★食欲不振ならばお酢でさっぱり料理

手羽さっぱり煮
  手羽先とゆで玉子の酢じょうゆ煮

今の時期、蒸し暑かったり肌寒かったり、天候不順だと体調も狂い食欲不振になります。
そんな時、お酢の力を借りると食欲が増進します。
某新聞に載っていた杵島直美さんのレシピをほぼ丸ごと真似して作ってみました。

【材料】2人分
  ①鶏手羽先6本 ②卵2個 ③ニンニク一片 ④赤唐辛子1本 ⑤オクラ4本
  調味料 ①醤油大2 ②酢大2 ③砂糖大1 ④酒大1

【作り方】
  1.*手羽先は先端を切り落とし、裏側の骨に沿って切り込みを入れる。
    *卵はゆでて皮をむいておく。まだきらない。
    *ニンニクは半分に切り、芯を取り除いてつぶす。
    *唐辛子はちぎって種を除く。
    *オクラは塩ゆでにする。
  2.フライパンに油大1とニンニク、唐辛子を入れ弱火で香りを出す。
    鶏肉を入れ両面をゆっくり焼く。
    水カップ1を加え、煮立ったら調味料を加え、フタをして、中火で15分。
  3.ふたをとり、卵、オクラの順に加えて照りよく煮る。
    卵、オクラを食べやすく切り、手羽先とともに盛り付ければ完成。

ミツカンのCMを見ていると手軽でおいしそうです。
そんな商品を買わなくとも、家にあるものを使えば何とかなりそうなレシピでした。

最初が弱火なので精神的余裕があります。
水を加えたら中火でも沸騰するまで時間があります。その分、あせらないで調理できます。
結果としてじっくり煮込むので、鶏肉はとてもふっくらとして柔らかくなります。

アレンジはいくらでもできそうなレシピです。
メインの手羽先を手羽元に変えたり、その他の部位でも良さそうです。
付け合わせの野菜は冷蔵庫にあるもの、何でも良さそうです。
調味料に八角、オレガノ、黒コショウ、山椒など加えたら、などと考えるだけも楽しい。
レモングラスなど加えて煮るのも良いかもしれません。

6月24日(土)は旧暦でいえば、うるうの皐月のついたちでした。
もうすぐ7月とはいえ、旧暦ではまだ五月です。
五月の雨を五月雨(さみだれ)といのはご承知のとおりです。
関東ではまだ梅雨が続くと旧暦は教えています。

旧暦でも春分や夏至は太陽暦を採用しています。
すでに夏至は過ぎ、これからますます気温が上がり、湿度が高い時期になります。
そして7月19日からが土用で、梅干しを天日干しにする日々となります。
すると、その頃から梅雨明け、雨が降らない1か月=水無月だと命名されています。

エアコンのない何有荘ですが、酢の力や昔からの知恵を借りてなんとか乗り切ろうと思っています。


 
 
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★アンズ仕事(2)アンズの種から杏仁豆腐

杏仁割り
 左から殻をむいた種、アンズから取り出した種、100均のギンナン割り、ノミと金槌

一番大変な作業がアンズの種から真っ白な中身(仁)をとりだすこと。
種を1~2日、乾燥させ、力を込めてギンナン割りで割れば、何とか取り出せます。
大きな種は無理で、ノミを当ててハンマーで割りました。

後で調べてわかったことですが、種のなり口に小型マイナスドライバーを当ててハンマーでたたけばパッカリときれいに割れるといいます。
知るのが遅かった。力任せの作業で神経を使いました。

取り出した中身を仁といい、仁は薄皮をかぶっています。
これを楊枝を使って丁寧にはがします。これはするりとむけました。

真っ白な仁をつぶして細かくし、牛乳50ccを加えてフープロでガーッ。
杏仁豆腐特有の香りが強く漂います。
これを1時間放置して味と香りを牛乳に移したら、牛乳をこして使います。
杏仁液と名付けました。

◆杏仁豆腐の作り方

【材料】①杏仁液50cc ②水250cc ③牛乳200cc ④砂糖40g ⑤粉寒天4g

【作り方】
  1.小鍋に牛乳以外の全ての材料を入れ、よくかき混ぜてから中火にかける。
  2.常にかき混ぜ、とろみが出てきたら牛乳を入れ、沸騰寸前まで混ぜ続ける。
  3.ちょっと泡が上がったら火を止め、お好みの容器に移し粗熱をとる。
  4.冷蔵庫で半日置けば固まる。冷蔵庫保管。

