★無農薬ほとんど無肥料のホウレンソウ 


   葉に比べて根が立派に育っている

寒いですね。今年四度目の雪が降りました。
まだ降る可能性はありますヨ。
1860年3月24日は旧暦の3月3日で桃の節句の日。この日の江戸は朝から大雪で桜田門外にて伊井大老が暗殺されました。
暑さ寒さも彼岸までというのに、お彼岸を過ぎても大雪ということがあるから油断はできません。

その寒さの中でじっくり育ったホウレンソウは大きくありませんが、根はしっかりと伸びています。
木の灰と生ごみ堆肥をばら撒いただけで育てたホウレンソウは時々ヒヨドリにつつかれましたが、何とか病虫害にも遭わずにここまで育ちました。

葉物野菜はむずかしい。
種を撒いても芽さえ出てこないことが何度かありました。
たぶん土壌が酸性に傾いていたからでしょう。
それで枯れ枝や剪定枝を燃やした灰をまき、ついでにカキガラなどの貝殻を焼いた灰もまきました。それが良かったようです。
よくテキストには石灰をまけと書いてありますが、地面を固くしてしまうので好きではありません。
花咲爺さんは石灰を使わずに枯れ木に花を咲かせました。草木灰は自然に優しく有効なのでしょう。

栄養過多になることも慎重に避けてきました。
たとえ有機肥料であろうとも、栄養過多の土壌で急速に肥大化する野菜は不自然だと思います。
むしろ貧栄養状態に置き、植物自身がそれを克服するために深く根を下ろすことを理想としてきました。
そして期待通り長い根が伸び、雨が降らずに乾燥しても、大雨で過湿状態になっても元気に耐え抜きました。

ホウレン草は嫌いだから食べないという知人がいます。
おそらく含まれているシュウ酸に敏感に反応する体質なのでしょう。
窒素分過多の土壌だとホウレン草に含まれるシュウ酸や硝酸が多くなるようです。どちらもホウレン草には必要であっても人間には害になります。えぐみ・苦みの原因です。
だから知人の反応はある意味で正しいのです。好き嫌いの問題ではありません。

何有荘のホウレン草はサッとゆでただけで葉がスッと柔らかくなります。
これは無農薬野菜の特徴です。
農薬がかかるとどの野菜も身を固くして毒薬が侵入するのを防ぐ習性があるように思います。
だからちょっとゆでたぐらいでは柔らかくなりません。

ではこのホウレン草の味はどうかというと満足です。
寒さに当たって糖分が増して甘くなります。なにせ雪の下で育っていますから。
また、えぐみ(シュウ酸)もほとんど気になりません。
なにせ種まきから収穫まで3か月半もかかっています。
よかった、よかった、オイシイネと自画自賛ですが、こんなに時間をかけてこの収穫量じゃとても営業ベースにはなりません。
でも家庭菜園なら何の文句もありません。

 

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