★カモミールの化粧水

カモミール
      今年はカモミールが豊作で、もう雑草状態

カモミールの使い方はティーにしていただくのが王道にしてシンプル。
いつもストレートですが、気分によって紅茶と合わせたり、ミルクと合わせたりします。
風邪をひいたり、おなかをこわした時にはミルクと合わせるのはピーターラビットの絵本から学びました。

そのほかの使い道と言ったら、香りを楽しむためにサシェにしたりポプリにしたりですか…。
化粧水になるとは考えもしませんでした。
最近、こんな本が出版されていることを知りました。
       カミツレ化粧水
「ハーブの奇跡 カミツレ手作り美容液」ビタミン文庫:臼井由紀
そのレシピは ①乾燥カミツレ30グラム ②純米酒720ml ③グリセリンカリ液100ml

カミツレとはカモミールのこと。
江戸時代、オランダから輸入されたときに、カモミールのオランダ語表記 kamille カッミーレを カミツレ と表記したのが語源。
当時、促音を表す小文字の「っ」がなく、大文字の「つ」を使用せざるを得ず、原音を聞いたことがない人が、文字を見て、文字通りに発音して、カミツレが和名として通用するようになりました。

漬けるお酒は、著者の臼井さんは純米酒や純米吟醸酒にこだわり、醸造用アルコールを含んだお酒は使いません。
35°の焼酎でもよいと思うけれど、今回は臼井さんのレシピに従いました。

同様に、グリセリンカリ液も普通のグリセリン液で良いと思うけれど、薬局で100ml瓶300円でしたから、それを購入しました。
       カモミール化粧水

カモミールは乾燥すると極端に重量が減るので30gを集めるのは結構大変です。
それに手元に適当な大きさの保存瓶がなかったので、20gにしました。
それでも保存瓶にけっこう一杯に入ります。
そこへ純米酒を注ぎますが、400ml程度で満杯でした。
きっちりフタをして冷蔵庫で1週間。濃い琥珀色の液体になります。
これをこして、小瓶に小分けすれば出来上がり。
使うたびに、グリセリンカリ液を少々まぜて化粧水として使います。

この本によれば効果抜群。
「吹き出物」「毛穴」「クマ」「くすみ」「しみ」「ざらつき」がなくなり(和らぎ)、
「美白効果」「しわ予防」もあるのだといからたいしたものです。

何有荘では従来から、ドクダミローション を作ってきました。
ドクダミローションも効果抜群――これは実験済ですから、保証いたします。
したがって、わざわざカモミール化粧水を作る必要はないのですが、まぁ実験です。

大量にあるカモミールの有効活用は何か良いものがないか。
お線香の素材にするという知人がいました。
うまくできれば、それも良い使い道ですね。


 
 
スポンサーサイト

★天然ワカメの乾燥保存

ワカメ乾燥
     サッと洗って干すと、どんどん干からびて小さくなる

漁師工房“拓”で伊勢海老漁で使った網につく藻屑などを取り除く作業のお手伝いをしています。
朝の5時半からおよそ2時間前後の作業です。
終わると簡単な朝食が出ます。

朝飯前の一仕事、が終わった後のお握りがとてもおいしく感じられます。
帰る際、その日に網に引っ掛かった魚介類をそれぞれお好みを選んでお土産として持ち帰ります。
この日はワカメとカジメを頂いて帰りました。

現在、日本で流通しているワカメの大部分は養殖ワカメであり、天然物はわずか2%に過ぎないと拓さんは言います。
そんな貴重なワカメがここでは手に入ります。

ワカメは芯(茎)を切り除き、ビラビラの部分を使います。
サッと洗い、海水程度の濃度の塩水を沸騰させ、サッとくぐらせれば鮮やかな緑色に替わります。
冷水に入れて粗熱を取り、ざるにあけ、洗濯物の要領で広げて干します。

