★9月19日は満月の十五夜 


   何有荘から眺める今晩(9/18)の月

全自動の小型デジカメで月を写すとピンボケのまっ白画像となりガッカリしますが、
コンデジで月を撮る方法はコツがあります。

画像は①シャッター優先に設定 ②1/250に設定 ③F5.6に設定 ④距離無限大に設定し、
ズームで適当な大きさにして撮影。ブログ用にトリミングしました。
一眼レフでなくともまぁ我慢できる水準の画像です。

今朝の新聞を見ると月齢12.6。
たしかに画像の左側が少し欠けているように見えます。
明日は月齢13.6。でもそれで十五夜っておかしくないですか?

いや、これでいいのです。今年は月齢と十五夜が久しぶりに一致する年です。
まず月齢は0(ゼロ・新月)から出発するのに対し、暦は1(ツイタチ)から始まります。
「満」で数えるか、「かぞえ」で数えるかの違いがあります。
だから月齢14.0が満月です。

月齢の表示は正午の値で、1日で1.0加算されます。半日で0.5加算。
だから明日19日正午は13.6でも夜中の12時には14.1となり満月を過ぎています。
細かく計算する人がいて、明晩の8時**分がぴったり満月だそうです。
でも、そこまで厳密に考える必要は普通の生活ではありませんね。

かぐや姫は夜毎に月を眺めては、ため息をついていました。
心配する爺・婆にかぐや姫は
おのが身はこの国の人にもあらず。月の都の人なり。それを昔の契りありけるによりてなむ、この世界には まうで来たりける。いまは帰るべきになりにければ、この月の十五日に、かのもとの国より、迎へに人々まうで来むず

8月15日に月からお迎えが来て昇天すると告白されて爺婆は仰天します。
天皇は月からの迎えを撃退するために軍勢を配置しますが全く無力化され、
月の役人は爺婆に対し、、“かぐや姫は、罪をつくり給へりければ、かく賤しきおのれがもとに、しばし おはしつるなり。罪の限 果てぬれば、かく迎ふる” と冷たく宣告します。

かぐや姫は月世界で罪を犯し、地球に島流しになっていたというSF的な設定です。
その期間は地上世界では二十数年、月世界ではほんの短い期間だと述べられています。

つまり浦島太郎と同じような設定です。
地上の時間の流れは早く、竜宮城や月世界ではゆったりと流れる。
光陰矢のごとし。人の世は激しく移り変わるが理想の世界は永遠不変(に近い)ようです。
いつまでも幸せや平和が続いて欲しいという願いでしょうね。

かぐや姫は不老不死の秘薬を爺婆のために置いて去りますが、爺婆は姫のいない生活なんてと落胆し、秘薬は天皇に献上されます。
天皇も落胆し、天上に一番近い山で焼却処分せよと命じます。
もちろんその山が富士山で、「不死」 とごろ合わせになっています。
当時の富士は煙をたなびかせていましたから、その煙を見て人々は秘薬が燃えているのだと思ったでしょうか。

何有荘からは昨日、本日と連続して富士山が見えました。
月も冴えわたり、月と富士とで思い出す話を長々と書いてしまいました。
秋祭りと十五夜は一体のものであり、十五夜の晩は何かが起きても不思議ではない特別の日でした。

 

 

関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント