余った皮で超簡単、柿酢・リンゴ酢作り

   
                 左:柿酢。  右:リンゴ酢

超簡単なのは、柿やリンゴで酢を作る本格的な酢ではなく、柿やリンゴの皮を酢に漬けておくだけだからです。
柿の皮やリンゴの皮は普通は捨ててしまいますよね。
捨てないで下さい。素敵な柿酢・リンゴ酢ができます。

画像は柿・リンゴ1個分の皮を300ccのビンに入れて5日たったものです。
もうそろそろ食べ頃、というか飲み頃の画像です。
レシピなどと大げさなことはありませんが一応まとめてみます。

◆超簡単、柿酢・リンゴ酢作りレシピ
1.むいた柿・リンゴの皮を適当な大きさのビンに詰める。
  ヘタなど汚れている部分は使わない。
2.砂糖を適量入れる。
  黒砂糖でも白砂糖でも蜂蜜でもお好みで。
  柿はホンの少量。熟柿なら入れなくとも良い。
  リンゴは画像の300ccビンには大さじ1杯の蜂蜜でした。
  リンゴと蜂蜜の組合わせはバーモント何とかで有名ですね。
3.酢をヒタヒタに入れる。
4.そのまま放置して一週間で出来上がり。
  中身を引き上げ、液のみ使う。
5.一週間待てない人は、酢を入れたら電子レンジで沸騰しない程度45秒程度?
  チンする。翌日には出来上がる。

健康のためにはお酢を飲むと良いとされています。
ところが酢は薄めても結構酸っぱくてツライ。黒酢はマイルドだが高い。
そこで何有荘式柿酢・リンゴ酢の出番です。
リンゴは黄色い皮だとおもしろみがない。真っ赤なリンゴの皮を使うとリンゴ酢にほんのりと赤味が付き、とても高級でおいしそうになります。

このレシピは飲むための酢ですから、砂糖分が入っています。飲む時は水や湯で薄めて下さい。とてもフルーティーで飲みやすいはずです。
自分で作ると、市販品より上等と思えてきます。
砂糖が足りなければ足す、ヨーグルトと一緒にとか応用は各人で。

もちろん料理にも使えます。一番適しているのはフレッシュサラダ。
ポテトサラダにタラーっと垂らしても優雅な味に変わります。
トンカツなどにレモンの代わりになど応用自在。

柿が赤くなると医者が青くなる。ある人はリンゴが赤くなると医者が青くなるといいます。
柿もリンゴも季節の物は栄養がたっぷりなんですね。
原始人類は季節の物だけを食べて生き延びてきました。だから季節の物を食べるのが体にとって一番良いようです。そういう体のシステムなのでしょう。

  

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インフル対策にマスクは有効か

   
        画像はアサヒコム(09.05.11)より転載

5月初めの物々しい空港での水際検疫作戦が報道された時には、マスクが売り切れになるような騒ぎになりました。
カナダに修学旅行で行った高校生が感染し、せっかく持参したマスクを現地でしていなかったため、学校関係者がマスコミの餌食になっておりました。
引率責任者によれば「現地でも流行していたがマスクをしている人はいない。我々だけが集団でマスクをして移動すると奇異の目で見られるので生徒に強制しなかった」そうです。
この判断は常識的であると指摘したマスコミは当時ありませんでした。
マスクをさせなかったのが犯罪であるかのような追求ぶりでした。

最近になって話の流れが少し変わってきています。
国民生活センターの報告(09.11.18)によるとマスクはウィルス・花粉99%カットなどと表示されていても実際には隙間があくなどしてそれほど効果はない。
消費者庁も(誇大表示の恐れがあるので)表示内容の改善を求めるとしています。
さらに厚労省は新型インフルのマスクの使用について、
「症状のある人がせき、くしゃみによる飛沫(ひまつ)の飛散を防ぐためにマスク着用を勧めるが、健康な人がマスクを着用することで飛沫を完全に吸い込まないようにすることはできない。人混みの中に行かないのが感染症予防の基本」とする見解(インフルQ&A)を出しました。

つまり、マスクはたいして予防効果がないと言い始めたのです。
マスクをしていても感染する時はするだろということですから、あの高校が袋だたきに合う理由はなかったことになります。

