★昨日は大雪。今日から大寒。 


   19日は朝起きたら雪景色で驚きました。朝日に赤く染まっています。

真夜中よりも明け方の方が寒いように、冬至よりも立春前後が一番寒くなります。
今日20日から立春(2/4)までの2週間が大寒で、1年で最も寒い季節とされています。
そして1月31日が今年の旧暦元旦ですから、この一番寒い時期をしのぐと新年になります。

昨年は14日に雪が積もりました。
房総では雪が降るとしたら毎年今頃、大寒前後が多いようです。
ところが寒さが厳しいほど立春は近い。もう春の便りが聞こえてきました。
ネイチャーセンターでは紅梅が咲きだし、トウキョウサンショウウオの産卵があったそうです。


あっという間に雪が解けて、何有荘でも気がつけば5つもフキノトウが顔を出していました。

山頭火はフキノトウの句をいくつか詠んでいます。

    いつも出てくる蕗のとう 出てきてゐる 
    一つあると蕗のとう 二つ三つ
    蕗のとう ことしもここに蕗のとう 

おもしろい句ですね。どれも当たり前のことなのに何となく共感します。
ふるさとを捨てた山頭火は思うことがあるのでしょう。

    ほろにがさも ふるさとの蕗のとう

もっとも山頭火らしく、ぶっきらぼうで、ポンと言い切った句が

    あるけば蕗のとう

こんなので句と言えるのか、はなはだ疑問ですが、山頭火だと句に聞こえるから不思議です。
山頭火は五七五に合わせて句を作るなんて考えない放浪の俳人。
ボソッとつぶやいたような彼の句には独特の味があり、飾り気のない素朴さがあります。

フキノトウが芽を出すと春が始まります。
房総でも雪の下から春が動き出しました。

 

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コメント

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komakoさん、今年もよろしくお願いします。毎年、毎年、去年と同じように今年も季節が巡ってくるという単純な営みが、実は一番平和で大切で、いとおしいことだと年齢を重ねて少しは理解できるようになりました。特にフクシマの被災者は戻れないふるさとの春を思い描いていることでしょう。

今年もkayusouさんのブログを、楽しみにしています。どうぞよろしく。いすみ市と三島は気候が似ているなと思うのですが、こちらはまだ雪は積もりません。庭の雪景色、すてきですね。山頭火の句も、ここ(箱根西麓)にしっくりとしみこむような気がします。