たっぷり水分を含んでいますから、完全に乾くまで数日かかるでしょう。
使用する際は適量をはさみで切り取って使います。
水に戻せば元の大きさに戻りますから、やや小さめに切るのが失敗しないコツです。

味噌汁、酢の物などワカメの使い方は自由自在。
当分は天然ワカメには不自由しません。

さて、カジメを食べる地域もあるようで、ある宿でカジメの先の部分を千切りにした酢の物が出てきた、と網の藻屑取り仲間のKさんが言っていました。
しかし今回、カジメをもらってきたのは食べるためではなく、入浴剤。

千葉県や東京の温泉は黒湯が多い。
その成分はヨードだといいますから、古代のカジメが莫大な量で蓄積されたものでしょう。
ついでに発酵すれば天然ガスが生まれます。
この地域は天然ガスの都市ガス利用発祥の地域で、今でも田んぼや河原からガスが出て来るので、冬場の暖房代がかからない という知人もおります。

まぁそれはともかく、カジメの汚れを水道水で落とし、バケツの中で一晩水に漬けておけば真っ黒な養分が溶けだします。
もちろん、バケツの中ではなく、バスタブの中で漬けておいてもOKです。
その真っ黒な溶液でお風呂にすれば、気分はもはや温泉。
なんなら、一つまみの塩をバスタブに入れましょうか。
塩分を含んだ黒湯温泉もありますからね。

残ったカジメは切り刻んで畑にばらまいておけばそれなりに肥料になります。
イセエビ漁は6月・7月と産卵期に入るので休みになり、お手伝いも休みになります。
8月になったらまた再開。
今度はどんな海の幸が手に入るでしょうか。
       カジメ かじめ


  

★夷隅川、海岸砂丘のハマヒルガオ

ハマヒルガオ
    今年は例年より咲いている範囲も個体数も少ない

夷隅川河口の広大な砂浜は実にすがすがしい。
余分な人工物がなく、うるさいスピーカーの音もしません。
一人二人の釣り人がじっと動かず、のんびりと糸を垂らしています。

その砂浜の一部が小高く連なっているのは、海岸に砂が波で打ち寄せられ、それが風に運ばれて積み重なったものです。
おおむね2mぐらいの高さでしょうか。
まるで堤防のように連なり、自然堤防というようです。
そこは海浜植物の宝庫でもあり、いくつもの変わった植物を見ることができます。

浜豌豆浜防風
画像左:ハマヒルガオの群落にまじっている鮮やかな紫色の花はハマエンドウ。
サヤエンドウの仲間だそうで、その気になれば食べられます。
もっともマメ科の植物はどうれもそうであるように、生のままだと食中毒になるので、無理して食べることもないでしょう。

画像右:高級食材として有名なのが、画像のハマボフウ。
せり科でシシウドの仲間。シシウドを小型にしたような花で特徴がしっかり出ています。
花が咲く前の若い葉は刺身のツマに使われます。
昔は海岸でいくらでも採集されたと話に聞きますが、最近はほとんど見かけなくなり、特定の場所でしか発見できません。

弘法麦チガヤ
画像左は弘法麦(こうぼうむぎ)。
この枯草はボサボサで、そうなると使い古しの筆に見えなくもありません。それで別名がコウボウフデ。
弘法は筆を選ばず、といいますが、弘法様ならばこんな筆でも立派な文字が書けるだろう、として名付けられたといいます。
画像右は陸地化部分な顕著なチガヤ。
チガヤもそろえばなかなか美しい。逆光のチガヤの群落は好きな景色です。

とろで、3.11以後、東日本の海岸を高い堤防で取り囲むという計画が進んでいます。
第1期といいますか、さしあたって東北から隣町の一宮までの計画が実行に移されています。
たとえば高さ10mの防潮堤の場合、頂上の幅3m以上とされます。
この場合、東京葛飾区のようなカミソリ堤防ではなく、緩やかな傾斜を持つ堤防が想定されていますから、その底辺の幅は43m以上となります。

