★春ですね。スミレもリンドウも花が咲いた 

すみれりんどう

濃紫(コムラサキ)のリンドウが好きで、園芸種を買って植えたら数年で枯らしてしまいました。
やはり野草は野にあった方がすばらしい。
野に出て会いに行けば良いのだと思うことにしました。

リンドウは昨年の秋に高塚山付近、正立寺付近で出会ったことがあります。
春に咲く種類もあるとは知らず、見つけた時はビックリしました。
でも、考えてみれば尾瀬のタテヤマリンドウなどは春咲きだと言えるでしょうね。

秋のリンドウよりも華奢(キャシャ)で小柄。身長5cmほどの小さな個体です。
花博士の異名をとる知人に聞いてみたらたぶん、フデリンドウだろうと言っていました。

春咲きの“ハルリンドウ”は都内ではすでに絶滅。千葉県では絶滅危惧Ⅰ類。
フデリンドウはまだ絶滅はしていないが、東京で絶滅危惧Ⅰ類、千葉県は無指定。
いすみ市で春のリンドウを見たのは初めてです。
千葉は今は無指定と言っても、遠からず危機的な状況を迎えるでしょう。

リンドウが生息していたのは地元の里山。
この里山はスミレの群生地でもあり、それは見事なものです。
画像はたぶんタチツボスミレでしょう。
明らかにタチツボではないスミレもありますが、それが何スミレなのか、それを指定するのはとても難しい。
だから、スミレだ、スミレだで済ますことにしています。

♪ スミレの花咲くころ、はじめて君を知りぬ…なんて歌がありました。
島倉千代子の りんどう峠 という歌が流行したこともありました。
どちらも昔の話で、最近の歌にはリンドウもスミレも登場しないようです。
暮らしに身近だった野の花を、便利さと引き換えに生活環境から排除してしまったのはわたしたちです。

同じ花でも整備された公園の花壇と山野とでは全然違います。
それは飛んでいる蝶と標本箱の中の蝶との違いに等しい。
だから今わずかに残った野の花を守るのは、わたしたちの子孫に残すための義務のようなものでしょう。


 
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