★太東崎灯台 野草の花四種 

  
     テリハノイバラ(照葉野薔薇)      シモツケ(下野)

 
       ショウマ(升麻)            スイカズラ(忍冬・吸葛)

本日(6/13)は旧暦5月5日。旧暦5月に降る雨が“五月雨・サミダレ”。梅雨のことです。
房総半島にようやく雨らしい雨が降りました。
太東崎灯台への片道歩10分の山道にも五月雨に濡れながら季節の花が咲いています。
灯台クラブの人たちが整備して手ごろな散歩道になりました。

テリハノイバラは普通の野バラよりも花が大きく、葉が光るのでテリハといいます。
調べてみると「バラ」という単語は純粋の和語で、韓国語、中国語とも無関係。
有刺鉄線をバラ線というように、トゲがある蔓(ツル)性植物のことで、イバラ、ムマラが古代語だそうです。
英国王室の紋章がバラであるから、バラはなんとなくヨーロッパ風の雰囲気があります。
しかし、万葉の時代から親しまれており、世界のバラ各種の原種の一つだそうです。
その野バラが太東埼にあるなんてすばらしい
周辺のコンクリ化されていない砂浜にも自生しています。

シモツケやショウマは周辺の散歩道では見つからず、山野の雰囲気をわずかに残す灯台への道で見ることができます。野草の花は野にあってこそ美しさが増します。

スイカズラは別にめずらしくありません。農家の垣根に絡みつき、あちこちで見かけます。
別名が金銀花という縁起が良い名前ですから、我が家が豊かになるという象徴でしょう。
ところが テイカカズラ や サネカズラ はこの10年でずいぶん減りました。ウットーシイから削除されてしまうようです。
いずれも万葉の時代から親しまれてきたのに残念です。

ついでですが、灯台周辺にあった「花を盗むな」「花を盗むのは犯罪です」という看板がだいぶ撤去されました。
灯台に来る人がまるですべて花盗人であるかのような威嚇的な看板の羅列を見ると、なんだここは、もう二度と来ないぞと思った方もいたのではないでしょうか。
おだやかな雰囲気に戻り、良かったなと思います。

 

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