つまり、海岸に幅43m高さ10mの堤防が延々と続く景色が広がることになります。
住民に説明会が開かれますが、住民に決定権はありません。
その海岸に住む小動物や植物群落は壊滅的な打撃をこうむることでしょう。

日本の白砂青松の景色が消えようとしています。
そして、これだけの構築物をつくるのに税金をどれほど投入するのでしょうか。
その上、3.11クラスの津波には対応していない。
いったい、誰のための堤防かと疑ってしまいます。
 


★卯(う)の花の匂う垣根に

卯の花
      今の季節は卯の花が満開だ

今日はまるで夏のような暑さとなりました。
卯の花は満開で、文字通り 夏が来た という気候です。

   夏は来ぬ (佐々木信綱 作詞 小山作之助 作曲)

  卯の花の、匂う垣根に
        時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて
             忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ

この歌詞はおかしいと常々思ってきましたが、最近、これで良いのだと考え直すようになりました。

卯の花とはウツギの花のことで、各種ありますが画像の花が一般的でしょう。
強剪定に耐えるので、垣根として植栽される場合があります。
垣根一面に真っ白な花が咲いたらさぞ見事なことでしょう。
しかし、ウツギの花は香りなどないので、垣根が匂うわけがありません。

だけど、美しさにあふれている場合、それを『匂う』と表現する場合がありました。香りがただよう――だけが匂うの意味ではなかったことに最近気づきました。

   広辞苑第五版 『匂う』 ⑤生き生きとした美しさなどが溢れる

卯の花の匂う垣根とは、卯の花が満開に咲きほこり、その明るさが周囲に溢れ出て広がるような素晴らしい垣根という意味に解釈できます。

次に、卯の花であろうとなかろうと 垣根にホトトギスが来て鳴くなど実際にはありえません。
ホトトギスは山の木の枝にとまり、なかなか人前に姿をみせません。
太東埼でも鳴いていますが、まだ姿をみたことがありません。

しかし、卯の花とホトトギスは万葉の昔からセットで詠まれてきたという実績がありますから、その実績を踏まえた歌詞だということで、まぁこれでもいいかと妥協しました。

卯の花の匂う垣根に、の「に」の解釈ですが、普通はこれを at the fence と理解しますが、
これを the fence and で解釈できないこともありません。
庭の垣根と山のホトトギスを並列に並べ、庭に夏が来た、山にも夏が来たと並列に叙述したと考えられます。
りんごとミカンを、りんごにミカン といい変えることができますね。

「に」は at の意味と and の意味があります。
そう考えれば、垣根にホトトギスが飛んできて鳴いた、と解釈するのは間違いで、
“卯の花の匂う垣根と(山には)ホトトギス”、両方そろってもう夏が来たんだなぁと詠嘆した歌詞だと理解することが可能です。

なぜホトトギスと卯の花がセットか、というと
渡り鳥ホトトギスの初鳴きの頃と卯の花の季節が重なるからでしょう。
そして山のウツギの木にホトトギスが止まって鳴くということはありうる話です。
ホトトギス--夏になったね。卯の花――夏になったね、というダブルイメージです。

旧暦4月はご承知のように卯月。卯の花の月と名付けられています。
本日(5/22)は旧暦卯月16日。
もっとも花札の4月は、藤にホトトギスですが、なぜ卯の花ではなく藤なのかはまた別の話になります。
大切な点は、花札でもホトトギスは卯月に描かれている点です。

ホトトギスは盛夏でも「東京特許許可局」と大声で鳴いています。
しかし、4月の初音が最も価値が高かった、待ちわびていた初音だから卯月とホトトギスはセットで語られてきたのだと思います。

さて、最後の疑問は、ホトトギスの忍び音です。
忍び音といったら、我慢してすすり泣くイメージですね。
ところが実際には昼でも夜でも鳴くときは大声で、東京特許許可局です。
どこが忍び音なのでしょうか。

