★キッチンとガラス磨きのエコ掃除

炭酸
    左=最近はやりのセスキ炭酸ソーダ、 右=重曹

昔は何でも雑巾とバケツ。
きつめに絞った雑巾で雑巾がけや、あらゆる拭き掃除をしたものですが、最近は100均で優れたグッズが購入できます。

重曹はNaHCO3で炭酸水素ナトリウム。別名が重炭酸ナトリウムまたは重炭酸曹達(ソーダー)。
重炭酸曹達を略して重曹。食品添加物であったり、エコ洗剤で大活躍しています。

近頃、エコ洗剤の新手として人気上昇中がセスキ炭酸ソーダ。
炭酸ナトリウムNH2CO3と炭酸水素ナトリウムが1:1で構成されているそうです。
5年前と比べると今はずいぶん安くなりました。

どちらもアルカリ性の化学物質ですが、カビキラーほど危険物質ではありません。
ちょいちょいと使う分にはゴム手袋なんて面倒だからしません。

重曹は水に溶けにくい。お湯で溶かす方が良い。
お湯500ccにスプーン少1程度。たくさん入れても後で粉を吹いてしまいます。
溶けにくいのでゴシゴシと磨き粉効果がある。鍋の焦げ付き、茶渋落としなどに利用。
窓ガラスは重曹水+T字型ワイパーが一番簡単。これが一番ピカピカになります。
玄関の姿見鏡も重曹水が良いでしょう。

セスキの方がアルカリ度は高く水にも溶けやすく、重曹よりやや強力です。
使い方は袋に書いてあるけれど、水500ccにセスキにスプーン少1。
こちらはキッチンの油汚れ、つまり換気扇やコンロ、グリルなど。
ひどい場合はスプレーしてラップして1時間。ゆるんだらボロ切れ(ウェス)でぬぐいます。

セスキは手垢の汚れ、泥汚れ、シャツの襟首・袖口の洗濯にも使えます。
床掃除にも使えます。
つまり重曹よりも高機能なので人気が出てきたのだと思います。

それにしても、まぁ覚えきれないというか、書いていて嫌になりました。
昔みたいにバケツに雑巾でいいじゃないか…。

そのバケツにちょっとばかりセスキを入れれば高能率で
そんなおっかない薬品はイヤだという人は(それは誤解ですが)重曹にすればよい。
それで少しは能率が上がります。

台所用洗剤だって手指がひどく荒れる人がいます。
重曹もセスキもそう強くはありませんがアルカリ性です。
扱っていて手指がヌルヌルしてきたなぁと感じたらすぐ洗い流すか、最初から手袋をしておいた方が良いでしょう。

年末年始は大忙し。でも大忙しをするから人生にメリハリが付きますね。
年神様をお迎えしたり、親族が集まったり――しゃっきりとお客様をお迎えしたいものです。


 
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★100円グッズで風呂場の鏡の大掃除

掃除グッズ
  左から激落ち君、ダイヤモンドパッド、スプレー、T字型ワイパー、お酢

大掃除の季節です。
できるだけ手間をかけないで、きれいに仕上げたいものです。

風呂場の鏡
風呂場の鏡が曇るのは二つの理由があります。第一に浴室と鏡本体の温度差による結露。二つ目は鏡表面の汚れによる曇り。

どんなにきれいな鏡でも鏡が冷たすぎると結露します。それは冷たいビールを入れたコップの表面が結露するのと同じ。
したがって鏡を暖めれば解決します。高級・高価な洗面所や浴室の鏡の裏にはヒーターが付いており、スイッチオンで曇りが取れます。
そんなのが付いていない何有荘の鏡は何回かお湯をかけるか、お湯に浸したタオルを張り付けて鏡を暖めます。
すぐタオルが冷えてしまうのは、それだけ鏡が冷えているからです。何回かお湯タオルを張り替えれば解決します。

面倒なのは鏡表面に付着した汚れ。この汚れに浴室の水分、湿気が付着して曇ります。
主に体を洗った時の石鹸カス、皮脂カスですから、水に漬けた激落ち君で丁寧に磨けば落ちます。

劇的に落ちるのが100均のダイヤモンドパッドで、これも水に漬けて鏡の表面をくるくる回しながら磨くと、汚れにひっかかる抵抗感と抵抗音がして汚れが落ちるのが実感できます。
力を入れすぎると鏡の表面を傷つけてしまうので、ほどほどに。
汚れが落ちたらお湯を流してT字型ワイパーできれいにしておきましょう。

