何有荘のエコシステム

何有荘が完成したのは2002年の暮れでした。
定年にはまだだいぶ時間がありましたが、定年という環境激変に軟着陸するつもりがありました。
都会では3階建て自宅が普通になってきましたが、北側の家は日陰になります。
他人に迷惑をかけないで済む広い敷地があればと、ここ千葉県にきました。
老齢化することを考えて平屋建てで一部を物置用にロフトにしました。
東西南北に窓を設け、ロフトから風が吹き抜けるようにしてあります。
エアコンのコンセントは設置しましたが、エアコンはありません。不要です。暑ければ団扇、あるいは扇風機で充分です。
南側の庇を長くしました。冬は陽光が入り、夏は日差しをカットします。
夏の西日の暑さははゴーヤなどの植物カーテンで防ぎます。
良いか悪いか知りませんが、外断熱方式で冬の室内は魔法瓶のように保たれます。
冬の熱エネルギーは窓から多く流失します。それですべての窓は複層ガラスにしました。
雨戸と障子をつけたのも熱エネルギーの損失を防ぐためです。
夏涼しく、冬暖かい家になっています。
そのための最大のシステムは「OMソーラー」で詳しくはネットで見て頂きたいのですが
冬は屋根の集熱を床下のコンクリ層に蓄熱し、夜間に放出します。夏は屋根の蓄熱をダイレクトに外に放出します。
湿度調節はそううまくいきませんが、オール木造ですので湿気を吸い取り、湿気をはき出すようにしました。
床下に大量の木炭が入っています。これも調湿機能と空気清浄を期待してのことです。
いわば奈良の正倉院を少し見習ったようなものです。

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