わたしは答案を二つ用意しました。
一つは、ホトトギスの仲間でホトトギスとそっくり相似形のツツドリの鳴き声をホトトギスの忍び音と誤解した--です。
ツツドリは鼓鳥で、夜遅くあるいは早朝に、その鳴き声は、ポッ、ポッ、ポと断続的で奥ゆかしい。忍び音と聞こえなくもない。

二つ目の答案としては、実はホトトギスは五月の鳥と理解されていた形跡があるのです。

    郭公(ホトトギス)待つ心のみつくさせて聲をば惜しむ五月なりけり (西行)
    五月闇おぼつかなきに郭公ふかき峰より鳴きていづなり (源実朝)

五月がホトトギスの季節なのに、まだ4月だから少し遠慮して鳴く、それが初音であり忍び音であるという観念上の産物である、が結論です。
実際には少しも遠慮しないで深夜でも早朝でも大声で鳴くのですが、昔の人は、あぁホトトギスの忍び音だね、と理解したのだ、と思います。
現代人とは違う感覚だから、それを批判するのではなく、素直に受け止めれば良いだろうということです。

それにしても 解説がなければ、この歌詞は???の連続です。
佐々木信綱先生は教養がありすぎる。
長い間、おかしな歌詞だと思ってきましたが、それはこちらが浅はかだったからのようです。
ようやく歌詞の疑問を解決できたような気がしています。

長い文章、お付き合いありがとうございました。


  

★マツカサウオはまるで置物のように飾ることができる

マツカサウオ
     頑丈な一対の腹びれが支えとなり、垂直に置けば倒れない

大原の漁師工房 拓さんちで、毎朝、イセエビ定置網の藻屑取りを手伝っています。
作業が終われば簡単な朝食となり、網にかかった魚介類がお土産になります。

この日は初めて見るピラニアみたいな魚をゲットしました。
淡黄色の小型の魚でウロコがやけに目立ちます。
ウロコの網目模様が松ぼっくり(松かさ)に似ているため、マツカサウオ。

このうろこが並外れて頑丈で、背びれ、腹びれは強力な数本の槍になって武装しています。
刺身にするとおいしいらしいよ、と拓さんは言いますが、可食部分はどうみてもわずかしかありません。
通常は面倒なので捨てられるようです。

ゲットしたの良いけれど、出刃包丁だって歯が立ちません。
刺身にするのはあきらめて、トタン板を切る大型の金切はさみでぶつ切りにしました。

内臓ごと水から煮出して味噌を溶き、ワケギを散らせば完成。
おそらく肝臓からだと思いますが結構な脂分がでました。
油揚げが入っているのかと思うほどで、ややしつこく感じました。
白身の魚で味も食感もマイルドでおいしい。
ワタリガニの身のような感じもします。

マツカサ味噌汁マツカサ焼き物
            味噌汁                     焼き魚
もう1尾は丸ごと焼き魚にしました。
焼くとウロコはややもろくなり、身離れも良く、食べやすい。
柔らかい白身はふっくらとして、鯛の身のような甘さと上品さがありました。

味の方は確かに一級品ですが、なにせ小さくて食べる部分が少ない。
おまけに包丁で調理するのは、わたしの腕では困難。
今度ゲットしたら、乾燥させて 魔よけの置物にする方が良いかもしれません。


 
 

★虫刺され、かゆみ止めにヘビイチゴローション

ヘビイチゴローション
           ヘビイチゴ               こんな容器で保存・使用

ヘビイチゴって毒イチゴなんでしょう? と尋ねられることがあります。
いえ、毒なんかありません。
食べても無害。だけど少しもおいしくないので、役に立たないイチゴという意味でヘビイチゴと名付けられました。

実は、何の役にも立たないどころか、立派に人間様の役に立ちます。
「虫刺されの特効薬」になるので「蛇苺様」とでも言いたいくらいです。
大きな赤い実はかわいらしく、グランドカバー替わりにもなります。