米国疾病対策センターでは以前から「目が露出している以上、感染はふせげない。マスクの効用を過信し、手洗いがおろそかになる方が問題」と強調しており、英国でもマスクに科学的根拠はないとし、くしゃみをした後に(くしゃみを受けた)手を洗うこと、ティッシュを使ったらすぐに捨てることが推奨されています。

オバマ大統領就任式の時も、就任一年を祝う集会の時も、野外集会なのにマスク姿の人を画像から見つけることはできませんでした。
メキシコで流行した時は、日本と違うタイプの薄緑色のマスクを不器用にかけている人がたくさんいましたが、だれが指導したのでしょうかネェ。その習慣がないものだから、すぐにはずしてしまったと報道されていました。

マスクをするのはベトナム・中国・台湾・韓国・日本など東南アジアの特定地域だけでの習慣ですから、日本に長期滞在中の欧米系・非東南アジア系外国人にとってマスクをしろと暗に強制されるのは不可解・不愉快な体験です。
大使館スジからクレームでも来たのでしょうかネェ。
厚労省見解はいつのまにか米国の疾病対策センター見解に近づいていました。

欧米はマスクを予防法として全く評価せず、マスクをしないのが普通です。
しかし予防効果は別として、マスクをすると鼻やノドの環境を保温・湿潤に保ちますから、それなりに役立つと思っています。
特にわたしは口呼吸をしたり、ドライノーズなので口腔のケアが必要で、うがいやマスクと言った日本式予防法は結構気に入っています。

マスクを予防策として過信するな、それよりは手洗い・うがい。ドアノブの消毒。
なによりもインフルに負けない体力や睡眠、健康状態が大事ということでしょう。

補足:日本人がマスクしている光景が英国で報道され、東洋的なマジカルな方法として関心が高まっているという話がネットに載っていました。
 

インフル対策にうがいは有効か

 
        京都大学保健管理センターの研究結果

インフル対策としてマスク・手洗い・うがいが三点セットとして奨励されています。
京都大学保健管理センターでは2002年から2003年の冬季に北海道から九州まで全国の18地域で、ボランティアをつのってうがいの風邪予防効果を調査研究しました。

その結果は、しないより「水」でした方が良い。40%ほど罹患確率が減る。
イソジ○ガーグ○などでうがいしても、何もしない人と大差がなかった。
ヨード液がのどに常在する細菌を殺し、逆にウィルスの侵入を許す、あるいはのどの正常細胞を傷つけてしまうからだろうという結論でした。
詳しくは→ こちら

もっともイソジ○ガーグ○の発売元ではヨード薄め液でうがいを15秒、2回で合計30秒行えば口中のウィルスは死滅すると強気の宣伝しています。

◆正しいうがいの仕方
 1.最初に口の中を強くグチュグチュゆすいではき出す。
 2.顔をできるだけ上に向けてアーとかガーとか声を出しながら、
   またはそのつもりで口を開けてうがいをする。2回行う。計30秒。
 3.はき出した液が周囲に飛び散らぬように静かにはき出し、水道水で流す。

わたしは声を出さずにうがいする習慣でしたから、職場で妙齢の女性がガーガーっとやっていた時には驚きました。しかもドバッと勢いよくはき出すんです。気持ちよさそうに。これもまた習慣なんですね。
声を出した方がノドが開いて良いそうで、アーエーイーオーウーとやるとノドの様々な場所に異なった水流が当たり効果が高まるという人がいますが、本当かどうかはしりません。

ただの水よりもお茶が良いという実験報告があり、お茶産地・静岡県のある小学校では全校で実施されています。
紅茶が良いという人もいます。わたしは紅茶焼酎液を作り、薄めて使っています。
ともかく、うがい薬を買ってくるほどのことはないでしょう。

「うがい、うがい」とウルサイのは世界の中でも日本特有(かつて日本統治下であった台湾も)の予防法で、世界的に見ると奇妙な予防法です。
日本人の海外留学生が洗面所でガラガラやっていると、周囲がビックリし、「何をやっているのだ、アブナイ宗教的習慣か?」と恐れられたという報告をいくつも聞いたことがあります。

しないよりはした方が良い習慣ですから、わたしもしています。
うがいの効果が本当に高いならば日本発の予防法として世界中に発信したら良いのに…。
水うがいで世界中の患者数を40%も減らせるならば、お金もかからないし、なんとか医学賞ものですヨ。
 

トウキョウサンショウウオに会いました

   
          近藤立子さんの畑で

昨日に続き、有機・無農薬のおいしい野菜を追求している近藤立子さん(婦人之友社『無農薬でおいしい野菜』の著者)の畑を訪問した時のことです。
これが畑にまく堆肥です、とブルーシートをめくった時にトウキョウサンショウウオ(東京山椒魚)がノコノコと出てきました。急にシートがはがされたので驚いたのでしょう。

トウキョウサンショウウオは絶滅危惧種に指定されている両生類(カエルも両生類)で、水圏と陸上圏の両方に生きていく生物です。
山奥の清流ではなく、田んぼ+里山がある場所の小川などに産卵し、湿った枯葉の間や岩の下などに住み、関東地方と福島・静岡にたくさんいたそうです。
ところが今や東京では生息地域が数地区という現状です。

里山再生のボランティア活動をしているフィールドではコイツの卵を見たことがありますが大きく育った個体は見たことがありません。ボランティア仲間がつかまえたとか言っていましたが、わたしはうらやましく思ったものです。
今回、念願かなって初めて出会えました。
近藤さんの畑は里山フィールドから500mほど離れた所にあります。

近藤さんのご主人の軍手の上にいるのがトウキョウサンショウウオ。
体長10cm程度なので軍手が巨大に見えます。本人はかわいい顔をしています。
ヒゲのように見えるのは軍手のケバで、ヒゲなどなくツルリとした顔をしています。
写真を撮ったらもちろん堆肥に戻してやりました。

近藤さんの畑は水路から高低差(約3m)もあり、距離(約30m)もあるのですが、こんなところにもやってくるのかと驚きました。行動範囲が広いのですね。
堆肥が発酵して適度に温度があるので、越冬場所として選んだのでしょう。

大自然の生物が次々と絶滅の危機に瀕しているのは、この近辺では農薬のせいです。
田畑にまかれた農薬は田畑の生物を殺すだけではなく、水路に流れ込み、水生の生き物が死滅します。
二番目の理由は、水路がコンクリU字溝に「改良」されてしまったことです。このため産卵のとっかかりを失った生物は死滅していきました。
三番目の理由は、最新式の「乾田農法」です。稲刈りの後、水田の水を抜いてしまいます。そのため水田に卵を産み付けた生物は死滅していきます。
四番目の理由はどん欲で強力な外来生物の侵入です。水路にアメリカザリガニが侵入し、日本固有種が喰われて絶滅してしまいます。

幸いなことに里山フィールドでは自然の水路を保っています。
近藤さんの畑の側の水路は神社に隣接しており、これも自然なままです。
こういう自然のままの環境ではヤブ蚊もいますし、マムシもいます。
都会的で近代的で安全で快適な環境を求めることが、他の生物を絶滅に追い込むなどとは考えもしなかったことですが、事実はそのように進行しています。

自然を壊したのが人間ですから、自然を復元するのも人間の力です。必ずできると信じていますがなかなか難しいでしょうね。
 
 

近藤立子さんの有機・無農薬ダイコン

   
          雑草の中で青々と育つダイコン

婦人之友社の『無農薬でつくるおいしい野菜』という本をご存知でしょうか。
有機・無農薬で野菜を育てる入門書としてロングセラーになっています。
わたしも農業のまね事をするために買い求めていました。
その著者の近藤立子さんの畑が里山フィールド近くにあり、たまたま堆肥用の枯葉を採集に行った時にお会いしたので畑を見学させてもらいました。

まず驚いたのは大根の葉のみずみずしさ。元気に大きく葉を広げ、虫食いなんぞはありません。
化成肥料を使った大根の葉は濃い緑色をしていますが、有機の場合は葉の色がスッキリしているという特徴がはっきりと出ています。
この本が初めて出版されたのはかれこれ30年前になるのですが、その当時は有機でしかも農薬を使わないで野菜ができるわけがない、とかズルしているとか非難ゴウゴウだったそうです。
化成肥料会社から出版社に圧力がかかったこともあったそうです。

