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★2週遅れのヒガンバナ

ヒガンバナ
     散歩道のヒガンバナ、いすみ市では今が盛り

いつもならお彼岸の1週間前には咲きだすのに、今年は遅れに遅れました。
10月なのにまだ30℃近い気温があるとなれば、遅れるのも当然なのかもしれません。

ヒガンのころに咲くからヒガンバナで、別名が曼殊沙華。
これをマンジュシャカと歌ったのが山口百恵で、ちょっと驚いたけれど仏教用語は古代インド語のサンスクリット語由来が多く、manjusaka の音写ならばマンジュシャゲよりもマンジュシャカが原典に忠実だと言えなくもありません。

昔は死んだら土葬だったので、遺体がキツネや野犬などの獣に食われぬように毒草であるヒガンバナを墓地周辺に埋めたといわれます。
それでか、ヒガンバナの異名には気味悪い名が多くあります。
死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、蛇花(へびのはな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)…。

北原白秋はヒガンバナに、死あるいは血のイメージを重ねた詩をいくつか書いています。
そういう時代だったのでしょう。

彼岸花  (北原白秋 詩集『雪と花火』1916年刊)
  にくい男の心臓を
  針でつかうとした女
  それはいつかのたはむれ、
  晝寝のあとにはつとして
  今日も驚くわが疲れ

  にくい男の心臓を
  針でつかうとした女
  もしや捨てたらきつとまた
  どうせ濕地(しめぢ)の彼岸花
  蛇がからめば身が細る

  赤い濕地の彼岸花
  午後の三時鐘が鳴る

最近はヒガンバナに墓地のイメージを重ねる人などなくなり、お花屋さんではリコリスの名前で白やピンクのヒガンバナが売りに出されています。
怪しげな花だと思うか、単に華奢で美しい花だと思うか、人それぞれ。
不幸なイメージをことさら重ねるのは、もはや時代遅れなのでしょう。

 
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★池の水、全部抜いたら

しらさぎ
     多くのシラサギが集まってきた

自宅前の池は“大正堰”といい、大正時代に建設された大きな農業用ため池です。
何年かに一度、完全に水抜きが行われます。
今年は堰堤の改修工事のため水を全部抜きました。

すると何が出てくるか?
大量の魚です。大小のフナが一番多く、ブラックバスは見当たりません。
だんだん狭くなる水域に押し込められ、やがて最後は小さな水たまりだけになり、そして死に絶えます。
そうなると、相当の腐敗臭になるのですが、今年はそうなりませんでした。

ある日、百数十羽のシラサギが押し寄せてきたのです。
こんなことは初めての経験です。
画像はその時のものです。ここだけで35羽写っています。
まるで市内のシラサギが全員集合したかのようです。

通常、この堰には3羽前後のシラサギが常駐しています。
私はシラサギにはコミュニケーション能力があるのじゃないかと思いました。
仲間に、オイ 大量のえさがあるぞついて来い と誘ったのではないかと思いました。
そして夕刻になると一斉に飛び去って行きました。
餌を食べつくしたのでしょうか。腐敗臭が漂う心配はなくなりました。

実はシラサギが集まった数日前、一番最初に集まって来たのは怪しげな車でした。
一晩中ライトをつけて何人かが堰の中を歩き回っておりました。
翌朝、車の数はほとんどいなくなりましたが、朝の散歩の途中で残っていた車の御仁に話を聞いてみました。
案の定、ウナギ採りの連中でした。
自慢げに捕獲した立派なウナギを見せてくれました。
          unagi.jpg

この堰は夷隅川の水をポンプアップしていますから、その水と一緒に堰に運ばれたものでしょう。
どのような人が集まったのか尋ねませんでしたが、オイ ウナギ採りのチャンスだぞ と集まったに違いありません。

人間もシラサギも同じだなと思った次第です。


★いざという時のポリ袋調理は簡単だ

 非常食
     お米をポリ袋に入れ塩昆布を少々、湯煎してご飯ができた

電気が断たれると炊飯器が使えません。
鍋か飯盒でご飯を炊くのは慣れていないと、ハードルが高い。
ポリ袋調理法は誰でも失敗なく温かいご飯が食べられることを最近知り、試してみました。

