★秋の野の花 ゲンノショウコ 

関東は白花、関西は赤花が多いそうで、わたしは白花しか見たことがありません。
1円玉より小さな花で目立ちませんが、いすみ市では道端に咲いている野の花です。
そこに咲いているのに気づかない人が多いようです。

ゲンノショウコはセンブリ、ドクダミとともに日本の三大民間薬と称される胃腸薬でした。
全草を抜き取り陰干しし、煎じて飲めばたちまち効果があるとのことで、「現の証拠」。
戦時中、何もかもなかった時代に、小学生はゲンノショウコをkg単位で摘んで来いと指示されたそうです。
とても無理な要求で、それでも戦地にいる兵隊さんに送るのだ、との思いで必死に集めたという思い出を語る人はもう高齢となって少なくなりました。

高山植物であるハクサンフウロやアサマフウロの仲間で、風露草という優雅な名前の花を覚えたのは山歩きをしている時でした。
その風露草の仲間を里で発見した時は驚きました。しかも名前だけは知っていた、あの有名なゲンノショウコです。
高山植物に勝るとも劣らぬ美しさですが、イヌフグリ同様にあまりにも普通過ぎて庭の花にはならなかったのでしょう。
道ばたと言ってもあまり人の手が入っていない場所に生えています。
他の雑草が枯れ落ち、この季節に花咲かせていますから探してみてください。

  

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