今は有機で野菜を作る人が増えてとても心強い、団粒構造の良い土ができれば無農薬で野菜はできますと断言しておられました。
近藤さんの肥料は枯葉・刈草・ヌカ・鶏糞などを使用しています。
小さな苗はカンレイシャ(寒冷紗)をかけて害虫から守っていました。.
ダイコンの畝には雑草が生え放題に生えていましたが、ダイコンがここまで大きくなれば雑草が悪さをすることはありませんとのこと。まるで緑の海の中でダイコンの行列がスクッと立っているような見事な景色でした。
虫がつく時はつきます。手で取り、落とした虫が大量の時はバーナーで焼き殺すとか恐ろしいことを言っていました。
近藤さんの畑は有機・無農薬の公的認証を受け、地元や東京にも安定的に出荷しているそうです。
とても話が上手な人で、次から次へと話題が出てくるので聴くのも大変でした。

わたしは生ゴミ・枯葉・刈草・ヌカを使っていますが鶏糞は使いません。その点で彼女とは違うのですが、そのことは言いませんでした。また家庭菜園で自家用ですから、販売などは考えていません。
彼女が販売・営業をしているのは、察するに有機・無農薬の伝道者たらんという意気込みからかと思います。
有機・無農薬でこそおいしい健康野菜ができる、それが営業的にも成り立つことを証明し、日本中の農家がこぞって有機・無農薬のおいしくて健康的で安全な野菜を提供し、それをみんなに食べてもらいたいのだという熱意を感じました。

最近は慣行農業(つまり化成肥料・殺虫剤散布農業)の人でどうしたらこのような立派な野菜ができるのか、教えてもらいたいと言ってくる人もいるのよ、と微笑んでいました。
時代は着実に進歩しているようで、うれしく思います。

 

真っ赤なクコの実の季節

   
        長径1.5cm前後

もうだいぶ前になりますがクコが健康食品として大ブレークしたことがありました。
その時のモテモテぶりとは裏腹に今はだれも見向きもしません。
ブッシュになるのでこの近辺では雑草・雑木扱い。刈り払われてしまうので赤い実を採集する場所も少なくなりました。
この実は鉄道線路の横の駐車場で、線路との垣根のようにして生えていたクコです。
このクコの垣根に警官が身を隠して、一時停止違反の車をつかまえます。
昼間は1時間に1本しか列車が通りませんから、バカにされている踏切です。それをねらってつかまえる訳ですね。

何有荘前のため池の土手のクコも刈り払われてしまいますが、春には元気に若芽を出します。夏の葉は虫に食われ、うどん粉病(カビ)が生えてとても食用にはなりません。
秋になるとまた若葉が復活しますが、葉を食するには春が一番。秋には他に食べ物が多くて、わざわざは食べませんネ。
若芽・若葉を摘んでよく洗い、少々の塩を加えて炊き込みご飯にすると最も簡単な「春の薬膳料理」となります。葉にはスジやクセがなく、ほのかな甘味があり、なかなかしゃれた菜飯です。
お客様用に作る時は、若葉をさっと湯がいて水にさらし、適当に刻んでおきます。
ご飯はお酒少々、塩少々、出し昆布入れて普通に炊きます。炊きあがったら若葉を混ぜ合わせて出来上がり。

クコの実は生で食べても甘くておいしいけれど、やや青臭く、粒々の小さなタネがたくさんあります。そうたくさんは食べられません。
普通は天日干しでドライフルーツにします。でも市販品のようになるまでドライにするにはかなり日数を要します。
和紙に包んで冷蔵庫に放り込んでおけば忘れた頃には結構ドライになっています。
ある程度ドライになっていれば半生でも使えます。
ドライのクコの実を炊き込みご飯にして、そのカレーライスは見た目が美しい。

それにしても枝にはトゲがあるので大量に実を収穫するのは苦労します。

酸っぱい野菜・ルバーブ

   
        直径1~1.5mに大きく育つ

戦後の「貧しい生活」を実感として知っている世代は土手の酸っぱいスカンポに郷愁を感じるとともに、スカンポをオヤツにするような時代には戻りたくないと思っています。
子どもの酸っぱい食べ物と言えば、竹の子の皮の中に梅干しを入れてチューチューすすった思い出もあります。
アラカン(アラウンド還暦)から上の年代の人々は昔を思い出す酸っぱい野菜が嫌いのようです。
だからかどうか知りませんが、酸っぱい野菜をスーパーや八百屋さんで見かけることは今までほとんどありませんでした。
アラカン世代の子どもたちも酸っぱい野菜を家庭で食べたことがなく、ようやく最近になって過去の体験とは無縁の若い人々から酸っぱい野菜が見直されるようになってきました。ルバーブもその一つです。かじるとひどく酸っぱい。

