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 所用により1週間ほどお休みします。
 病気ではありません。念のため。

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★ソーラークッキングでチャーシュー

 
       ソーラーはじっくり煮物に適している

チャーシューは叉焼と書き、焼き豚のことですから本来はオーブンで焼きます。
ところが今は事実上「煮豚」がチャーシューの名で売られています。
それならガスオーブンのない何有荘でも作れます。

いろいろ試行錯誤しましたが作り方は段々シンプルになってきました。
今回は糸で縛った豚の肩ロースブロックが安売りだったので早速購入しました。

 1.ブロックにフォークで穴をブスブスとあけます。
 2.その場にあった塩コショウや香辛料、ハーブなどをなすりつけて30分放置。
 3.煮汁【味醂:醤油:水=1:2:2。砂糖適量】を作ります。
   量は鍋にブロックを入れてヒタヒタ程度。
 4.後は低温でじっくり煮るだけです。2~3時間。
   沸騰させないようにフタは開けたままです。
 5.中央部に火が通っていなくても気にしません。食べる時に焼けば良いのです。

もちろんソーラークッカーではなく、台所のガスで作っても良いし、炊飯器に入れてスイッチポンでもできてしまいます。

肉に焦げ目を着けてから煮るのが普通ですが、省略可能だから省略です。
以前は生姜やネギ、クズ野菜を一緒に煮ていましたが最近は省略です。
肉の穴あけや塩コショウやハーブなども省略可能です。
苦労の割に味にたいした変化がありません。
もしも「八角」があれば、半分~1個入れて煮ると中華風の香りが漂います。
八角のあるなしではずいぶん違いますが、これも省略可能です。

まだまだ完成したレシピになっていません。
試行錯誤中ですが、とりあえず「おいしいチャーシュー」にはなっています。
肉は肩ロースが脂肪分が少ないので愛用しています。
市販品チャーシューには添加物がテンコモリ。一度シゲシゲとご覧なって下さい。目がくらんでしまいます。
チャーシューを作っている理由は、もっとシンプルな食べ物が食べたいだけの話です。
 

★今年も手作り味噌(#1.白みそ)

 
     容器の縁は焼酎に浸した包帯

毎年、味噌を手作りしていますが、今年は別途、白みそを仕込みました。
白みそは大豆に対して麹の量が異常に多く、かつ塩分が少ないので甘いみそになり、熟成期間も短いのですが、塩分が少ないだけに保存性が低くなります。

手作り白みその材料
  1.大豆   1.0kg
  2.生米麹  2.5kg―――-普通の赤みそは1.0~1.5kg
  3.自然塩  300g――――同上       500~550g

白みその作り方
  1.前日に大豆を3倍の水に浸しておく。
  2.麹と塩をよく混ぜ、「塩麹」に整えておく。
  3.大豆を煮てから圧力鍋にかける。オモリが触れて15分、余熱15分。
    圧力鍋は時間短縮のため。最初に煮るのは皮やアクを取り除くため。
  4.軟らかくなった熱々煮大豆をポテトマッシャーでよくつぶす。
  5.塩麹とよく混ぜ、煮汁を適宜混ぜ、「みそ団子」を作る。
    固さは耳たぶ程度、ハンバーグ程度。
  6.みそ団子を容器にたたきつける。
  7.きっちり空気を抜いてみそ表面をならしてラップを密着させる。
  8.カビ防止に容器の内部をきれいに焼酎消毒する。
    カビはみその円周部分=容器の内側と接触部分に多い。
    今回、この円周部分に焼酎に浸した木綿の包帯を円周状に置いた。
    みそ表面中央部のラップ上に脱脂綿を焼酎に浸して置いた。
  9.中ブタをし、重石を載せればひとまずOK。
 10.ポリ袋で包み、雑菌・ゴミ・ホコリ除けとして室温熟成。

つまり作り方の上では普通のみそと何ら変わりません。
大豆を煮れば色素も栄養分も煮汁に落ちるが気にしません。
白みそにするには煮て色素を落として作ることが必要です。
西京みそは最終工程で大豆と麹を完全に磨りつぶすけれど、面倒なので省略。
1か月もすれば食べられると言うけれど、作ってみなければ分かりません。
塩分濃度が5%強と低いので、できあがったらタッパーで冷蔵庫保管します。

