★驚嘆!! 野生のセッコクを初めて見た

セッコク3
  梅の古木から水平に茎を伸ばして白い花を咲かせている

セッコク(石斛)という蘭があることは知っていましたが、こういう姿をしていると何が何だかわかりません。
梅の苔むした古木の途中から花咲かせているので寄生植物と判断しました。

ところが後で調べてみると、栄養分を梅の木に頼ることなく、たまたま梅の木に着床して発芽し、自力で生きているので“着床植物”というのだそうです。
杉の木や椎の木など、場合によっては大岩に着床しても育つそうです。

よく見れば梅の太い幹に根が張っています。
水分さえ欠かさなければ微量の栄養分で育つので、育てるのは難しくないといいます。
だから業者や愛好家によって採集されてミズゴケなどで育成されて販売されているそうです。
どこかで見たか、聞いたかしたことのあるランだったのはそういう訳だったのでしょう。
すぐ採集されてしまい、野生状態のセッコクは今ではほとんど見かけないそうです。
わたしたちは運が良かったと言えそうです。

周囲の環境から切り離されて植木鉢にこじんまりとたたずむセッコクよりも、野生状態の中、水平に茎を伸ばさねばならぬという困難な条件でも生き抜いているセッコクの方がずっと素敵です。
野草はやはり野生状態で見る方がずっと凛々しく、その生命力に感心します。
おそらく上に伸びたいのに、自重で垂れ下がり、水平にするのが精いっぱいなのでしょう。

業者に見つかると違法採集されてしまいますから場所は秘密ということにします。
何有荘から割と近くです。
いすみ市って希少植物が自生している地域だとつくづく思います。
野生のシュンラン、カキラン、エビネ、キンラン、ギンランだけでなく、セッコクまで自生しているとは思いもしませんでした。


  
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