フランス・イタリア系の食材として外国かぶれの若い人々や、軽井沢に初めて行った人々から絶大な人気を博しています。酸っぱい野菜の印象が新鮮なのでしょう。

ルバーブは、蓼(タデ)食う虫も好きずき、の蓼科の植物で、昔懐かしのスカンポの仲間です。しゃれたスーパーで最近は茎がパック入りの高級食材として販売されていますが、スカンポは雑草扱い。売り場にはありません。この差がアラカン世代としては納得できないものがあります。

さてグチめいた話はともかく、何有荘では茎が赤くなる種類。ルバーブは茎だけを利用します。葉が少々バッタに食われても問題ありませんから気が楽です。
ともかくバカでかく育ちます。それだけ広い環境で伸び伸び育てないといじけて大きくなれません。ミントの隙間に育てた株は大きくなれませんでした。ミントに負けてしまいます。
茎を採集する時期は、その利用の方法によりけりでしょう。冬になると枯れますが、翌春になると復活します。葉がある時期はいつでも利用できます。

通常はジャムにしますのでそれなりの量が必要ですが、クッキーやケーキの素材などにするならば茎1本で足りると思います。
生で食べるにはルバーブの皮をむき、薄くスライスして水につけてアク抜きをしておきます。あとはお好みしだい。キャベツと合わせてトンカツに添えたりサンドイッチにしたり…。レタス・きゅうり・トマトなどの野菜とあわせてサラダに入れます。美しい飾りとなりますが驚くほど酸っぱいですヨ。
酸っぱいのだから砂糖漬けのオレンジピールみたいにできれば良いのですが、熱を加えるととろけてしまうので、それもなかなか難しい。

やはり砂糖を加えてジャムにするのが一番良いようです。透明感のあるスッキリした素敵なジャムになります。

 

インフル対策に室内の消毒を

   
        キッチンハイター、キャップ1杯の消毒液、スプレー

◆簡単消毒液のレシピ
500ミリペットボトルにペットボトルキャップ一杯の液体ハイターを入れて水で薄める。これでOK。漂白剤の成分、塩素系の次亜塩素酸ナトリウムには強力な除菌効果があります。

先日18年ぶりの同窓会があったのですが、出席予定のK君が急に欠席しました。家族がインフルになったので出席できないとのことでした。
大阪府知事も家族のインフルで公務を見合わせたそうですが賢明な措置です。
本人に症状がなくともすでに感染している場合、発症前日になるともう他人にインフルを伝播させる“感染源”になっております。
だからK君の欠席は残念だったけれどさすがK君らしい判断だと感心しました。

TVで、インフル・ウイルスに見立てた蛍光物質が一日でどれほど拡散するかの実験結果を報道していました。すごいことになっていました。
人混みに出ればインフル・ウイルスを付着させて帰宅することはまず間違いない状況のようです。
それでうがい・手洗いが重要なのですが、手を洗う前に触れた場所、例えば玄関ドアなどにはインフル・ウイルスが付着したままです。
家族に一人でも手を洗わない人がいた場合、室内はインフル・ウイルスがすでにあちらこちらに付着していると考えた方が賢明でしょう。

そこで表記の消毒液の登場です。
まな板、包丁、菜箸、布巾、水道栓、調理台、コップなどの除菌。トイレの除菌清掃。つまり食べ物が入るところと出る所はこのキャップ1杯の消毒薬。スプレーしてウエスで拭き取ります。

冷蔵庫の取っ手、ドアノブやスイッチ、コンピュータのキーボードやマウスなど指紋の付く所は全部。食事用テーブル。食堂や台所の床清掃などには、上記を2倍に薄めた消毒液でもOKだそうです。
あっそうだ、電気関係はアルコールに綿棒が適切でした。

新型野菜・アイスプラント

   
        直訳すれば氷の植物

画像ではよく判別できませんが、葉や茎の表面にキラキラとした水滴のようなツブツブができ、まるで氷結したような印象があるのでアイスプラント。
生でそのまま食べてみると味にクセがなく、やわらかく、ほんのりと塩味がします。
万人向けの上品な味で、たぶん野菜嫌いな人でもこれなら大丈夫でしょう。

