★車椅子で新幹線・東北旅行(3) 


    瑞巌寺              正宗像         手すりのある蘭亭野天風呂

二泊三日とも雨模様で散々でしたが、もともと91歳の義母を連れての旅行ですから、見所は最小限にし、余裕たっぷりの時間配分で計画しました。
本塩釜から仙台駅まではレンタカーを利用。乗員5名に荷物+車いすを積み込める7人用のホンダ・フリードでした。余裕があって良い選択だったと思います。

◆瑞巌寺。
駐車場から瑞巌寺、宝物館まで車いすで何の障害もありませんでした。
本堂に直行するのではなく、右側の脇道の崖際を歩きました。そこも画像のように舗装道があります。崖に大きな穴がいくつも並んでおり、石碑、石塔、石像群があり静寂かつ厳粛な雰囲気があり、お奨めのコースです。
解体修理中の大本堂は見られませんでしたが、逆に巨大な位牌や観音像が別の部屋で真近かに見られたのは収穫です。車椅子で室内見学は無理ですが杖をついての拝観は許可されました。

◆円通院。
事前調査では車いすは無理とありましたが、やはり無理です。
義母にはお休みどころで庭を見ながら待っていただき、姉妹三人と境内を一周しました。
車いすは拝観料は無料でした。お休みどころまでしか行かれませんからね。
京都風のすばらしい一流の庭園です。伊達の歴代当主が仙台を北の都にするのだという心意気が伝わってくる寺院です。
車いす対応の特別なルートを作ることは庭園の雰囲気を台無しにしますから、まず今後も無理でしょう。

◆秋保大滝。
もちろん車いすでは観瀑台まで行かれません。義母は不動尊で休憩。
地元の人に聞くと車で脇道に入れば滝の全貌が橋から見られるとのことで、雨上がりの壮大な流量の大滝を義母も見学できました。
駐車場には車いす対応の「公衆便所」もありましたが、障碍者対応の見学場所表示はネットにも現地にもありません。関係者のひと工夫が欲しい場面でした。

◆瑞鳳殿。
正宗公の霊廟。戦災で焼失後の再建だが詳細に復元され素晴らしい。車椅子不可。
時間があれば資料館も見学してほしい。建物を見るだけではその価値が半減します。
義母には車の中で待機してもらいましたが、後で駐車場の方から、裏手に回り関係者専用駐車場から見学できるという話を聞きました。帰宅後、ネットで調べてみると、公式サイトに記載はありませんが、別のサイトにヘルプがあれば可能とありました。事前に知っておくべきでした。

◆青葉城。
坂道がありますが、車いすで全く問題ありません。清潔な車いす用トイレもあります。

◆宿舎:秋保温泉・蘭亭。
高齢者、障害者、子連れに優しいホテルです。事前に車いす対応のホテルを探して選びました。
部屋は広く景色もよく、所どころに手すりが設置されています。大浴場や野天風呂にも手すりや障碍者用のいすがあり、配慮が行き届いたホテルで感心しました。
食事もありきたりのものではなく、創作料理と言うのでしょうかおいしく頂きました。食事場所も車椅子対応でOKでした。若い従業員もとても親切で、車いすの場合、お奨めです。
全旅連認定の「シルバースターの宿」マークがありました。今ではそのような旅館・ホテルもあるのですね。
車いすでの旅行は事前によく調べていけば、受け入れ態勢は整いつつあります。
遠慮しないで積極的に出かければ、今後ますます利用しやすくなることでしょう。
                                      (おわり)
                               

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