★春の庭はにぎやか 


  一番美しい季節の、何有荘で一番晴れやかな場所です

何年か前のNHKの朝ドラ、若い女性落語家が主人公の番組で、
師匠役の渡瀬恒彦が演じた『愛宕山』は本職はだしだと話題になりました。
本当に春爛漫の風景が眼前にあるようで印象深いシーンでした。

  野辺へ出てまいりますと春先のことで、
  空にはひばりがピーチクパーチクピーチクパーチク、
  下には蓮華・タンポポの花盛り、
  陽炎がこう燃え立ちまして、
  遠山にはすーっと霞の帯を引いたよう、
  麦が青々と伸びて菜種の花が彩っていようかという本陽気、
  やかましゅう言うてやってまいります、
  その道中の陽気なこと

いすみ市でも高い空にヒバリが鳴き、モクレンの花が真っ盛り。
カモが騒ぎだし、アマガエルもにぎやかになりました。
チョットコイ、チョットコイと鳴くのはコジュケイ。
ホーホケキョはもちろんウグイス。それはやかましいくらいにぎやかな季節です。
のら猫がニャーニャーと歩き回り、ハックションハクションとは花粉症の人。
レンゲはありませんがタンポポが咲き、キャッツアイことオオイヌノフグリが野に広がっています。
麦も青々と育ち、菜の花もまるで「炒りたまご」のようなおいしそうな色で咲いています。

何有荘でも画像のように黄色のレンギョウ、ピンクの玄海つつじ、白と黄色のラッパスイセンが咲きそろい、昨日の墓参りに花を添えました。

ところでヒバリはピーチクパーチクピーチクパーチクと鳴くのですか?
わたしは美空ひばりの歌になじんでいるのでまったく違和感がありませんが、上方落語に詳しい人は「チュンチュン」のはずだと主張します。
チュンチュンは関東ではスズメの鳴き声です。
その地方によって鳥はどのように鳴くのか、聞こえるかには差があるようです。

鳥の鳴き声といえば印象的なシーンが1971年の国連デーでありました。
ニューヨークの国連本部で行われた国際平和賞授賞式の席上で、94歳のスペインの名チェリスト、パブロ・カザルスが行ったスピーチの締めくくりの言葉。

   “カタロニア地方を飛ぶ鳥はピース、ピースと鳴くのです“

 

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