★太東埼のスカシユリ満開 

太東埼の南側、海岸沿いが日本最初の国定公園に指定され、海浜植物の宝庫となっています。
7月下旬が画像のようにスカシユリの季節で、1年で一番晴れやかに彩られています。
この季節をはずすと、観光客にとっては何これ?のただの原野ですから期待外れの人が多いようですが、今の季節は見ごたえがあります。
崖を見上げれば、あんな所にも咲いていると気づきます。人の手で植えるような場所ではないので、どうやってそこで花咲かすようになったのだろうと不思議に想います。

何でもないただの原野が観光資源になる典型的な例ですね。
昔から手つかずであったことが、今は貴重な財産になっています。
最近切り開かれた原野はイネ科の外来植物で占拠されており、見苦しい雑草地帯となります。
この一帯は外来植物の種類も数も少なく、それがある種独特の海浜景観を呈しており、これが外房の原風景なのだなとつくづく思います。

ただ、海浜の浸食がはげしく、国定公園の指定当時と比べるとその面積は激減しています。
それもまた自然のなせる業ですから何ともいたしかない。
中小河川もコンクリ護岸が施され、河川中流・上流部にダムがつくられて海に流入する土砂の量が減っているからでしょう。
人間にとって良かれと思って行う施策が、他方で海浜の砂を減少させ、貴重な海浜植物地帯が存続の危機にあるのは皮肉な現象です。
人間様の考える“知恵”というのは猿知恵とさして変わらないということでしょうか。

土用の丑の日が終わり、今日から“大暑“
今朝は深い霧に覆われ、気温は上がっていませんが、昼は暑くなるようです。
隠れ脱水症に気をつけなくちゃね。
 画像はスカシユリのアップ

 

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