ポリ袋でご飯調理法
1. 厚手のポリ袋に洗ってない米1合、水220ccを入れる。
2. ポリ袋内の空気をできるだけ抜いて、できるだけ根元できっちり縛ります。
3. 沸騰した湯に30分沈めて茹でれば出来上がり。+10分蒸らした。


非常時を想定し、とぎ水節約のために白米はすすいでいません。それでもあまり気になりません。
画像はフジッコの塩昆布を少々白米に混ぜて炊き、口当たりを良くしてみました。
結果は上出来で、この調子ならキノコご飯などの混ぜご飯でも大丈夫でしょう。

ポリ袋は調理用、湯せん用の厚さ0.02mm以上が望ましいけれど、今回は0.01mmのを2枚重ねて使用しました。
スーパーでタダでくれる薄手のポリ袋ではだめでしょう。湯が入り込んでしまう。

鍋の水は何度でも使いまわしができます。お米を炊くついでにレトルト食品を温めるのも良いでしょう。お茶にしても良い。
最悪の場合、雨水を沸騰させても、ポリ袋のご飯に影響ありません。

災害時、水は貴重品です。
懐中電灯下のわびしい食事でも、温かい食事なら少しは心が豊かになります
練習してみて、これなら大丈夫と確信が持てました。


 

★ようやく屋根の仮補修

補修
      緑色のシートを張ってくれた

記録的な暴風の台風15号から1週間たったけれど、いまだに電気水道が不通で、電話、携帯、ネットもつながらない地域もあるといいます。
被災地の今日はまたひどい雨。どんなに不便・不安な事か、早急な救援が届くことを祈ります。

我が家は翌日に業者と連絡を取りましたから、なんとか早めに雨=屋根対策がとれました。
ブルーシートというけれど、緑色やグレーのシートもあります。厚さも様々で、厚手のシートだと防水性が高い。
屋根にかけられたのは緑の厚手のシートでした。本格的な補修がいつ頃になるのか、それまで、なんとかしのいでもらいたいものです。
この費用は火災保険から出ます。かけていてよかったと思います。

従来、三日間は自力で生存できる非常食を自宅で用意などといわれてきましたが、すでに1週間を超える現実があると思えば、間近だと伝えられる首都直下型、房総沖地震の時なども数週間にわたって救援は来ないと考えておく必要があるでしょう。
情報もなく、不安の中で過ごすことを強いられます。
困ったもんだ。

みんなが油断した。
1、気象庁は夜間の暴風を予想し、明けたら景色が変わっていると話していた。確かに景色が変わったが、予報時は切迫感がなく、緊急性が感じられず、ひとごとのような語り口であった。
気象予報士やテレビアナも同様。中心気圧の異常な低さからもっと話しかけることがあったのではないか。

2.政府は内閣改造などの真っ最中で、気楽な構えであった。

3.千葉県は各自治体と連絡が取れないのを嘆くだけで、現地に人を派遣したのは4日後であった。

4.市民は三日分の水、食料を用意していたかどうか。
  台風が来ると予告された時点で、水と食料、電池、ガソリンなど事前に用意しておくべきでした。

5.携帯が通じない、TV、ラジオ、ネットも通じないなどと誰も考えませんでした。
  でも北海道ブラックアウトの経験から、その関係者たちは予想がついたはずです。

古いことわざに“ドロ縄”、泥棒をとらえてから縛る縄をなう、という意味ですが、今回の事態はすべてが後手後手、泥縄式の対応であっったと自戒せずにはいられません。

 

★今晩(9/14)が真円、満月といえそうだ

14日の月
   昨夜は雲の合間の十五夜でしたが今晩(9/14)はよく見える

昨夜(13日)が十五夜。その日の「チコちゃんに叱られる」ではなぜ月にウサギか、ボーっと生きてんじゃねーよと叫んでいましたが、その答えには疑義があります。
番組では典拠を仏典、シャカの前世の物語としていましたが、中国古典に求めるべきでしょう。

金烏玉兎(きんうぎょくと)という単語があります。
古代中国では太陽には三本足のカラスが住み、月にはウサギが住むと信じられました。
太陽に三本足の烏は日本サッカーのシンボルマークになりました。

