★昭和堰の蓮の花、満開 


  風のある日で、花びらが乱れている。

まったく見事な蓮の花で、農業用貯水池・昭和堰の一面に咲いています。
昔からの名所というわけではなく、ここ7~8年で咲く面積を急速に拡大し、今や水面全体に広がっています。
それ以前は近くの浅間堰に見事に咲いていたのですが、池の水を落としたことをきっかけに全滅してしまいました。
それと交代するようにこちらで咲くようになりました。
だれかが移したのでしょうか。

何有荘前の大正堰にもこの蓮を移植しようとした人がいましたが成功しませんでした。
里山のビオトープに移植する試みも失敗しましたから、移植は思うほど簡単ではないようです。

蓮の花は仏様の台座として仏教とは切っても切れない関係の花です。ところが縄文時代の地層から発見された「大賀蓮」が有名で、仏教以前から日本列島に存在していたことは明らかです。
食用として渡来したものか、当時から観賞用だったのか不明です。
白い清楚な蓮根用の蓮の花と比べると画像の花はピンクがかって美しい。
大賀蓮=古代ハスと大変良く似た姿・形・色合いですからこれは大賀蓮=古代ハスだと地元では断定しています。

しかし似たような花は他の蓮でも見かけられ、種類の同定は専門家でも難しい。
何よりも問題なのは、いつのまにか昭和堰に繁茂したので、その由来がはっきりしないことです。
市がきちんと調査してくれると安心して「古代蓮だ」と主張できるのですが…。

そんなことはどうでも良くて、先週の水曜日(7/30)は旧暦の六月二十四日で観蓮節(カンレンセツ)の日で、昔は風流人の間で、蓮の花が開く様を眺める会が開かれました。
蓮の花は、早朝からゆっくり開きはじめて 、午前8時ごろいっぱいに開きます。画像は朝9時に撮ったものです。昼頃には閉じてしまいますから、 午前中が見頃となります。
心にも時間にも余裕がないと観蓮の宴などやっていられませんが、一面に花咲く蓮の花を見ていると観蓮節であろうとなかろうと心洗われるような思いがします。

蛇足:蓮の花が咲く時にポンという音がするというのはどうやらガセネタのようです。

 

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