柿酢・リンゴ酢

      

何有荘に遊びに来た若い同僚が、お礼にと言って「ハーブビネガー」をプレゼントしてくれました。
市販のお酢に、「セージ・ローズマリー・月桂樹・唐辛子・タイム・黒こしょう」 を漬け込んだもので、
「普通のお酢と同じように使って下さい。料理の味がとても引き立ちますヨ」
という話でした。

わたしは高血圧気味なので毎朝とはいかないのですが 「お酢を飲むと良い」 を実行しています。
でも結構これがハードなんですよ。難行苦行とまでは言いませんが。

ところが、このハーブビネガーは飲んでも辛くないんです。
サラダにしても何にしても。それですぐ真似をしてハーブビネガーを作りました。
何有荘でもハーブを育てていますから、買ったのはホール黒こしょうとお酢だけです。

お酢に目覚めて作ったのが画像の柿酢とリンゴ酢です。
本格的な方法はあるようですが
要するに梅酒と同じような作り方です。

リンゴ酢はリンゴをスライスして酢に漬けるだけ。
リンゴにワックスがかかっているかもしれませんから、それは温湯拭きしておきました。

柿酢はヘタと種を取り、ジューサーにかけて酢を加えます。
皮もむかず、洗いもしません。皮に着いている菌が重要なのだそうです。
ジューサーにかけたのは失敗でした。
後始末が大変です。液体と固体とを分離するのに手間取りました。
細切れ程度に納めておくべきでした。

リンゴ酢はピンク、柿酢はオレンジ。

飲んでみたのは柿酢。マイルドで柿の味もほのかに残り、栄養もたっぷりだそうです。
これなら毎日、手作り柿酢ドリンク (単に水で薄めただけ) をいただけそうです。

リンゴ酢はもう少しエキスが出るまで保管しておきます。

それにしても、お酢ってマジック(魔法)のように多彩な姿をとることを学びました。
色々なお酢があるのは、色々なお酒があるにと同じように楽しく嬉しいことです。

ドリンクにしたお酢を家内に勧めると、「わたしは高血圧ではない」と断ります。
でも料理にには使います。
和風・洋風・中華風、どれにでも使えます。お試しあれ。

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まだまだゴーヤカーテン

   

バッチリ西日が当たる西壁に沿って棚も作り、グーリンカーテンにしてきました。
ゴーヤとハグラウリと琉球朝顔が脈絡なく育っています。

今年は苗の植え付けが遅かったためか、育ちが悪く、今頃になってゴーヤが実をつけています。

もっとも昨年はどれも育ちが良すぎて、ジャングルとなり、大風の日にネットごと倒れてしまい往生しましたから、これくらいの育ちで、まぁ気が楽です。

◆近所のおばさんにほめられたゴーヤ料理(3人分)
ゴーヤ(中)は縦半分に切って種を取り、8mm程度にスライスして水に浸けておく。
ジャガイモ中3個も同じ程度にスライスし、手間を省くためにチンする。
ブロックベーコン(半分)を拍子木切りにする。

フライパンにオリーブオイル、バターを適量入れて強火。
水を切ったゴーヤ、ジャガイモ、ベーコンを入れて炒める。
砂糖大さじ1、醤油を回しかけ、塩少々で味を調える。

ゴーヤに着いていた水分、ゴーヤから出る水分があるから数分蒸し焼き。
焦げ付く前に火をとめる。
最後に大事なポイント→お皿に盛った料理が隠れるほど鰹節をかける。

懇意にしている近所のおばちゃんにお裾分けをしたら、翌日、里芋になって帰ってきた。ありがたや、ありがたや。
おばちゃん曰く、 「ゴーヤは食べず嫌いだったけどちっとも苦くないねぇ。」
作り方教えてよ、ときたもんだ。
ホイホイと嬉しくなっても、うれしさを隠してさりげなく説明しました。

おばちゃんはリップサービスではなかったんです。ウチのゴーヤを2本持っていってくれましたから。
プロ農家のおばちゃんにウチの作物を差し上げるなどと言う、恐れ多いことをしてしまいました。