大豆の煮汁はモッタイナイから捨てません。
昨年はオデンの汁に再利用したけれど、今年は乳酸菌肥料に再加工。
面倒なことは何もありません。空きペットボトルに移し、ヨーグルト容器を洗った液体を混ぜて数日間放置するだけ。
これを100倍に薄めて畑にまきます。畑は今雨が降らず、カラカラですから植物は喜ぶことでしょう。

 

★梅の精が宿るかのような梅の老木

 
       千葉県袖ヶ浦市にて

画像右の民家を見れば梅の大きさが分かります。
現役で働いていた頃は、梅や桜の開花を聞くと無理をしてスケジュールを調整して寒い美空にもかかわらず花見に出かけたものです。
(花見で一杯が主目的でした)
関東地方の主な梅園はたいてい知っていますが、こんな大きな梅の木は見たことがありません。
ここは内房で、古い歴史のある地域ですから数百年を経た梅の木でしょう。
しかも満開です。

梅林の中にあるのではなく、山腹の段々畑の中に一本だけスクッと立っている姿が雄々しい感じがします。
植物は足がないので逃げも隠れもできません。
長い歴史の中で切られもせず、雷にも会わず、戦禍も逃れて立ち続けていること自体が素晴らしいことです。
もしも深山幽谷にあったら「ガラスの仮面」の舞台になりますヨ。
それだけで何かしら霊力が宿っているような気がします。

しかし残念ながら深山幽谷ではなく、梅林でもなく、開けた場所に一本だけ屹立しています。
明るい場所に一本だけの梅の木。それはそれで、いつもこの場所を車で通る時に感嘆しております。
都会にあったら千客万来でしょうが、「田舎」にありますから周囲に見学者の一人もおりません。それがこの梅の老木の良いところでしょう。

  梅の花 今盛りなり 百鳥(モモトリ)の 声の恋しき 春来るらし
          万葉集 巻5 834 小令史田氏肥人(ショウレイシ デンシノヒビト)

もう来週(2/4)は立春ですから、昔の人の表現力にも感心いたします。

 

★やっとメジロが来た

 
       ガラス戸越しでややピンぼけ

寒さが本格化し、どうやら野山のエサにも事欠くようになった野鳥が次々と何有荘を訪れてきます。

野鳥の庭にするにはスズメさんご一行様を歓待することが最初です。
米粒やアワ・ヒエなどを撒いておいたら、最初は3羽ぐらいだったのに、昨日・今日は多いと十数羽もやってきます。
その群れの中にアオジという野鳥も混ざって来ます。
スズメとほぼ同じ大きさで同じようなエサを食べます。群れに混ざっている方が身の安全だと心得ているのでしょう。

メジロは必ず夫婦で来ます。1羽が周囲を警戒し、他の1羽がミカンをつついていることが多い。エサにありついてうれしいのか、チュルチュル、チュルチュルとにぎやかに鳴いています。
百均で買ったバーベキュー用の金串にミカンを刺し、両端を紐で結んで枝にぶら下げると、メジロは上手につつきますが、ヒヨドリはその金串に止まることはできません。
ヒヨドリにはメジロの食べ残しミカンを地面に置いてやります。そんなミカンでも皮ごと引きちぎって食べています。ついでにカリフラワーの葉をついばんでいくので困ったものです。

いろいろな鳥が集まってくると、ここは安全な場所だと鳥たちも思うのでしょうか、
違う鳥も集まって来ます。
ツグミ・アカハラ・シロハラは畑を歩き回ってエサを探しています。
今日はウグイスもやってきました。ちょっと顔を見せただけですが。
シジュウカラ用のエサも用意してあるのですがあまり見かけません。

野鳥の餌やりは厳冬の自然のエサが少ない時期に限ります。自分でエサを探す努力を怠り、能力が低下しては困りますから、ちょっと手助けする程度にエサを用意してやります。
やがて春になると挨拶もなしに自然界へ帰っていきます。

困ることはフンを処かまわずすること。
洗濯物のすぐそばでエサやりなどするものではありません。

 

★超高級玄米みりん開封

 
       左=透明なビン、右=青いビン

みりん(味醂)は毎年手づくりしていますが、昨年、急に思い立って超高級な【玄米麹と玄米焼酎】だけで味醂を作ってみました。

  材料  玄米麹     1kg    1260円
       玄米焼酎  1200ml   2760円/1800ml
  作り方 梅酒用のビンに両者を入れて混ぜておく

