★ミソハギの季節

ミソハギ2
  一本の細い茎にコスモスに似た小さな花が無数に咲く

7月の上旬から咲きだし、8月いっぱい咲いています。
ちょうとお盆の頃に咲いている野の花なので、花屋などなかった昔の人はこの花を刈って盆花(ボンバナ)としました。

ミソハギの名前の由来は、禊(ミソギ)に使う萩に似た花。
禊とは、川や海の水で罪・穢れを洗い清めて清浄な素(モト)の姿に戻る儀式のことですが、単に、洗い清めるの意でもかまわないでしょう。

お盆の時には仏壇の前に精霊棚・盆棚を作ってご先祖様をお迎えするそうで、
わたしも同居していた父が亡くなった後、父のためにと言うよりも母のために盆棚を飾りました。母が亡くなった後も何回かそうしたことがあります。

両親とも自宅介護で最期を看取りましたから、死ぬ前はもう何も食べられなくなるということを目の当たりにしました。
医者から腹部切開、チューブによる栄養補給を提案されましたがお断りしました。
日に日に衰えていく姿を見るのはつらいのですが、それが死にゆく人の自然の姿だと思い耐えました。
お盆の時はご馳走(を模したの落雁のお菓子)などを飾り、ミソハギにつけた水分で盆棚を祓い清めるのだそうです。

死んだ肉親やご先祖様に心ゆくまで水分を補給し、ご馳走を食べてもらうことが最大級の供養だと考えたのでしょうね。
ミソハギの花が咲きだすと、ああ、今年もお盆が近づいてきたなぁと思います。

      みそ萩や 水につければ 風の吹く    一茶


 

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コメント

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ヤブカンゾウ

カイガラムシの白い粉は水洗いで落ちますが、気持ち悪いですね。
やはりフレッシュなつぼみが最適です。
もはや最盛期を過ぎいるから虫がつく。来年のためにその場所をしっかり覚えておくと良いでしょう。
わたしなんか、その時期になると鵜の目鷹の目で道を歩いています。

ヤブカンゾウ

時間が経ちましたが・・・
散歩していたら、柵外のヤブカンゾウのちょっとした群落を発見、近づいていったら、カイガラムシが、ビッシリ寄生しており、諦めました。

近所でもミソハギ水辺に咲いています。