要するにジャガイモベーコンにゴーヤが入っていて、醤油の甘煮味付けという感じです。

ゴーヤチャンプルよりずっとおいしいこと請けあいます。

ケールの青汁

    

写真は庭のケールです。かなり虫食いで無惨な姿ですが、青汁にして飲みました。

このケールは知人から種を頂き、5月に播いたものです。
芽が出るとナメクジにかじられ、少し大きくなるとモンシロチョウの幼虫(青虫)に食べられ
ようやく大きくなると、今度はバッタの餌場になると言う、それはもう苦難の歴史を歩んだケールです。
それにもメゲず、ここまで育ったケールの成長力に驚いています。

週末農業ではなかなかケールの面倒をみてはいられません。
困ったことだと思いながらも、その実ほったらかしでここまで大きくなったのです。
せっかくこれだけ育ったのに、もうダメだ、枯れるのを待つ、というのでは気の毒です。

青汁にしてこそケールの本分が全うされます。
それで葉をちぎり、穴を避け、良さそうなところを選んで青汁にしてみました。

飲んでみるとソフトな喉ごしで、かなりいけます。
「マズーイ、もう一杯」などということはありません。
これが自然な味、自然の力というものでしょうか。

わたしは満足しました。ケールも喜んだことでしょう。
ケールの成長力を考えると、まだもう少しケールの青汁を楽しめそうです。

栗拾い・栗ご飯

       
この栗はタダで仕入れた栗です。
知人の土地に栗の木があり、当分は家を建てないから適当に利用して下さい、と有り難いお言葉を頂戴していますので、もう良い頃だと思って見に行ってみたら正解でした。

バサバサと枝を揺するとイガが落ちてきます。それが食べ頃のイガ。長靴でイガを押さえてセンババサミで何とか栗を取り出します。ピカピカの栗がゲットできます。軍手は木綿ではなく、できれば革製がいいと思います。

栗の皮むきは家内の仕事。取り立ての栗は鬼皮も渋皮もむきやすいと言っていました。市販の栗は収穫から時間がたっているので乾燥し、本体と密着していてむきにくくなってしまうのでしょう。

世に「栗の皮むき器」なるものがあります。なかなか良いという人がおりますが、まだ使ったことがありません。良い物なら買っても良いのですが。

さて今晩の夕飯はもちろん栗ご飯。それとサンマの梅煮、1尾78円。それに私の手になる「ゴーヤとジャガイモ・ベーコンの炒め物」。もちろんゴーヤはグリーンカーテンにできたものです。
千葉の里山で暮らしていますと本当に幸せだなぁ思います。

手軽な発芽玄米

お殿様は白米を食べていましたから、白米の方が玄米よりおいしいと思う方がたぶん、正解でしょう。
明治時代、白米を食べさせるといって徴兵制を実施したそうです。
北朝鮮のキム・ジョンイルの父、キム・イルソンは「国民みんなが白米を食べられることを約束する」と言ったそうです。

白米を食べられるということは、極貧生活からの脱出を意味していた時代がありました。
ところが日清戦争で白米の欠点が明らかになりました。
日本軍兵士に脚気(カッケ)という病気が蔓延したのです。

この病気は江戸時代から知られていました。
地方の人が江戸に行くと白米を食べる機会が多く、江戸病ともいわれました。

そうです。白米には食物として完全ではありません。多くの副菜を必要としています。
庶民は、ドカメシにウメボシ(日の丸弁当)だったのです。
それほど白米はウマイのですが、その欠点を殿様は副食でカバーし、庶民はカバーできませんでした。

玄米は「完全食」と言われるほど栄養バランスが良いそうですが、消化が悪く噛むのに苦労します。
現代人はみんな殿様ですから、固すぎるご飯は嫌いです。

近年は玄米も見直されてきました。我が家も玄米精米機を買って色々ためしました。
でも最近は精米機の出番が少なくなりました。

玄米を精米せずにそのまま頂くことが多くなったからです。

その秘密は「発芽玄米」にすれば食べやすくなるという経験です。玄米は水を吸いにくく、白米は吸いやすい。
玄米を柔らかくするために1日~2日ほど水に浸します。そうすると玄米は発芽の準備を始めます。
白米は「死んだ」米なので水に浸けても決して発芽しません。

