★里山に咲いたシュンラン(春蘭)


  春に咲く蘭だから春蘭というわかりやすい名前

春にいち早く咲く可憐な花は スプリングエフェメラル spring ephemeral というしゃれた言葉があります。
“春の妖精“と訳され、早春の一時期だけに現れてすぐに消えてしまう花や蝶のことで、画像の春蘭もその一つです。

都会生活者だった頃はこの時期になると、カタクリやセツブンソウを見に遠くまでわざわざ出かけたものです。
するとすでにカメラマンが大勢いて…。
今や貴重な植物ですから集落として保護し、村おこし・町おこしに一役買っており、それはそれで良いのですが、どこか不自然で花壇を眺めているような印象はぬぐえませんでした。

画像はいすみ市の里山で撮影したものです。
だれも通らない道にひっそり咲いていました。
背も低く、探さねば見つからない地味な花です。
だから発見すると 「今年も会えたね」とうれしくなります。

いすみ市でも自然状態で咲いている場所はそう多くはないでしょう。
わたしの手柄でもないのに、なぜか自慢したくなります。
でも自生地として有名になったら観光客に荒らされ、最悪の場合、根こそぎ盗み取られたりしますから大きな声で 「ここに咲いている」と言えないのがもどかしい。

 

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