庭仕事をしているといつの間にか何者かに刺される場合があります。
草で手を切ることもあり、スズメバチに刺されたことだってあります。
そんな時、このローションにどれだけ助けられたことか。

ヘビイチゴローションの作り方
 1.密閉できるビンに摘んだヘビイチゴ洗わずに半分から2/3ほど入れる。
   洗った場合はよく水分とってから。水気が残るとカビる。
 2. 35°焼酎で満たし、フタをして半月~1か月でできあがり。
   イチゴが脱色し、茶色っぽい液体になればOKです。
 3.常温で1年間保存できます。イチゴは捨てても漬けたままでもOKです。

使い方は簡単。塗るだけです。
麺棒、脱脂綿、100均で買ったスプレーなど利用すると良いかな。
すっとカユミが抜けていくので驚きます。

もともと 独楽子 さんから教えていただき重宝しています。
独楽子さんは、ばあちゃんから教わったそうです。そうやって昔からの文化が伝承され、拡散していくのですね。

わたしが作り方を教えたり、現物をプレゼントした方から「ものすごく効く」と感謝されています。
アルコールや肌が弱い人はパッチテストをしてから使用する方が安心でしょう。

ハエや蚊、蜂やゲジゲジなどの不快害虫の季節になれば、それを撃退する草花も生えてくる――ヘビイチゴやドクダミ――何とすばらしい自然の補完作業なのかと感心するばかりです。
桃の葉、ドクダミの葉、雪ノ下の葉、ヨモギの葉など 揉んで汁を塗ればかゆみ止め、炎症止めになると昔から伝わっています。
山歩きの時など、何も手元にないときは そんなことを知っていると 少なくとも気休めにはなりますね。

なお、野イチゴという言葉の範囲は広く、何を指しているのかあいまいです。

白い花の咲くクサイチゴは酸味が少なく、甘みがあり、食用になります。
幸せを呼ぶというワイルドストローベリーは文字通り野イチゴです。
酸味が強いが甘みもあり食用になります。ジャムに最適。これも白い花。
各種の木イチゴも白い花が咲き、つまんで食べるには最高ですね。

黄色い花が咲く、このヘビイチゴやヤブヘビイチゴは味がなく、食用にしませんが、薬用に利用しています。


 

★ドクダミローションは効果抜群

ドクダミローション
      乾燥させてからローション作業

庭のドクダミは駆除するのに苦労する雑草ですが、発想を変え、ドクダミローションの原材料が勝手に生えてきたと喜びましょう。

ドクダミローションって本当に美白効果があるの? シミ・ソバカスが消えるって本当?
それは本当です。
でも、そう宣伝して販売すると法令に違反するようです。統計的にその効果を証明せねばなりません。
個人的に作成・使用する分には個人の責任ですから、何ら違法性はありません。

ツレアイがドクダミローションを使い始めてからとても気に入っています。
シミ・ソバカスが目立たなくなり、肌の白さをほめられたこともあったそうです。

肌に全般に効果があるようで、ニキビ、湿疹、アトピー、アセモ、水虫、乾燥肌などにも効いたという報告があります。
半信半疑だった知人も今では何人もファンになっています。
風呂上りや寝る前に使うと良いと思います。

ドクダミとは 毒を矯(タメ)るが語源で、矯るとは 正す というような意味です。
毒気に当たった体を矯正する働きがある薬草として、昔から有名な薬草です。

摘んだ時の不快な臭いが嫌われる原因ですが、乾かしてしまえば気にならない。
ましてローションにしてしまえば、それがドクダミ由来だと気づく人はいません。

 ドクダミローションの作り方

  1.ドクダミを根ごと引き抜き、下部は切り捨てる。
  2.洗って数本ずつまとめて陰干し。水気がなくなれば良い。水気が残るとかびる。
  3.ガラス製の保存瓶に葉だけをぎゅうぎゅう詰める。茎は捨てる。
  4.ホワイトリカー(35°)をひたひたに詰める。
  5.冷暗所で最低3か月ぐらい置く。1年寝かせるともっと良い。
  6.濾して空き瓶に入れて保存する。
  7.使うときにグリセリンを少々加えると、保湿によい。

グリセリンは薬局で売っています。
使わなくとも構いませんが、使った方が使い心地が良いと思います。
肌が弱い人は、等量の水で割って下さい。


 
 

★ソラマメが余ったから豆板醤を仕込んでみた

ソラマメ
    今年はソラマメが大豊作。こんなに取れたらどうする?

