★メスグロヒョウモンチョウ。キアゲハ幼虫。

メスグロキアゲハ幼虫

蝶の仲間の羽模様はオスとメスとで少し違うので、そのポイントに注目してオスメスの区別をします。
左画像の蝶は黒地に白模様で、一見した時はミスジチョウ(三筋蝶)の仲間かなと思いましたが、画像にして白い模様をよく点検すると違いました。

あちこち調べ、メスグロヒョウモンのメスと判定しました。
ヒョウモンチョウは普通は黄色地に黒ドットなので、なるほどヒョウモン蝶だと分かるのですが、
メスグロのメスだけはなぜだか、まるで別種のような姿をしています。

メスグロは埼玉県では準絶滅危惧種に指定されています。
千葉県では無指定とはいえ市街地にはいません。いすみ市だからこそ飛んでいます。
スミレの草に卵を産み、その葉を食べて育ちます。
この地域は野生のスミレが多いから生き延びています。

一方、右画像のイモムシはキアゲハの幼虫です。
プランターのイタリアンパセリの周りをキアゲハが物色しているような様子があり、しばらくして気がつくと幼虫を発見。
そのままにしていたら画像のように大きくなりました。
もう少しすればプランターから脱走してサナギになりますから、そのままにしておくつもりです。
葉を食べつくさなければ、別に何の害がある虫ではありません。

慣れれば平気でつまめますが、知らない人は見るのも嫌だ、殺虫剤でシュバーッとやっちゃうでしょうね。
キアゲハに殺虫剤をかける人はいないでしょうに、幼虫だと毒々しい模様ですからね。
嫌われて殺されちゃう。

おそらく野鳥から見ても危険な模様に見えるのでしょう。
ある種の保護色で、その結果人間に殺されるとは気の毒なことです。
いまや野鳥よりも危険な天敵は人間になってしまいました。

ニューヨークのブロンクス動物園で、檻(オリ)の中に大きな鏡がセットしてあり、「世界一危険な動物」 と表示されていたそうです。

 
 
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