月にウサギがいる理由は長い話ですから省略しますが、ウサギが搗いているのは餅ではなく、本来は不老不死の妙薬でした。月は不老不死の象徴です。
蛇足ですが、その傍には良い香りのする木がありました。良い香りのする木が桂樹であり、月に育つのが月桂樹。ローレルが東洋に紹介されたとき、これはなんだ、まるで月桂樹ではないかと賞されて月桂樹と名付けられました。

中国の月面探査について日本のマスコミはあまり報道しませんが、中国の無人月面探査機の名前は「玉兎」。月のウサギで、伝統を踏まえています。

日本の天皇の礼服には左肩に金烏、右肩に玉兎の刺繍が施されていました。金烏玉兎が日本でも上流階級に親しまれていたものが、やがて庶民の間に流出して「月でウサギが餅を搗く」と変容したものです。

ところで十五夜とは旧暦の9月15日の晩で満月、中秋の名月と賞されます。
ところが、実際には月の満ち欠けと旧暦とは微妙なズレがあります。
十五夜の晩(13日)の月齢を調べると、13.7.
本日14日の月齢は14.7.
月齢は正午を基準とし、1日で1.0加算される。つまり6時間で0.25加算。12時間で0.5加算。

これで午後6時の月齢を計算すると
13日は13.95。だいたい14日となる。
14日は14.95。つまり15日に限りなく近い。

旧暦カレンダーに惑わされず、月の形だけを見ていたら、今晩が満月なのです。
そう、昨夜の十五夜はちょっとなぁと思った人が正しかったのです。


 

★足速の強烈台風、直撃して被害を残す

河川
    Yahoo天気予報「洪水マップ」の画像

雨風が記録的な台風でしたが、通過速度が速かったので、河川の氾濫などの被害はあまりなかったようです。一方、風による被害は多発しました。
あちらこちらで倒木があり、道路がふさがり、電線が切れて停電の被害が出ています。
幸いなことに、この近辺では停電とならなかったのですが、屋根が飛んだ、屋根瓦がずれた、ソーラーパネルが飛んでしまった、倒木で家から出られないなどの被害がありました。

何有荘では屋根の棟の一部が吹き飛ばされ、雨戸の戸袋が吹き飛んでどこかへ行ってしまいました。
天窓をしっかりロックしなかったために、窓があおられて開き、窓枠がゆがんでしまいました。
庭の野菜の支柱が倒れてしまった、塩害でダメになってしまうなどとはレベルが違う被害です。
大きな被害は火災保険でどうにか補填されるようです。

この間、少しはリコウになりました。
1. NHKを見ているとき、手元のdボタンを押してチョイチョイすると、現在の台風の雨雲レーダーがみられること。これは参考になります。

2. NHKの災害情報は役に立ちますが、yahoo天気予報に付属しているあれこれの情報も同じくらい役に立つことです。
画像は就寝前に見た「洪水マップ」で、これによれば、赤で示された危険な河川もありますが、何有荘周辺は問題なさそうだと判断できます。

3. おもな河川の現在の水量は、従来からアップされていた「河川水位」を見ればわかります。
都会地ならばリアルタイム画像もアップされていますが、田舎なので水位情報しかありません。
しかし、氾濫しそうかどうかを調べ、避難するかどうかの判断材料になります。
危険を冒して現場を見に行く必要はありません。

4.「風予測」はあてになりません。TVでもネット情報でも南、東南の風としていましたが、西風でした。局地的な地理条件が現場では優先します。
  何有荘の隣家では、ブロック塀のフェンスが倒され、物置が西風でめちゃくちゃになりました。

5.いすみ市で避難情報(避難勧告)が出されたのはまだ昼過ぎで晴れている時でした。風雨が強くなってから出すよりもずっと良いと思いますが、対象は全市民。これじゃ何だかなぁ。

6.結局、わが身を守るのは個人の判断で、yahoo天気予報の「雨雲レーダー」は最近、6時間先まで表示されるようになりました。これが一番手ごろです。

何人方から安否伺いがありました。ありがとうございます。
明日も、庭先の後始末です。