今年は害虫(アブラムシやカメムシ)にたいして悩みませんでした。
駆除のために台所洗剤の100倍薄め液、台所洗剤+唐辛子液+酢の100倍薄め液の散布それぞれ1回だけで済みました。
成長してからは先端をピンチ(切り落とす)するのも害虫除けになります。

ソラマメは収穫したてが一番おいしく、豆の甘みと香りが一番強い。
家庭菜園にソラマメは絶対おすすめ。至福のソラマメの味を堪能できます。
里山仲間もご近所様も豊作だったようで、たくさん差し入れていただきました。

ソラマメはさやごとグリルで焼くのが一番簡単で美味しくいただくことができます。
毎日では飽きるならば、加熱処理後、甘皮をむいて冷凍保存が良いでしょう。

今回、ソラマメが手元にたくさんあるので豆板醤にチャレンジしてみました。
豆板醤と味噌つくりは手順がほぼ同じ。
粉唐辛子が加わる点だけが大きな違いです。

豆は大豆の代わりにソラマメ。ゆでてつぶすのは味噌と同じ。
唐辛子は川崎ならば韓国産の多種様なものの中から選べますが、いすみ市ではタカツメしか手に入らない。
乾燥したものをビニール手袋をし、できればマスク・ゴーグルもして種を取り除き、ブレンダ―で粉砕します。
タカノツメを見くびるとひどい目にあいます。
塩と麹を使うのも味噌と同じですが、その比率と量が違います。
超辛いタカノツメを利用したので塩と麹はぎりぎり減らしました。

材料パック

<材料>
   空豆340g さやから出してゆでる前。
   米麹 25g   塩  50g   タカノツメ 25g

<作り方>
  1.粉タカノツメ、塩、麹を均等によく混ぜる。
  2.ゆでた空豆の薄皮をむいて、熱いうちにマッシャーで潰す。
  3.人肌に覚めたら 全部の材料を万遍なく合わせ、よく混ぜる。
  4.ジップロックに詰め、空気をできるだけ抜いて冷暗所に保管。
  5.秋になれば出来上がり。それまで放置でOK。

できればキムチ用のさほど辛くない唐辛子が欲しかった。
タカノツメだから、辛すぎかもしれません。
市販の瓶詰豆板醤の味が気に入らないので、好き勝手な作り方です。
初めてのことなので、さて、どうなることやら。


 

★桐の花の季節

桐の花
           青空に桐の葉と花が映える

『みをつくし料理帖』(高田郁)を読んでいたら、夜風に乗って桐の花の香りがただよってきた…のような一節があり、桐の花って初夏に咲くんだと知らされました。

桐の花といえば花札では12月。
花札の1月は松、2月は梅…とその月を代表する花の絵柄が描かれています。
だから、桐の花は12月だとずっと思いこんでいたので、『みをつくし料理帖』の記述には驚きました。

いすみ市にも探してみれば桐の木があり、車で通りがかるたびに注意はしていたのに花は気づきませんでした。
先日、里山で桐の木を発見して、身近に落下した花を観察する機会がありました。
ラッパ型の合弁花で、落花した花なのに香りがあります。

合弁花だというのも意外でした。
なんとなく花びらが独立した離弁花を想像していましたから。
一度目にすると、こんどはあちらもこちらもと目につくようになるのは不思議です。

