したけれど見つからないので、ネットから拝借しました。 
    img_20071027T074056093.jpg  (画像元はこちら)

群生するので水路を埋め尽くすことが多く、農家からも嫌われています。
水路管理のためにはU字溝の方がずっと便利で楽ですから、行政は農地の近代化政策を進め、不景気の地元の土木業者は仕事が舞い込んでうれしい。

見た目スッキリした田園地帯が広がりますが、それがミゾソバの生息地を奪っています。
そんなこと気にしちゃいられない。雑草だからすぐ回復する―――
そうやって小さな動植物を絶滅に追い込んできたのが、この50年間でした。

休耕田が広がり、ミゾソバも一部で復活を遂げつつあるのも事実です。
でも大部分は、セイタカアワダチソウなど強力な外来植物の天下になりました。
下の画像は リンドウ で、大多喜の薬草園で昨日撮影したものです。

     リンドウ

昔からの日本的な野草は人為的な保護下でないと生きていけないのは、何かおかしい気がしています。





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