スーパーに行けば杏仁豆腐も売っていますが、単なる牛乳羹だと感じる時もあります。
やっぱり手作りの本物は味も香りも違うなぁと自画自賛で自己満足。

     ※どうでも良い雑知識

杏仁ってなんと読みますか?
アンニンだと思っていたら、キョウニンと読んでいる人がいて驚きました。
確かに、杏子と書いてアンズですが、キョウコとも読めます。
杏林はキョウリンですし。

杏は樹木名で、その実が杏子。日本ではあまり区別せず、どちらもアンズと読んでいます。

中国からの留学生が日本の漢字を見て、まるで漢字の博物館だと驚いたといいます。
杏の音読みは、漢音でコウ、呉音だとキョウ、唐音ならばアン。現代音ならばシン。
漢字の博物館だというのもわかります。
昔の中国の発音がなまりながら日本語に残っており、日本人も区別に苦労しています。

昔、百済から倭国に漢字を伝えたのが王仁博士。ワニと読むと高校で習いました。
これは、王+仁=ワン+イン→ワニだったのですね。
これと同様に、杏+仁=アン+インでアンニンと読むのが普通だと思います。

ちなみに杏仁豆腐は中国でも杏仁豆腐。発音はXìngrén dòufu シンレンドウフ。


 
 

★長年の疑問が解決――ヒクイナの鳴き声

ヒクイナ
   まだ実物に出会ってないので、画像を転載 転載元→T/Hの野鳥写真-Ⅰ
   鳴き声は→こちら(YouTube)

谷津干潟に珍鳥ヒクイナが姿を見せたという新聞記事を読んで改めて調べ直してみました。
ヒクイナは水辺の夏鳥で、湿地帯の減少にともなって今や絶滅危惧種。
古くは単にクイナとよばれ、日本の古典文学にたびたび登場する「くひな・水鶏」は、画像のヒクイナを指していることが多い――のだそうです。

「夏は来ぬ」という佐々木信綱作詞の有名な唱歌があります。
その四番は
    楝(おうち)ちる 川べの宿の
    門(かど)遠く 水鶏(クイナ)声して
    夕月すずしき 夏は来ぬ

なにせ明治時代の国文学者の歌詞ですから、現代人には意味不明のことが多い。
楝(おうち)とは、夏に薄紫色の花をつけるセンダン(栴檀)のこと。
いすみ市でも時折見かける樹木です。(双葉より芳しのセンダンとは別種)

古くからクイナの鳴き声は、夜中、誰かが門をたたく音に似ていると親しまれてきました。
どんな鳥なのか、どんな鳴き声なのかとずっと思ってきました。

大正堰には冬が近くなるとクイナの仲間のオオバンが来ます。
水面を泳いでいる時、水辺を歩く時、首がひょいひょいと前に出ますから、ニワトリの歩き方に似ています。
それでクイナを水鶏と書くのかと納得したものです。

それはそうとして、クイナの声がするから、もう夏が来たのだというのが四番の歌詞です。
最近はネットが便利で、クイナの鳴き声も検索できます。
でもちょっと門をたたく音には聞こえないなぁと思ってきました。

昔の人はクイナというけれど、本当は、ヒクイナのことでした。
ヒクイナの声なら、何有荘に転居してから明け方まだ暗いうちに度々聞こえてきました。
  ヒョン、ヒョン ヒョン ヒョン と鳴きます。 

ヨタカに似ているけれど、ヨタカがいすみ市にいるなんて聞いたことがありません。
いったい何だろう?と前から疑問に思ってきました。
それがヒクイナ(緋色のクイナ)の声だとわかり、安心しました。

今年も約一か月前から鳴いています。
ホトトギスと同じく夏鳥ですから 「夏が来た」にふさわしい鳴き声です。

断続音が連続しているけれど「戸を叩く音」とはやはり少し異なります。
バードウオッチの達人によれば、戸を叩くような音で鳴くこともあるそうです。

そしてヒクイナは絶滅危惧種の中でも最重要保護生物だそうで、大正堰とその隣の新堰に渡ってきているとはびっくりです。
そこは荒れ地ではなく 貴重な自然環境でした。


 
 