化学的な方法で汚れを浮かしてから、きれいにする方法もあります。
100均のお酢で十分です。お酢を100均のスプレーでスプレーし、100均のラップを1時間ほどして汚れを浮かし、後はそのラップを丸めて、あるいは激落ち君で磨けばOK。

お酢でなく、クエン酸があればお酢を買うことはありません。
掃除用クエン酸も100均に置いてあります。

撥水性の被膜を鏡に塗る方法も試したことがありますが、
汚れがひどくなる前に、こまめに掃除する――のが王道だとつくづく思います。
お風呂から出る前に、壁や鏡にお湯をかけ、T字型ワイパーで水を切っておくことをお勧めします。

クエン酸は、酸ですからアルカリ性物質に反応します。
だから水垢、石鹸カス、アンモニア臭――台所シンク、風呂、トイレの大掃除に使います。
電気ポットの底にできる水垢にも効果的です。
ただし、酸ですから後処理として水で流しておかないと錆びることがあるそうです。

実は家庭の汚れの70%は重曹で落ちるそうで、重曹も100均に置いてあります。
押してダメなら引いてみな、と言いますが、クエン酸でダメなら重曹を使うのも手です。
コーヒー茶碗や電気ポットの渋は重曹を磨き粉のように使っても落ちます。
ひどい汚れは重曹で磨いてクエン酸をかけるとジュワジュワ発泡して汚れが取れる場合があります。

でもそんなひどい汚れは台所用泡ハイターを使った方が簡単です。
「混ぜるな危険」の強力物質ですが、たまには使ってもバチは当たらないでしょう。


 
 

★蚊取り線香・自動消火タイマー

ホチキスガチャ玉ダブルクリップ
   ホチキス玉     ガチャ玉     ダブルクリップ

蚊取り線香の渦巻きの長さって、伸ばすと75cmもあるんだそうです。
これで一晩、7時間半持つわけですから、10cmで1時間の見当になります。

1時間後に消したい時は10cm、30分後なら5cmを目安に消火器をセットします。
消火器って何?―――こんな小物が消火器として使えます。

  A.ホチキスの玉を1cmぐらい折ってかぶせる――おすすめします。
  B.ダブルクリップで挟む
  C.目玉クリップで挟む
  D.ゼムクリップを乗せる
  E.ガチャ玉を乗せる
  F.金属製洗濯ばさみで挟む――100均で売っています
  G.ヘアピンで挟む
  H.1円玉を乗せる―――これもおすすめです。

いろいろ実験してみました。どれもちゃんと消えました。
プラ製の洗濯バサミは少し溶けるので、火事にはならないだろうけどNG。
ゼムクリップを通した場合、少し火勢が弱まりましたが消えませんでした。
広げて挟むか、乗せればOK。大きなクリップなら「通す」でOKかもしれません。

目玉クリップやダブルクリップは重たくて線香がしなる。画像は「小」。
1円玉の代わりに5円玉、10円玉、100円玉でもOK。

ブタちゃんタイプの蚊取りなら、挟むタイプの消火器
平置きタイプの蚊取りなら、乗せる・かぶせるタイプの消火器が使いやすい。

蚊取り線香を缶で買うことがありますね。
そのフタをひっくり返せば、平置きタイプの蚊遣り器になります。
そのフタの端に蚊取り線香が当たるようにセットすれば、そこで線香は消火します。
この方法ならば、何の小道具も必要ありません。

なお、即、消火したい時は、燃え先にボールペンのキャップを押し込めば数秒で鎮火します。
ニッパで切り落とすと火先が転がり落ちて慌てます。
水でぬらすと次回使うときに湿っていたら不便。
でも、自動消火器を火先の直近にセットすれば、数分で消火します。

蚊取り線香は基本的に蚊を殺すというよりも、蚊を追い払うのが役目です。
蚊取り線香を使う場所は、屋外か、網戸のある窓際が原則です。

人間だっていぶされますからね。
締め切った室内で使うのは本来、NGです。

じゃー、室内はどうするの?――そりゃー、蚊帳ですよ、カヤ。
ところが現代社会では蚊帳はほぼ絶滅。
TVで宣伝している化学薬品系商品を上手に使う、最小限の利用が良いでしょう。


 
 

★暑さ本番、さてどうする(6)空気の流れ

扇風機
    キーキーいう古い扇風機はあきらめて、新しい扇風機を買いました。
    文字盤が大きく老人仕様? さすが新式、運転音はほとんどしません。


以前、青森の三内丸山遺跡を見学した時に驚いたことがあります。
縄文様式の巨大なかやぶき復元遺跡の内部は暗くて涼しいのに、隣の近代建築の明るい資料館はエアコンが入っているのに暑いのです。