味醂は普通、【蒸した餅米+米麹+焼酎】で作りますが、玄米味醂は餅米を使わないで作るのですから超簡単。
【玄米麹と玄米焼酎】を混ぜて半年たてばできあがりです。
しかしまぁ原材料費の高いこと。作業は簡単でも気軽には作れません。
半年寝かせればOKですが、1年ほどじっくり寝かせて開栓してみました。

画像のようにかなり色が濃い。
味見をしてみますと、これが驚くほど甘い。麹菌のアミラーゼなどが玄米の炭水化物を糖分に変えたものです。
そしてアルコール分はかなり残っています。調味料というよりも甘い焼酎。
しかし、深みとコクがありますネェ。すばらしい味醂です。
江戸時代のようにチビチビ飲めば、果実酒・薬酒としても通用しそうです。
調味料に使うのはモッタイナイ気がだんだんしてきました。

もうちょっとちゃんとした格調高きビンに詰め替えれば品が出る。
なにせ高額(リッター3000円相当)ですから、画像のようなあり合わせのリサイクル空ビンじゃこの味醂に気の毒だだと思っています。

問題は味醂を搾り取った後に残る味醂粕。
白米餅米と白米麹を使った普通の味醂粕はフワフワとして軟らかく、利用法は数々あります。
ところが今回の味醂粕は、原材料が玄米なので色が黒く(茶色)、固いのでとまどいました。1年経ったのにしっかりと米粒の形が残っています。
これをどう利用するか、連れ合いさんの腕の見せ所ですが、とりあえず、普通の味醂粕同様の使い方をしてみるようです。

  

★今は小寒、明日から大寒

 
      みりんを仕込む季節です

手作りみりんの作り方
 1.餅米3合を蒸す、または炊飯器の「おこわ」機能で炊く。
   白米の2.5合分の水で普通に炊いても良いようです。
   蒸す場合は餅米を数時間浸水。炊く場合は浸水しない。
 2.梅酒用のビンに炊きたて餅米を入れる。
 3.35°焼酎を900ml投入してよくかき混ぜると人肌の温度になる。
 4.生米麹500gをよくほぐして投入。よく混ぜる。
 5.これでオシマイ。きっちりフタをして半年寝かせればできあがり。

餅米が少々焦げても、少々芯があっても気にしない。
麹や焼酎の量を少々間違えても気にしない。大丈夫です。
焼酎が足りないような気がしても気にしない。ちゃんとみりんになります。
大切なことは衛生管理。
手指はもちろん、使う台所用品や梅酒用のビンはよく洗い、キチンとアルコールか焼酎でよく消毒すること。
熱湯消毒は面倒だからしていません。

麹は高濃度の焼酎でイチコロですから、生きた麹菌の働きで味醂(ミリン)になるのではありません。
だからビンを密閉してゴミ・ホコリ・雑菌が入るのを防止します。
米麹が含んでいる酵素が炭水化物やタンパク質を分解し糖類やアミノ酸類を生成してみりんとなります。味醂が甘いのは主な糖がブドウ糖だからだそうです。
健康に良いのもうなずけます。

一度、本みりんを作って味わってしまうと、その素晴らしさに魅了されてしまい、
毎年作っています。
市販のみりん風調味料とは「格」が違い、手前味噌ならぬ「手前みりん」の気分です。

生の麹が手に入らない場合は、スーパーで売っている乾燥米麹を使います。
餅米2合、35°焼酎600ml、乾燥麹1袋(200g)でOKです。
自分で作れるものは自分で作ってみませんか。
たいした手間ではありません。

 

★新年の初収穫はジャガイモ


      まぁなんとか収穫できました

暮れまで青々とした葉を茂らせていましたが、年末からは寒波到来。霜に二度三度と当たるとさすがに枯れてしまいました。
その周囲を掘り起こしてみるとジャガイモが収穫できました。
元々、収穫しようとして植えたのではなく、収穫し残したジャガイモが勝手に芽を出し、ジャガイモみたいだネェ、それじゃぁ様子を見てみようと放置してきたものです。

知人はジャガイモの皮をむき、堆肥にするつもりで土に埋めておいたら、そのうちに芽を出して育ち、ジャガイモが採れたと自慢していました。
皮からじゃ芽が出ないでしょう?と疑い深く聞いてみても、イヤ皮から芽が出たんだヨとゆずりません。