★アンズ仕事(1)アプリコットジャム、コンポート風

アンズアンズ2
   左=採集してきたアンズ      右=カットして砂糖漬け
     
【材料】  ①種を除いたアンズの重量1kg ②氷砂糖500g ③水100cc

【作り方】
  1.なり口を取り除き水洗いしてキッチンペーパーで拭いてから乾かす。
  2.アンズは皮付きのまま溝に沿って包丁を1週させ、半球をひねって種をはずす。
    巨大なアンズは4等分する。
    傷んでる部分は切り捨てる。
  3.消毒した梅酒用のビンにアンズと氷砂糖を交互に入れて3日間冷暗所で保管。
    白砂糖でもザラメでもキビ砂糖、グラニュー糖でもお好みで。
  4.生でも食べられる実だが軽く火を通したい。氷砂糖が溶けきってなくとも気にしない。
    炊飯器に水100ccを加え、保温で6時間。型崩れしないできれいに仕上がる。
  5.タッパーに入れ冷蔵庫保管。
    見目麗しくないのはよけてアプリコットジャムに再利用。
    余った液体はアンズシロップとして、ソーダ―水割りなど夏の飲み物にどうぞ。

毎月活動の舞台にしている里山にはアンズの樹が多数植えられています。
ところがあまり利用されていません。
それで先日、採集に行きました。

大小さまざま1.3kgもとれました。大きいのは直径5cmもあります。
でも手入れがされていないので肌荒れがちょっと目立ちます。やむえず一部カット。
しかし、見てくれよりもおいしければ良いのです。

本当のことを言うと、アンズの種で杏仁豆腐を作りたいからアンズの採集に行ったのです。
だから、アンズコンポートは杏仁豆腐の副産物みたいなものです。
房総ではアンズは農産品直販所に出ていないから、ここのアンズは貴重です。

昔は夜店のアンズ飴。駄菓子屋のアンズボー。
きっと合成甘味料、合成着色料ゴテゴテの商品だったのでしょうが、懐かしい味です。
だから大人になり、アプリコットジャムというしゃれた名前で、洗練された味のジャムとアンズとがなかなか結び付きませんでした。

今、手元にアンズが手に入り、なんとなく完成品の目標はアンズ飴のアンズ、アンズボーのアンズが目に浮かんでしまいます。


 
 

★最近買った優れもの――珪藻土の除湿スティック

カラリ
   商品名、『カラリ』。1cm幅、5cm長、4本で300円。

キッチンの砂糖や塩はポットの中で塊になりがちです。
このスティックを1本、2本入れておけば、砂糖も塩も固まってしまうのをかなり防げます。

『カラリ』は四角いプレートとか、いくつかタイプがあり、消費者の使い勝手を考えています。
珪藻土ですから、汚れたら水洗いが効きます。
湿気を吸い取り、目いっぱいになれば日光に干せば回復します。

珪藻土のスプーンとか、珪藻土のポットなども最近は売り出されていますが、ちょっと高価。
安価な画像の商品でとりあえず満足しています。

★最近、何有荘前によく来るシジュウカラ
         シジュウカラ2

見上げて撮ったから、全体像が良く分かりませんね。正面横向きです。
スズメとほぼ同じ大きさで、頭と首が黒。そして首から腹の真ん中にかけて黒い模様。
この模様を「黒いネクタイ」と称します。
頬は白。羽は緑色がかった白黒でなかなか美しい。

都会地でも緑のある公園で良く見かけ、川崎に住んでいたころからのおなじみさんです。
ツピーッ ツピーッ ツピーッと良くさえずります。
小鳥にも縄張りがあり、昨年まではほとんど見かけなかったのに 最近よくやって来ます。

200mほど離れた電線には数十羽のムクドリがよく止まっていて、かしましい。
あの集団はいつもそこどまりで、何有荘前には来ません。
集団でやってくると迷惑なので、縄張りを拡張しないようにと切に願っています。

シジュウカラの仲間にはコガラ、ヒガラ、ヤマガラがいます。
このうち、ヤマガラのお腹は赤くて、一番の美人のような気がしますが、あまり見かけません。
もう少し山林ぽい場所が好きなのでしょう。

今、一番大声で鳴いているのはオオヨシキリ。
姿が見えないけれどウグイス、コジュケイ、ホトトギス。
今年からシジュウカラが加わり、にぎやかになりました。

何有荘前の大正堰には、天気が良いと海岸方面からアジサシという白い鳥が飛んできて、狙いをすまし、ダイビングして魚取りをします。
今日は雨模様なので来ていません。かわりにツバメが超低空飛行で飛んでいます。
今日はこれから大雨になるとの予報でした。
昔からの言い伝え通り、「ツバメが低く飛ぶときは雨」 です。