胚芽部分が膨らめばOKです。芽がでなくともいいのですが画像ではいくつか芽が出ています。
この状態で炊飯器で炊きます。
白米よりはずっと噛みごたえがありますが、最近は白米の噛みごたえのなさが気になるようになりました。

玄米に慣れない人は、この発芽玄米を白米1合に対して大さじ1~2杯程度白米に混ぜれば良いと思います。

「白米+そのまま玄米」で炊飯すると、水分の吸収率の違いからやや違和感があり、長続きしないかもしれません。
我が家では玄米の固さにも慣れ、白米の歯ごたえのなさに逆に違和感を感じますが、それは生活習慣の差です。
白米ご飯だと「オー 目がくらむ」などと魚柄仁之助さんの真似をしています。

発芽玄米ご飯にすると納豆ご飯でも、ガガーとご飯をかけ込むことがなくなり、よく噛まねばなりません。それは食事を楽しむためには良いことだと思います。
またよく噛むと唾液が出ます。唾液をたくさん出すのは医学的に良いことだそうです。
よく噛むこと歯茎が丈夫になり長生きできるそうです。

長生きなんかはしなくとも良いけれど、歯が痛くて死にそうになるとか、総入歯になるのはちょとねぇ、今の所は。
そこで結論。玄米は栄養バランス抜群で、健康にも良い。

発芽玄米にすると、栄養効果が高まり、噛みやすくなる。
庶民は「殿様の生活」を理想とせず、庶民の智恵で生きるるべし。

お化けキュウリ

2週間ほど何有荘を空けていたら庭にお化けキュウリができていました。

下にあるのが、通常サイズで、お化けは、長さ40cm・太さ直径6cm。ヘチマサイズです。
部分的に黄色くなっているお化けは捨てましたが、これはみずみずしい。

それで収穫し、試しに切ってみると、スもまったく空いてなくおいしそうなのです。
食べて見ました。
食べられるんですよ。しかも、おいしく。信じられないでしょ。
家内が、皮をむいて、薄切りにして塩で揉み、甘酢で仕立てくれました。
自分でも信じられません。
食べきれないのでまだ冷蔵庫に半分残っています。

もしかしたら、無肥料放任栽培が、キュウリの根性を目覚めさせたのか。
いやいや、理由は解りません。
でかすぎたら捨てる--そう単純に考えない方が良いと学びました。

虫がかじったスイカ

              

このスイカは年輩のプロ農家のおじさんから頂いたスイカです。
我が家まで来て、

「これねぇ 売り物にならんのですよ。ちょっと表面を虫にかじられたから…
中身は心配ありません。おししいですよ、食べてください」

というわけで、ちゃっかり頂きました。本当においしいスイカでした。ありがとうございます。

でもこれじゃ農家さんはもうかりませんね。
タダとか安いとかいうのは 消費者にとってはうれしいのですが
消費者と農家が共存できるシステムを作らないと
日本から農家が消えてしまいます。

出荷できないとか、出荷すると赤字になるとか、そんなのはおかしいと憤慨しつつ
おいしく頂きました。

それではあまりにも調子よすぎると反省し、
翌週、「この前のスイカおいしかったですよ。今日は一つ売ってください。」
と1000円札を持ってお宅まで押しかけました。

そうしたら、特別大きなスイカ(都会のスーパーで2000円レベル)を出してきて、「これで」といいます。
それではあんまりだ、もう少し本当の売値で売ってくださいヨ、と頼んだら
「ではお代は頂きます」と言って
カボチャを一つオマケに付けてくれてしまった。

値段に比べて大きすぎるという意味だったのに誤解されたかなぁ。
それともご近所さんからお金はもらえないという意味なのかなぁ…。
何度か押し問答の末に押し切られてしまった。
少々すっきりしなかったけれど またまた厚意に甘えてしまった。

何か恩返しを考えなくちゃ。