つまりそれほどジャガイモは生命力が強く、本当は育てやすい野菜なのかもしれません。
大きなジャガイモを大量に収穫しようとして、肥料をたっぷりやったらソフトボール大の巨大ジャガイモになったけれど、スカスカのダメジャガだったという話を本で読んだことがあります。
なんだかんだと世話を焼きすぎると「ウマクイカナイ」のでしょう。

畝に育った雑草を刈って畝におき、タダで入手している米ぬかをばらまいただけの家庭菜園ですから、大豊作など最初から期待していません。
少しでも収穫できれば大満足です。
何も耕してはいないのに土はほっこりとし、水はけはよろしい。水はけが良ければ肥料をやらないでもジャガイモは育つ、と確信しつつあります。

 

★カワセミに毎日会えるのはうれしい

 
         カワセミの胸毛はオレンジ色

すごい寒さで朝の何有荘は外気温氷点下3°、何有荘記録更新でした。
昨日はパラパラと雪も舞いました。めずらしいことです。

カワセミは「渓流の宝石」と呼ばれる美しい鳥です。
しかし「渓流」という表現は間違っているような気がします。
東京世田谷区の野川というあまりきれいではない都市河川はカワセミに会える場所として有名で、わたしも電車に乗って観察に行ったことがあります。
いすみ市の夷隅(イスミ)川はけっして「渓流」という雰囲気ではありません。
茶色く濁った水がトウトウと流れていますがカワセミが飛んでいます。
あちらこちらにある農業用ため池にも飛んできます。
つまり小魚が取れる環境ならば、水の清濁は無関係、流れる水かたまり水かも気にしていないようです。

近辺各地で見かけますから、いすみ市はカワセミの宝庫と言っても良いでしょう。
わざわざ観察に遠出する必要がありません。1年中います。
何有荘前のため池にも日に何度か飛んでいるのを見かけます。
それは小型ジェット機みたいに猛スピードで直線的に飛んでいきます。
チラッと背中の輝くブルーが見えるので、それでカワセミだと判ります。

羽と背中がブルーもしくはグリーンに輝くので「宝石」にたとえられます。
翡翠(ヒスイ)という宝石は、翡=カワセミのオス、翠=カワセミのメスを語源とするという説があるそうです。
その当否はともかくとして、カワセミに出会うと今日はラッキー。
オミクジの「中吉・小吉」に当たったくらいのうれしさがあります。
中吉・小吉はナカヨシコヨシと読めますね。
イライラせず、人様や世間を責めず、ナカヨシコヨシで生きていこうヨとは野鳥・カワセミ様の教えです。

 

★今年の渡り鳥は少ない


     庭に来たツグミ

毎年冬になると、何有荘には多くの野鳥が遊びに来るのですが、今年は種類も数も少なくて心配しています。
庭に米をまき、ミカンをぶら下げているのにスズメだって来ないのです。
スズメ様ご一行を歓待すると、他の野鳥もナンダ・ナンダ・餌ガアルノカ?とつられてやって来ます。だからスズメはサクラみたいなものですが、そのスズメも来ないし、あの憎らしいヒヨドリだって来ません。

画像はようやく庭に来たツグミ。ハトと同じかやや小型の野鳥。
白い眉毛、茶色の羽、胸のボチボチ模様が特徴。
庭の畑をつつき回して隠れている虫を食べているらしい。
後で点検しても虫がいるとは思えないのだけれど、毎日やって来るのだから、きっと何かはいるのでしょう。

ツグミは気が弱くて臆病で、他の野鳥、アカハラやシロハラが来ると一目散に逃げていきます。
窓を開けて写真を撮ろうとしても、バッと飛び去ります。
それでもようやくここの家人は安全だとでも思うのでしょうか。写真を撮らしてくれました。

野鳥が来ない理由を楽観的に考えると、今年は山野にまだ食料がいっぱいあるからだと考えられます。
田んぼにはヒコバエの稲がそのまま残っておりますし、垣根の赤い木の実や庭のピラカンサスもまだびっしりと実をつけています。

最も常識的な理由は、夏の異常気象(猛暑・干天)にともない、渡り鳥の飛来地が例年よりズレてしまったこと。
悲観的に考えると、鳥インフルや異常気象で死んじゃったのでしょうかネェ。

例年と異なり、冬の渡り鳥が極端に少ないという自然の姿が少々気になっております。大過なければ良いのですが…。