★絹サヤの花 


  マメ科特有の蝶が羽を広げたような赤い花

絹サヤには赤花と白花がありますが、食べる時はどちらだったか判らない。
赤花は人目を引く華やかな印象があり、白花は控えめで清楚な感じがする花で、どちらが良いとは必ずしも言えません。

毎年、上部はヒヨドリに食い散らかされ、地中はモグラの通路になっているのに今年は無事に大きくなった株が多いのは幸せなことです。
隣地との境界線近くに連作しているけれど何の問題もありません。
少々収穫量が減ったかなと思われるので、生ごみ堆肥をばら撒いてやることにしましょう。
いくらなんでもほったらかしで収穫だけを期待するのはムシが良すぎます。

絹サヤと称するのは、サヤとサヤが触れ合った時に衣擦れのようなキュッキュという音がするからだと言われますが、宣伝文句ですね。さほど実感したことはありません。

サヤはサヤエンドウの略で、サヤごと食べるエンドウマメの意味。
エンドウマメを大きく育てればグリーンピースになりますが、まだ若いうちに収穫してサヤごと食べることを前提に特化した品種がサヤエンドウです。
したがってサヤエンドウをいくら育てても米国産グレーンピースのようにはなりません。

エンドウマメを漢字で書けば、遠藤豆ではなく、豌豆と中国式に二文字で書くのが普通です。
豌豆の豌は豆偏に宛と書き、豌(エン)+豆(ズ=トウ、ドウ)でエンドウですから、さらに豆を加えて豌豆豆ではマメが重複してしまいます。
聞いて意味の分かる日本語として通用するためにはマメという単語を加えたのはまぁしょうがない。

宛いう字は、「曲がる」「曲がりくねる」などの意味があるので、豆偏に宛の文字は蔓(ツル)が曲がりくねって延びる豆という意味になります。
このくねくねとした曲がり具合を女性に見立て、なよなよとした深窓の令嬢を思い描いたとか、美人の眉を想像したとか言われています。

赤花にせよ白花にせよ、美しい女性のイメージがあるのに、それを若いうちに収穫し、しかも衣擦れの音がするというのはどういうシチュエーションを前提にしているのでしょうかね。
アブナイ、アブナイ。

 

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