関東タンポポと西洋タンポポ

 
 左:関東タンポポ     右:西洋タンポポ。ピラピラがついている

黄色い日本タンポポの種類は関東タンポポ、東海タンポポ、関西タンポポなど多数あるけれど、学者でもなければ区別する意味はありません。まとめて日本タンポポ。
黄色いタンポポは在来種(日本タンポポ)の他に外来種(西洋タンポポ)があります。実は西洋タンポポの方が現代では多い。

タンポポの花びらに見えるのは一つ一つの花で、だから後に白い綿毛と共に一つ一つの種となって飛んでいきます。
そのたくさんの花を支えている裏側の部分が、スクッと立った軸の上に緑のカップのような形であります。
これを総苞(ソウホウ)と言いますが、これも花の数と同じだけの小片が集まってできています。
花の数だけあるので納まりがつかず、二重・三重になっており、外総苞片・内総苞片といいますが、むずかしい話はどうでもよろしい。

日本のタンポポは外総苞片・内総苞片が密着して一つのカップに見えます。
西洋タンポポでは外総苞片が外側に反り返って内総苞片がむき出しに見えます。
これが西洋タンポポの特徴で、タンポポを裏返してみるか、横から見ると判ります。
つまり、首飾りのようにピラピラしているのが西洋タンポポ、しっかりとしたカップ状になっているのが日本タンポポです。

残念ながら日本タンポポは次々に西洋タンポポに繁殖地を奪われ、都会で日本タンポポを見つけることは至難のワザです。
ここ千葉県の太東地域ではまだまだ日本タンポポ、正確には関東タンポポを見つけることができます。
日本タンポポが咲いていると嬉しくなります。
関東タンポポは春だけの花ですが、西洋タンポポは夏場まで咲いています。その体力差によって西洋タンポポが優勢になったのでしょう。

日本タンポポを見つけたら大切にしてあげて下さい。
タンポポは多少の苦みはあるものの古くから世界中で食用野草として利用されました。西洋タンポポが日本に来たのもその葉をサラダになどにするための輸入品だったそうです。
中国では全草を漢方として利用されました。
根がコーヒーの代用になることも有名です。

最近は都会のスーパーでタンポポが販売されていると報道されていました。
都会の生活は何でも買えて便利だけれど、何かナサケナイ話です。

 

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