★アザミの花にカラスアゲハ 


   
アザミの種類は多いが、春に咲くアザミは画像の ノアザミ だけ。
今が盛りであちらこちらに咲いています。
野原一面に咲くとなかなか見事ですが、地域の一斉草刈り日には躊躇なく刈り払われてしまいます。

草刈り機は大変便利で能率的ですが細かい作業は苦手。
手刈りだったら、たぶん刈り残されるのでしょうに、草刈り機を使うと感性まで雑になってしまうような気がします。

さて画像はカラスアゲハ。
黒いアゲハ蝶だけれど、羽を開いた時に見える表面は「カラスの濡れ羽色」というのでしょう、光の加減で七色に輝き大変美しいものです。

カラスアゲハは市街地ではめったに見かけません。
いすみ市はまだ自然が残っているからこそ見ることができる蝶です。
市街地にいる黒いアゲハ蝶は クロアゲハ で、もちろん、いすみ市にもいます。
これは赤い点々を後羽に持ち、真っ黒けでそれはそれで美しいのだけれど、たいてい汚れているのであまり好かれません。

ところが、いすみ市で見かける黒いアゲハ蝶は、最近はモンキアゲハ(紋黄揚羽)が一番多い。
これは南方系の蝶で、わたしが小学生だった頃は房総にはいなかった蝶です。
房総に居を構えた10年前でも珍しかったのですが、ここ数年は良く見かけるようになりました。

もちろん、地球温暖化のせいで南方系の蝶が房総で生活できるようになったからです。
世界中で異常気象が多くなっているのも、温暖化に伴って地球の環境バランスが崩れてきているためだと気象予報士が話していました。
だからモンキアゲハを見ると温暖化の象徴のような気がしてあまりうれしくありません。

その点、カラスアゲハは昔からの蝶で、最近は見かけることが少なくなった蝶ですから、散歩道で出会った時は昔からの友人に巡り合えたようで懐かしくうれしいものです。
思わず、「カラスアゲハよ、永遠なれ」 とエールを送りたい気分になります。

 

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