    桐の葉は木に朽ちんより 秋来なば先駆け散らん
    名のみなる廃墟を捨てて 醒めて立て男子ぞ我等

出身校の校章は桐で、学生寮の名は桐花寮。学生たちは校歌は知らなくとも、この学生歌を肩を組んで歌ったものでした。今はもう そういう習慣は消えたことでしょう。

桐は花札や学生時代の思い出とともにあるのに、今まで花の実物を見たことがなかったのはうかつなことです。
今回初めて念願の花に出会えてうれしく思いました。

さて間違った認識の元である花札の桐ですが、これは考えてみれば昔の人のしゃれ心だったと思い当たります。

最初から最後まで を、俗にピンからキリまでといいます。
花札の最後、キリは12月。キリにふさわしい花なら桐が良い。
ところが12月に桐では季節外れ。だから、他の札と大きく異なり鳳凰まで図柄に描きこんで、これは特別ですヨと明示したデザインになったものでしょう。

桐の花が身近な地域、身近だった時代には 12月が桐の意味など誰でも知っていたのでしょうが、都会育ちゆえに何も知りませんでした。

桐の家紋、桐花の勲章、桐の下駄、桐の箱、桐のタンスなど日本文化の理解に不可欠な桐。
桐の花に出会え、やり残した宿題をやっと仕上げたという安堵感があります。

*********

昨夜、携帯の地震速報が鳴り響き、間もなく震度3の揺れが来ました。
今朝、調べてみると震源は茨城で、ここ数日震度1が続いていました。
熊本の後、首都直下も間もないといえども どこか他所事でした。用心、用心。
先日、少しは熊本の援助になるかとクマモンのエプロンを購入しました。
     クマモン
    

 

★りんごバターなんてあるんですね

リンゴバター
      ブレンダ―をかける前のリンゴバター

新聞にりんごバターの宣伝が載っていました。
そのままでは出荷できないリンゴをジャムに加工して商品にするのはよくある話。
でも、りんごバター とはね。よく考えたものです。

で、作り方はどんなものか。最近は何でもグーグルさんに聞けば載っています。
それを少しアレンジして作ってみました。

<材料> ①りんご  1個(紅玉やジョナゴールドなど酸味があるのがジャム向き)
       ②バター 30g      ③砂糖 50g
       ④レモン汁 半個分

<作り方>
1.りんごジャムの下ごしらえ
  ・りんごの皮をむき、小さく切ったら塩水につけておきます。
  ・りんごをザルにあけてよく水を切り。
  ・耐熱ボウルにりんごを入れ、レモン汁を振りかけラップをしてレンジ600wで7分位

2.鍋に移してジャムにする
  ・柔らかくなったりんごと出た水分を丸ごと鍋へ移して火にかけます。
  ・りんごが少し透きとおったら砂糖を入れ、弱火で15分ほど煮詰めます。

3.バタージャムにする
   ・バターを鍋に入れ、十分に溶かし混ぜれば出来上がり
   ・消毒した保存瓶に入れて冷蔵庫保管。―――それが画像です。

いつもジャムは原材料がわかるように、ある程度、形を残して仕上げています。
しかし、今回はこれでは具合が悪かった。
煮詰める程度があまく、水分が多かったので冷蔵庫保管でバターがバターとして固まってしまいました。

4.ブレンダーでなめらかになるまでしっかり混ぜて、ようやく完成。良い出来です。

ジャムにする際、しっかりジャムの固形態をマッシャーを使うなどして煮崩しておくか
バターが溶けた時点でブレンダ―で攪拌しておけば、二度手間にならずに済みました。

もちろん 皮付きりんごのジャムにしても良いし、ナツメッグなどの香料を加えてもしゃれています。その辺はお好みです。
参照したレシピより、バター、砂糖の量を少なくしてあります。

トーストにりんごバターは手軽でおいしく楽しめます。
でも、手間暇を考えれば、バターとジャムをそれぞれ塗れば良いのではと思います。
それぞれ量を自分で加減できますし。

今回は試作品。たぶんりんごバター作りはこれが最後でしょう。