★これはハナムグリです 


  黄色の花はセイタカアワダチソウ

ハナムグリは花にもぐって蜜や花粉を食べるので“花潜り・ハナモグリ”のはずですが、ハナムグリとなまるのが標準和名。
カナブンやコガネムシの仲間。
この種類はとても仲間の数が多く、何ハナモグリか区別するのは図鑑片手でもなかなか難しい。
画像のハナムグリは頭に何もつかないただのハナムグリ。
頭に何も形容語句がつかないと不安な人が多くなったのか、ナミハナモグリ という人もいます。

アゲハの場合も、最も代表的なアゲハは単に「アゲハ」といい、頭に何もつかないのですが、最近は ナミアゲハ と言う人が増えました。
ナミ は 「並」、つまり普通の、という意味ですが 何となく上中下の雰囲気があり好きではありません。上天丼に対する、並天丼という感じがしてきてしまうのです。

セイタカアワダチソウは侵略的外来植物として有名であり、花粉症の原因植物として目の敵にされましたが、現在では無罪が証明されています。
そりゃそうです。花粉症は風媒花の花粉が原因で、美しい花は虫媒花。
虫媒花の花粉は風に乗る必要がなく、大きく重い。
画像のようにハナムグリが花粉まみれになって蜜や花粉にありついていました。
だれがこの花に濡れ衣を着せたのでしょうかねぇ。

この時期の花粉症の真犯人はブタクサと突き止められたのですが、どういうわけか、このセイタカアワダチソウをブタクサと思い込んでる人に出会いました。
セイタカアワダチソウを見て憎んでいたのですが、それは誤解です。

外来植物であっても、もはや日本の秋に欠かせない花の地位を獲得してしまったようで、秋の景色にすっかり溶け込んでいます。
生まれた時からこの花になじんでいる今の子どもたちが成長したら、秋の花として公認されることになるでしょう。

最近はこの黄色い花の穂を摘んで草木染の原料に使う人がいます。
草木染めは原料と出来上がり色とが異なる場合が多いのですが、この花の場合は美しい黄色に染まります。
米国の一部の州では州の花になっているそうです。嫌われてはいません。
またキク科の植物ですから、薬草湯、ハーバルバスに使う人もでてきました。
外来植物だと嫌わず、正当に評価されねばならない時代になったのでしょう。

  

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