夏の暑さをどうしのぐか――現代人よりも縄文人の方がずっと優れていると思ったものです。
その涼しさの秘密は、屋根も壁も分厚いかやぶき仕立てにしてあり、それが断熱材となって夏の暑さも冬の寒さもしのぎ、快適な室内環境を縄文人は維持してきました。

現代社会では“屋根も壁も分厚いかやぶき仕立て” は不可能ですから、それなりの断熱仕様が大切ですが、何有荘ではそれに加えて天井板をはらず、天井付近の空気は天窓から逃がすことにしています。

農業用遮光ネット、農業用ミスト、グリーンカーテンと散水 など工夫をして夏の日差し=蓄熱を いくらかでもしのいできました。

断熱と共に、人が涼しいと感じる二番目のポイントは風です。
都会地ではエアコンを入れ、冷えた空気の循環で快適な環境を作っています。
しかし、やはりエアコンは不自然で不快と感じることが多くなりました。

エアコンが嫌いで、エアコンなしの田舎暮らしでは、窓を開放して、熱くよどんだ室内の空気を外の空気と交換するのが一番ですし、それしか方法はありません。
その補助となるのが扇風機。

窓を閉め切ってちゃ、自然の風の流れを作れません。
網戸を背にして扇風機を置き、室内に向けてスイッチオンすれば風がない日でも外気を室内に取り込むことができます。

室内は外気温以下には下がりませんが、風が当たれば皮膚から体温が奪われ、涼しいなと感じます。
扇風機の前に濡れタオルや氷を置けば冷風扇になるとのことですが、面倒くさいのでまだしたことはありません。実際、どうなのでしょうか。

玄関ドアを開ければ、空気が大量に出入りすることが可能です。
玄関用網戸をはり、心配ならばドアチェーンで防犯すれば良いでしょう。

一日のうちで一番気温が下がるのが日の出時刻の前後です。
できれば夜明け前に起床し、窓を全開にしてすがすがしい空気を取り入れ、室温を下げる―――そんな暮らしをしています。

夜明け前に起きれば、小鳥の声が聞こえますし、カナカナカナとセミの声も聞こえます。高原の朝とまでは言えないものの、一日で一番気持ちの良い時間帯です。


 
 

★暑さ本番、さてどうする(5)グリーンカーテン

グリーンカーテン2
   西日除けのグリーンカーテン

西側隣家との境界は幅2m。その両側にアサガオやゴーヤ、そしてウマノスズクサなどが葉を広げています。

隣家が植えたレッドロビンが大きく育ち、この通路は日当たりが悪くなり、植物の育ちが悪くなりましたが、暑さ本番になるにしたがって背丈も伸び、ようやくグリーンカーテンらしくなりました。
緑は多ければ多いほど良いと思います。

夏の厳しい暑さを防ぐには建物本体を直射日光から守る必要があります。
だから、グリーンカーテンはできるだけ間口を広く、背丈を高く取るのが効果的です。

時々、窓(開口部)の前だけアサガオを飾っている家があります。
見た目は涼しいし、窓から差し込む日差しは防げます。
ても、建物自体が熱せられることを防げません。

建物とグリーンカーテンとの間は少なくとも30cmぐらいは離し、空気の隙間を作ります。
夕刻の水まきの時は、地面にたっぷり水をまき、地上の葉にも万遍なく水分を与え、植物が熱中症になるのを防ぎます。
するとぐったりしていた葉がしゃっきりと復活してきます。

言わずもがなですが、暑さ厳しき日中ではなく、夕方の散水がポイントです。
日中だと蒸発した水分で湿度が増し、かえって蒸し暑くなってしまいます。

グリーンカーテンが気温降下作用をもたらすのは、地面からの水分蒸発作用、植物体からの蒸散作用が大きいわけです。気化熱を奪うわけですね。
建物本体を日差しから守り、建物本体が畜熱し続けるのを防ぐ作用もあるわけですから、水遣りついでに、建物にも水がかかるようにしています。建物もついでに外側から水で冷やすわけです。

特にコンクリート擁壁やブロック塀、石垣やプロムナードなどは思い切り蓄熱しているので、散水してもアッという間に乾いてしまいます。たっぷり散水して冷やしてやりましょう。

そのためには水道水をすごく使いますが、多分、電気代よりは安いでしょう。
何有荘では下水のろ過水、あるいは雨水貯水タンクの水を利用して、少しでも水道代を節約するようにしています。
地元では、井戸水を利用している方も多く、うらやましく思います。