◆アイスプラントの育て方
近くの産直販売店で苗を購入して育ててきました。
春に買った最初の二株は夏の暑さとナメクジ(?)にやられて消えました。
プランターに入れて育てたのですが土が悪かったように思います。重たい土でした。察するに日陰、風通しの悪い場所、湿った土が苦手のように思います。
あきらめられずに、またもう一株購入し、今度は目が届く一番手前のキッチンガーデンで育て、株元にはワラを敷きました。
ここは朝から晩まで陽が当たり、やや乾燥気味で風通しの良すぎる場所です。
ワラを敷いたのは葉が地面に直接触れるとそこから傷むようなので、それを防ぐ意味もあります。また水やりの回数が減らせます。
ネキリムシやヨトウムシが来るかどうかは知りませんが、そいつらが来ていないかどうか毎週観察し、ナメクジの這い跡がないかと気を遣ってきました。
どうやら場所を得たようで、何の異常もなく大きくなりました。

南アフリカ原産のサボテンのような多肉植物で、根から塩分などのミネラル成分を吸収するのでやや塩味がします。時々薄めの塩水をやるのがセオリーだそうですが、そんな物騒なことはしないでも育ちました。
薄い塩水を与えればもっとキラキラの粒々ができるそうなので、こんどはそうしてみましょう。
物の本によれば栄養もたっぷりで、生で良し、煮て良し、炒めて良しという万能野菜。歯に触る筋などないので生が一番良いと思いますが…。

一年草という話もあるくらい寒さには弱いようです。苗を購入した時はもう花が咲き種ができる時期を過ぎていました。このまま冬になったらアウトなのでしょうか。花も咲かず実もならずにアウトとは情けない。
サボテンのような植物ならば、鉢上げして暖かい部屋で過ごさせたら何とかならないのでしょうか。まだまだ元気なので越冬の工夫をしてみるつもりです。

 

秋の花・ワレモコウ

   
         里山のため池土手にて

ワレモコウを初めて見たのはまだ学生の頃、信州の高原を歩いている時に植物に詳しい先輩から教えてもらいました。その不思議な形と何とも言えぬネーミングが印象的でした。はかなくも高貴な印象があります。

千葉に来るようになり、そのワレモコウが平地に雑草として生えているのには驚きました。田のアゼ道や農業用ため池の土手に生えており、それは農家の人にしてみればアゼや土手を崩す“有害雑草“です。
容赦なくエンジン草刈り機で刈り払われてしまいます。
画像の場所も初夏に一度刈り取られましたが、数株が元気に復活しました。
毎年、刈られてしまうので年々その数は減少しつつあります。

ワレモコウは【吾亦紅】と書く場合が多く、この漢字の雰囲気が秘めたる恋や秘めたる情熱を暗示させます。
吾も亦(また)紅(くれない)なりとひそやかに  高浜虚子

地味と言えば地味な花ですから、こんな句もあります。
吾亦紅 さし出て花の つもりかな           小林一茶

地味でありながらよく見るとあでやかで芯が強いという印象から生まれた曲がスギモトマサトの「吾亦紅」でしょう。(作詞:ちあき哲也、作曲:杉本眞人)
この曲を知らない人は 「吾亦紅」 で検索をかけると無料動画サイト(You Tube)で聴くことができます。何年か前に大ヒットして紅白で歌われました。

しかし【吾亦紅】は後世の当て字で、吉田兼好は徒然草(139段)の中で秋のすぐれた花の一つとして【吾木香】と記述しています。
源氏物語巻42匂宮でも【吾木香】とありますから、こちらが由緒正しい。
木香(モッコウ)とは漢方での生薬の一種でワレモコウの根がそれに類似しているために名付けられたようです。

別の説に【割木瓜】があります。
木瓜とはキュウリではありません。キュウリは胡瓜です。
木瓜は漢字検定でよく出てきますが音読みで【モッコウ】、訓読みで【ボケ】
織田信長の家紋が木瓜紋・モッコウモン。
木瓜の実が割れたような形をした花だから【ワレモッコウ】だそうです。

というわけでワレモコウの名前の由来は諸説紛々。そうなるとオリジナルな新説も続出してきています。なんでもアリ。
  吾も恋う――私だって密かに恋をしています。
  吾も請う――私は本当は言いたいのです。○○してほしい。
  吾もこう――私もこのようにすっくと立って生きていきたい。

吾亦紅から始まって、どれもこれも捨てがたい説ですね。
どの解釈もみなワレモコウに似合っています。
それだけ人々の想像力をかき立てる姿形と名前なのでしょう。